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危険な目に遭う事すら覚悟して、自ら俺の盾になったお嬢俺はと言えば、常日頃お嬢は分かり易いと思っていたくせに、『彼』つまりチャンミンが彼なりに、ヤクザの息子らしく考えていた事を何も気付いていなかった俺はお嬢の用心棒で、身体を張って護らなければならないのに、逆に身体を張って護られてしまった「ヒーローは何も言わずにヒロインを守ってみせるでしょ?それと一緒」「ああ?ヒーロー、だとかヒロインだとか…一応聞くが、ヒロインは誰だ?」「ユノ♡決まってるだろ」おかしな媚薬を流通させていた台湾マフ
結構遅くまで飲んだから目が覚めたのは、すっかり陽が昇った後ちょっと二日酔い気味デジタル時計の表示は10時15分ゆっくり起き上がると頭が痛いまさに二日酔いの症状なんか大事なことを忘れているような・・・大欠伸をして部屋を出た内田はまだ寝てるみたい起こさない様にそっと浴室に向かい軽く汗を流した後冷蔵庫から水を取り出した「ふあ~・・・あれ、もう昼?」髪の毛ぼさぼさ状態の内田君がゆっくり体を起こして窓の外に視線を向ける「ああ、もうすぐ11時になるな・・・
BL妄想(ジョングク×ジミン)です苦手な方は閲覧ご注意ください「誕生日を君と」第1話→こちらから☆SideJM「ひったくりを追いかけたの?」僕の言葉を聞いた途端、ジョングクの顔が驚きの表情に変わり、徐々に眉が寄っていく。ああ、まずい…心配させちゃったかな…「これ、そいつにやられたんですか?」「違う違う、大丈夫…おばあさんがひったくりにあって、犯人を追いかけてるときに路地で何か物に当たったんだよ、たぶん」ジョングクは眉をひそめたまま、赤くなった僕のわき腹をそっと
蒼ちゃんが笑ってる凄く柔らかい表情でその横で嬉しそうに笑うのは緋~ちゃん不思議だけど・・・おいらが大好きだった光景(凄く懐かしいの)蒼ちゃんの透き通る声がより透明度を増し歌がキラキラ輝いてるここ庭に居る精霊さんが実体化する程力を持ってる大ちゃんの歌で咲いた花は光を纏って舞いながら空に向かって飛んでいくゲートの向こうに・・・5人の戦士はその様子を目を細めながら眺めてた「ちび、大ちゃんに手を振った?」「ううん・・・まだ・
大ちゃんが置いていったロケットペンダント蒼いのが俺で赤いのが副社長どうしてそう思ったかというとおチビちゃん(さとし)は蒼でしょう君は赤だからだ同じ名前に意味があったそれは過去を旅した時、理解したそう言えば・・・てんとう虫の二人も同じ名前だっけ?顔を合わせたことは有るけど話したことが殆どなかったから憶えていないう~ん・・・蓋を開けてみたが写真は入っていなかった・・・じっと眺めてると・・・懐かしい気持ちになるから不思議アンティークと言えば蒼ちゃん彼に
初めて出会った時から、何だか大物になりそうな予感もしていた予感が…では無くて、まあ成功するのか、それとも直ぐに折れてしまうのか…どちらに転ぶかなんて事は勿論分からなかったけれど「…チャンミンは凄いよ、うん」「え?何がですか?」スウェットパーカーとスキ二ーデニムに着替えたチャンミンは俺の前にやって来て上機嫌ちなみに、つい15分前まで俺達はここ…つまり、劇場の楽屋で抱き合っていたチャンミンは付き合う事すら俺と、が初めてセックスも勿論初めてだし、男なのに抱かれる、という負担が大きい行
BL表現を含みますので、苦手な方はスルーでお願い致しますm(__)m「.....はぁ」地下鉄から地上へ出る階段を上り、頭上高くそびえるビル群を見上げて溜め息をついたまた今日も僕の辛い一日が始まろうとしている重い足を引きずるようにして一歩を出すと、会社への道を歩き始めた脇の幹線道路をトラックや営業車がビュンビュン飛ばして走り、颯爽と僕を追い抜いて行くサラリーマンやOL達を横目に見ながら、どうして彼らはあんな風に生き急ぐのだ
春の花探しに忙しい分室チーフさとち平日は助手のお兄ちゃんが仕事の為紅玉さんの見習い店員(邪魔してるだけ)をしている朝から蒼い空が広がってお外に行きたくてうずうずしてるさとち入り口のドアを開けて何度も顔を出す「どうしました?」落ち着きのない様子のさとちに声を掛ける和也「おおちゃん・・・まだかなぁ・・・」「大ちゃんが来るの?」そんな話は聞いていないと首を傾げる「うん・・・たぶん・・・」お店の外の街路樹の辛夷ちゃんに用件を伝えて
再び暁殿に呼ばれた二人御簾があげられている事でさっき以上に緊張した顔をしていた「雅紀君、俊介君、立ってないで座って」二人が恐縮した顔をしておずおずと床に座る「正座は必要ないからね」「あ・・・・あの・・・御簾が上がってるんですけど大丈夫なのでしょうか?」戸惑いを隠せない様子で訊ねる俊介君「京都で会っているんだから今更、簾越しの必要もないでしょお茶を出したいところなんだが暁殿での飲食は禁止されているのでこのままで我慢して」雅紀君
鮨屋に居る間も携帯が気になって何度か画面を確認したその度お袋がクスッと笑ったけど深くは追及してこなかった(そこまで不粋ではないらしい)「若い頃は積極的だったのに年を重ねると臆病になるのね」どうやらお袋には、片想いだとバレているようだ「どうしてそう思うの?」的外れだよと言わんばかりの顔をして訊ねてみるとお袋が可笑しそうに笑って「恋人と呼ばれる相手がいたら家になんか戻って来ないでしょ夏休みはバカンスとか言って旅行に出かけるじゃない」言われ
ふたりの初めて編「生徒会長の秘め事」これで最終話です(またこのふたりは単発で登場予定です)成人指定です大丈夫な方はこちらからお願い致します↓生徒会長の秘め事6ランキングに参加していますお話のやる気スイッチになるので足跡と応援のぽちっをお願いします↓にほんブログ村
船長の制服を着て記念撮影同じ船に乗る方が4人での写真を撮ってもらった「こうやって写真が増えていくのって嬉しいな」一番の感激屋の内田が嬉しそうに笑う「4人の写真は貴重だよ自撮りだとうまく撮れないからな」僕も自撮りは苦手だどうやっても顔だけになってしまったり密着してても顔が切れたりするのでチャレンジをやめた写真って難しい・・・出航の20分前から乗船受付から伸びるレッドカーペットを歩いて乗船4階建ての大きなクルーズ船ざわざわした雰囲気はなく
気象系の(山メイン)妄想小説です実在する人物・団体とは一切関係ありませんBL的表現(18禁)を含みますご理解のある方のみお進み下さい智くんの心配をよそに…途中で復活したな♪凄く感じてくれてたから…良かったよ…今回はゆっくりお互いを想いながら出来たし…俺の下で羞じらいながらも…妖艶に乱れる智くんは最高だった…互いに登り詰めて吐き出した後は…そのまま眠るように堕ちた…ふと目を覚ますと…『…ん?…智くん…?』一緒に寝ていたはずの智くがいない…俺は…居たであろう場所に手を這わす…
正直なところを言えば、まめな方では無い飽きっぽいと友人には言われる事も少なくは無いそれはどんなものに対してもそうで、こと恋愛に於いてもそうだった誰かに夢中になった事も無ければ、一目惚れや運命、なんて言うものも信じていなかっただけど、ユンホさんと出会ったあの日から僕は変わった何かに必要以上に熱くなったり執着した事も無かっただけど、ユンホさんを二度目に見た時、絶対にこのチャンスを逃しちゃいけないって思った自分から動く事も苦手だから、今思い出しても恥ずかしいし…それに何より、無視した
「あのね、ユノ兄…」シートに体を預け、窓の外ばかりを見ているユノ。それでもグンスは体をねじり、ユノに体を向けて話した。「ユノ兄、僕…アメリカに行かされるかもしれないんだ…」「アメリカ?」「ガンホ兄に、僕がゲイだってことがバレた。ガンホ兄は僕をアメリカに追いやるつもりだ」「いいんじゃね?アメリカで暮らすのも悪くないんじゃないか?」「い…一緒に行かない?」「は?」「お金の事は心配いらないよ!ホラ見て!」グンスは、父に貰った10億ウォンが入った通帳をユノに見せた。
どさくさに紛れて触れた背中心臓がビクンと跳ねた気がしたまるで初めて恋をした時みたいな甘酸っぱい感情が込み上げてくる触れてる掌から鼓動が伝わったらどうしようそう思う反面、この鼓動が伝わればと願ってしまう恋とは相反する感情の同居レトロカフェの店内はかなり冷房が利いて暑さで火照った体を冷やしていく「いらっしゃい・・・珍しいね大ちゃんがお店来るの」愛想のいい若い店員が冷たいおしぼりを手渡しながら声を掛ける「今日は暑いから涼しい場所でご飯食べようって思っ
BL表現を含みますので、苦手な方はスルーでお願い致しますm(__)mソファに横たわったチャンスニをぼんやりと眺めながら、これからどうしようと考えていたまだ青白い顔をしているから、暫くはそっとしておいた方がいいひとまずテーブルの上にある飲みかけのグラスやおつまみの皿をキッチンへ運ぶと、できる範囲で片付けたそして再びチャンスニの傍に戻ると、苦し気だけれど美しい顔をじっと眺めた苦悶する表情すらも色っぽく見えてしまって、不謹慎だと思
中心部から少し外れると観光地とは思えないほど静かな街並み穏やかな時間が流れている「静かだな(笑)」「平日だからね」顔を見合わせて微笑み合う二人で歩くのも久し振り1年前はよく二人で散歩した事を思い出す「貴方と出逢ってからだよ」「なにが?」「散歩するようになったの・・・風が季節の匂いを運んでくることも木漏れ日がキラキラと降り注ぐことも」そりゃそうだ、何処に行くのも車歩くことも苦手だった(笑)「数百メートル先の店にでも車使ってたもんな
大ちゃんとの話が終わってスピーカーをオフにしてから師匠と少しだけ話をした「どんどん凄い話になっててちょっと吃驚してます」思わず本音を言うと電話の向こうの師匠も同じだったようで「だな、いきなり大ちゃんが出て来て吃驚したけど考えたら、あの人は神出鬼没だからそれが普通かと・・・」神様だから普通なのかな?いや、驚くよ・・・「師匠、そこは普通じゃないです慣れたらダメだと思います」「確かにそうだな(笑)でも、大ちゃんのお陰で国内旅行
どの道を選んでも先のない未来その中で唯一の光の道を選んだ皇子の判断と翔様の判断は間違って居ない俺だったら、やっぱり同じ道を選ぶきっと智君もそうだと思う二人の転生を願い待ち続けた智慈さんと真翔さんの思いその思いが奇跡を起こす一端を担ったのは間違いないと思う「一つ心配なことがございます」先ほどまで嬉しそうに笑っていた御前が居住まいを正し神妙な顔をして蒼灯さんの顔をじっと見つめる「心配とは?」「心配性の老いぼれでございますが確かめたいことがござ
BL表現を含みますので、苦手な方はスルーでお願い致しますm(__)m<TheviewfromChangmin>ユノさんから引き継いだ営業先を回っていると、そこはかとなく感じるユノさんの存在に嬉しい反面、寂しさも感じていたどこへ行ってもユノさんの話題が出ない日はなく、どれだけ人望が厚い人なのかと改めて思い知る事が多いそして、そんな人を好きになってしまったのだから、苦労して当然だと思った外回りから戻ってデスクに着くと、僕はまずユ
BL表現を含みますので、苦手な方はスルーでお願い致しますm(__)mごめんなさい!!!ラストをだいぶん加筆しました(汗)妻からの報告がないまま、宙ぶらりんの状態で、俺は目の前の業務にひたすら集中した今更ながら提出するのを妻は躊躇ってでもいるのか、状況を確認する訳にも行かず、待っているだけというのは精神的に疲れるお互いの気持ちを確認し合った上で出した結論なのだから、もう変わる事はない俺にとって何よりも苦しいのは、チャンミンを待たせてい
BL表現を含みますので、苦手な方はスルーでお願い致しますm(__)m「...元気?」定食屋で料理が運ばれて来るのを待つ間、お絞りで手を拭きながら、隣に座るチャンミンに極力明るい調子で尋ねた席はカウンターしか空いておらず、一番奥まった場所に案内された向かい合って座ると会話に詰まった時に気まずいので、むしろカウンターで助かったと思ったチャンミンは手を拭いたお絞りを丁寧に畳んで脇に置くと、冷たい視線を俺に向けた「元気そう
注意:こちらはmycoreguyの続編です。櫻葉小説ですので、苦手な人は回避してください。ー✱ー・ー✱ー・ー✱ー・ー✱ー・ー✱ー家に帰るとしょーちゃんが急いで出迎えてくれた。3人の状態を話すと安心したみたいだけど、3人の体を気遣うようにソファーに誘導して心配そうに見ている。そんな優しいしょーちゃんにほっこりしながら俺は夕食の支度をし始めた。すると潤くんがまた手伝いに来てくれて2人で夕食を完成させた。雅「みんなできたよー!」潤「お腹空いた〜」二「マジでお腹空いたわ〜」大
<pixivおはなし一覧>この記事は、たまに、適当に、こっそり更新していきます。各タイトルから、作品へ飛べます。(ほぼBL小説、ブロマンス小説)Ameba(ここ)のアメンバー限定記事も、pixivでは(夢小説版)基本ほぼ読めるようになっています。センセイと少年と日常。(Another編)KAT-TUN・PK(+N)ほか(妄想編)センセイと少年と日常。シリーズ(オリジナル・夢小説版)黄色い薔薇・シリーズ(1)〜(3)「吸血鬼幻想:薔薇の葉の
チェリッシュ/ninon甘々でエッロいヤツになれば…estar.jpamebloのようにアメ限無く、スムーズにお読み頂けます☺️是非遊びに来て下さい🩷🩷🩷
※妄想小説です実在する人物・団体とは一切関係ありませんBL的表現を含みます甘々なホワイトデーを過ごした、次の休日。翔くんと一緒に僕の実家にやってきた。ニノに披露宴で流すムービーを作ってもらうために写真が必要なんだけど、僕の写真の殆どは実家に置いてきてから取りに来たんだよね。「いらっしゃい~。櫻井さん。おかえり~智」いつもと変わらない陽気なかーちゃんの声に翔くんが「こんにちは」とにこやかに応える。「ただいまかーちゃん。あれ、用意してくれた?」
大判のタオルとTシャツ、虫よけシートをカバンに入れた暑い時は蚊が少ないって聞くけど本当かな?一応持っといた方が良い気もする(花火を観るから)後は・・・お財布と携帯、それから帽子をかぶってOK出掛ける時、健太君が外に出て来て『おにいちゃん、むこうであえるといいね』笑顔で手を振って見送ってくれた向こうで会えるといいなと思う昨日の夜のラインで待ち合わせ場所は駅前になった工房から駅に向かって歩いていく開店時間前だから商店街も閑散としてるけどお店は動き出してるシャッ
映画の撮影は半年以上前に終わっているが公開前になると忙しさは再燃する映画の宣伝のための番組の出演公開前日は情報番組への出演のためテレビ局をはしごする地方での番宣もあり西へ東へ動き回る日が続く「翔君・・・3人の案内なんだけど・・・二人で行ける日はある?」机の上にスケジュール帳を出して二人で照らし合わせる「映画関連は二人一緒だから前日、当日東京翌日は大阪・・・三日間とも夜にならないとオフにならないね・・・」今回は二人が出ているた
夕方になっても体調は戻らずどちらかと言うと悪化したような「具合はどう?」母ちゃんが飲み物を持ってきてくれる「うん・・・熱っぽい・・・」あれ?声が・・・かっすかす「本格的に風邪をひいたみたいね暖かくして寝るしかないわよ」こんな声をしてたら流石に反論は出来ないけど何がいけなかったんだ?そこまで疲れていなかったし家に着いた時も元気だったし思い当たる節がない「なんで?」首を傾げながら考え込むと母ちゃんが苦笑いを浮かべて