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彼が電話を掛けに行った5、6分後くらいに見覚えのある3人が僕らのいるコーナーに入ってきた多分、心配で追いかけてきたのかな?(分からないけど)店内の彼の姿を探してるように見えた僕らの顔は憶えてないようで近くに来ることはなく入り口近辺のコーナーを見ている「拙いな・・・彼奴に戻らないように言うか・・・」池田君がぼそっと呟く確かにまた話しかけられたらちょっと可哀想だよな・・・「それが良いと思う」僕が答えると内田も大きく頷いた「ラインす
母の従兄弟の中でも彼は一番野心のない人で母の良き相談相手だったはずそれでも連絡先を教えることに反対した母つまりは・・・彼の娘も・・・櫻井本家の嫁候補の一人って事だだから後を追いかけてきたう~ん・・・考えすぎかな・・・単純に東京土産を買いに来たと考えた方が妥当かな・・・祖父に宣言してるから表立った動きはないと思うけど水面下で・・・動いてるだろうな・・・さっき4人で写真を撮った場所に移動して椅子に座り夏の日差しを受けてキラキラ輝く海面を眺
母からの遠回しの忠告で声を掛けては来ないと思うけれど万が一と言うこともあるこれ以上、二人に気を遣わせたくないどうしたらいいんだろう・・・その前に、池田が遅れてきた理由を聞かないとな・・・「お土産はホテルに帰ってから見せるよその方が楽しみだろ」君が満面の笑みを浮かべて俺の顔を見つめた多分、凄く気を遣ってくれてるそれが分かるから申し訳ない気持ちでいっぱいになる「それいいな・・・次の観光先でもそれぞれ何か買おうよで、ホテルで見せ合うの」
注意:櫻葉小説です。〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜45分間、ゲーセンで遊んだ。そしてやっとカフェに向かう。しばらく歩いているうちに海沿いに出た。波音が心地よく響いてきて潮の香りが嫌悪感なく鼻に居座る。歩く内に自然と流星と斗真が前の方を歩いていて俺と風間が後ろを歩いている形になった。「相葉」「ん?」「さっきの通話……」「通話?」「カラオケボックスでの……」「は?……お前に関係ないだろ」「お前さ……」「なんだよ」「クスリ買ってんのか…?」「!」こいつ
呼び止められた池田君・・・振り向かないで傍を離れたからはっきり誰かは分からなかったけど若い女性だった多分、彼がおじさんと呼んだ人の娘さんだ彼を探してるのかな・・・彼が置かれている状況を目の当たりにするとお互いの気持ちだけではどうにもならない事もあると思ってしまう「大変だな」内田がチラッと後ろを見て呟いた「やっぱ、櫻井の事かな?」「流れから見てそうじゃないかな?」分からないけどって顔をしたけどそうだよな・・・「そう言えば、さっきの