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メルセデスベンツ9速AT(9G-Tronic)の圧送交換です。約3年前に完成して世に出した9G-Tronic専用アタッチメントも、現時点で48セットの販売実績となり、私の作った「9G-Tronic用圧送交換要領書」と共に日本全国48ヶ所の整備工場さんに納品させて貰っています。メーカーの資料を手に入れて、解説の無い部分や不足している部分、一読二読してもイマイチ理解に苦しむ点などに対して出来るだけ分かりやすく、そして写真も多用しながら作業の流れの中で自分で感じた点やコツ、そして所々
BMWX1(F48)のATF圧送交換依頼です。このF48に搭載されているミッションはAISIN製のGA8G45ミッションです。※AISINBRANDNAMEは”AWF8F45”6速世代と比べてもミッションを大きくする事無く8速化を実現。トルク容量も480Nmまで上げているミッションです。6速世代は弊社販売の「BMW-No1」が適合していましたが(VOLVO用・PEUGEOT用など、それぞれが少しずつ形が違いますが)、この8速世代になってからはまた形状が変わりまし
トヨタ86のATF圧送交換を承りました。内外装共、かなり手が入っています。ほぼユーザー様のDIYとの事、凄い。オイルパンの脱着にブレースが邪魔になるので、先に外しておきます。ドレンアウト、容量7.5Lに対し2.5L、1/3しか抜けません。オイルパン取り外し。ATFストレーナーですが、通常ルートでは部品供給がありません。トヨタも、双子車BRZのスバルからも出てきませんが、うちではご用意出来ますので交換します。ATFをミッション横に引き出している
ポルシェパナメーラのメーターに、「コショウシャーシシステム」というメッセージが出るという事で連絡頂きました。当初はエンジンを切ってかけ直せば消えていたそうですが、点灯し始めてから3日目には常時点灯。そして、翌朝になれば右前の車高だけがガタ落ちという症状。早速お預かりして診て行きます。問題の警告はこれですね!!診断機を接続しても、やはりフロント右エアサスに異常がある模様。エアリーク個所を探して行くと・・・おや??
ATFの交換をしたいので日頃からメンテナンスをお願いしているディーラーさんに相談したが、作業をお断りされたというお客様。その後ネット検索で弊社を見つけて頂き、連絡頂きました。リフトに設置し作業開始です。現状のATFを採取して後ほど比較を。オーバーフロープラグも取り外してオイルパン内のATFを全て排出します。走行は5慢キロを超えたところですが、想像以上に黒く汚れています。オイルパンを取り外し。
ATFの交換をする際に絶対必要な「ATFストレーナー」ですが(CVTフルードのストレーナーも同義)、これが手に入らないという事が、実は結構あります。パッと思いつく所でも、・スズキ搭載のCVT系・トヨタヴィッツなど・日産のポンプフィルター・スバル車の幾つかの車種などがあります。どうしても交換したいなら、「バルブボディ丸ごと注文してくれたら付いてきますよ!」と言われる事もあり、でもそれならまだ可愛い方で、「ミッションASSYです」なんてとんで
今回のブログは、同業者様からも質問の多いBMWミニのATF圧送交換に付いて、施工方法と手順を詳しく記した「作業要領書」の意味合いも含め作っております。※F系ミニの圧送交換方法はこちらをご覧下さい。R58ミニジョンクーパーワークスのATF圧送交換で、香川県よりご来店頂きました。R58ミニのATF交換は、通常であれば、下から抜いてドレン部分から専用パイプ経由で充填するという方法でしか交換出来ませんが、弊社で製造・販売しています「F-PETシリーズBMW-No2」
トヨタ86のATF圧送交換のご依頼です。リフトで上げて交換作業に取り掛かります。オイルパンの脱着を多少マフラーが邪魔しますが、ちょっと工夫すればマフラー脱着しなくても大丈夫です。現在のATFを比較用の瓶に採取しておきます。弊社にて、約3万キロ前に圧送交換を行った86ですので、しっかりと赤身も残っていて赤みも残っています。オイルパンを取り外し。ストレーナーも取り外しストレーナーのフィルター
最近YouTubeなどで、「圧送交換」はぼったくりだという記事が上がっているそうです・・・まぁ、そういう類のものは無視しておけばいい、分かってくれている人だけ分かってくれていればいい、というのが持論なのですが・・・流石に、全国各地の整備工場さんから悔しさや悲しみの意見が届く様になって来まして・・・、こうなって来ますと、流石に何かしら「私が思うこと」を出す方が良いのかなぁと思いまして。まず、ATFやCVTFの圧送交換費用に付いてですが、フリークで行った場合
今回の作業は大阪から来店のシーマのATF交換ですね50シーマも今は中々見なくなりましたね早速作業開始まずはサンプル回収オイルパンを開けてストレーナーを外します鉄粉はまあまあですこの車のストレーナーは非売品ですがサムさんとこなら在庫もしっかりありますので大丈夫ですよオイルパン清掃マグネット清掃オイルパンを組み付けて新油を充填フラッシングタイム後に圧送交換1回目11リッター黒いですね圧送交換2回目11リッターだいぶ綺麗になってきました圧送交換3回目1
日産クリッパーバン〔U71V)三菱ミニキャブOEM車ATF交換です。下廻り今回もオイルパンをめくって、ストレーナーを交換します。オイルパンパッキンも交換します。が、ピンが落ちてきました((+_+))私が見られる、このクルマの整備要領書には、オイルパンを外す部分が記載されていませんでした。別途調べると、ATのユニット整備書には載っていました。オイルパンでピンを押さえてありました。組付け時にはピンを仮固定してオイルパンで共に組み込みます。磁石に
ポルシェマカン。そもそもは、ドライブシャフトブーツがパックリと裂けていたので、そちらを修理するためにフリークに入庫したのですが・・・別でご相談された内容が、・停止時から走り始め~加速時にしゃくる・ハンドルをいっぱい切った状態で前後すると、デフロック状態かの様な引きずり感があり、動きが物凄く重たい(特に後退時に顕著!)。そしてこの時は変な振動も発生する・60~70kmで走行時、アクセルをOFFにして惰性で転がすと、車両下回りから「シャーーーー!」と結構大きめの音が出る
広島県からお越しのフォードエクスプローラーさん。エコブーストエンジン搭載で、小排気量ながらもこの大きなボディーをグングン押し進めてくれます。エンジンはダウンサイジングしても、そこに過給機を付ければこのビッグボディであっても全く問題無くキビキビ走ってくれます!しかし、ダウンサイジングされたエンジンに、容量のバカでかいトランスミッションなんて装着出来る訳も無く、そこはもちろん、エンジンとのバランスも取れた、そしてきちんと横置きで収まってくれる小型トランスミッションが組み合わされて
メールから新規お問合せ頂きまして作業内容(プラン)と概算料金をご案内。追加ご相談などもあり、何度かやり取りをし、スケジュールを擦り合わせ。オーナー様のご都合の良い週末にご来店。車両サイズの事が、オーナ様からのメールにもあったので、覚悟はしていましたが!やはり実物を見ると・・・・おっきい車幅は問題なかったけれど・・・・高さ、、、、大丈夫???令和3年のお車走行距離は交換前の試運転で
日産フーガ(Y51)のATF圧送交換です。現在の走行距離は、なんと234,000km!!さて、どの位汚れているのでしょう??もの凄い黒さです!!まっっっくろ!!!もはや、元が何色だったのかも想像出来ません。オイルパンを取り外します。磁石1。鉄粉がもっさりと盛り付けられています。磁石2。こちらもドーナッツ状態です。オイルパンの汚れもすごいです!取り外したATFストレーナーです。一部
トヨタのトラックですがハイエースと同じエンジン、ミッションの車のATF・デフオイル交換推奨時期が新車1000kmでシビアコンディションだと20000km通常40000kmなのに乗用車は無交換というのは良くわからないですね〜距離が浅くてもパワクラフルードに変える事で圧倒的な変化を体感できます。先ずは1万円代のエンジンオイルだけでもお試し下さい。次回入荷分から洗浄用フルードは値上がりとなります。過走行でも今現在大きなトラブルが出ていない車両はATF・CVTF・DCTFは交換可能です。弊社で
大阪よりお越し頂いたメルセデスベンツS400hのお客様。ATF圧送交換でご来店です。ルーティンが体に染み付く位やり上げた7G-Tronicとはちょっと違う構造の為、事前にWISで作業の流れを確認。どうしても気になるこいつの存在。このSST、無かったら作業が出来ないのか!?ATF圧送交換の雄として(!?)、日々全国の整備工場さんよりお問い合わせを頂いている中で、このSクラスのハイブリッドは過去に3回、別々の整備工場さんから情報が欲しいとの依頼がありました。
地元の整備工場さんからのご依頼。強烈な変速ショックが起こるエクシーガがあるとの事で、ATF交換のご希望です。しかし、スバル車で起こるこの症状は、ATF交換では直りません。まずは診断機を接続して、トランスミッションに入っているDTCをチェックします。案の定、検出されてきたDTC「P1710」を確認。※他にも、P0705も同様の修理方法になります。これはバルブボディ上部に取り付けられているタービン回転センサーの不良です。私がこのトラブルに一番最初に当たったのは20
スズキワゴンRのCVTフルード圧送交換をご依頼頂きました。MH23型のワゴンRは、K6AエンジンにCVTの組み合わせの車種が存在し、CVTの場合は、ストレーナーや筒型フィルターが部品として供給されていません。でも、フリークではその両方のフィルターを常時在庫しています。(CVTが搭載され始めて過渡期にあるミッションの一部には適合しない場合もあります)車両をリフトに上げてCVTフルードを排出します。お預かりのMH23ワゴンRは、フィルターセットが適合しまし
12ヶ月点検と合わせてメンテナンスでお預りのマツダCX3。走行距離は約84,000km。いつも遠くからご来店頂いているお客様ですが、こちらはご家族の車でうちには初入庫です。法定点検を行うのでリフトアップしてホイールを外します。アンダーカバーを外す。トランスファとデフギアオイル交換。共にSOD-1+を添加。ATF圧送交換。フィルターも磁石も真っ黒でこれ以上取り切れずかも。貼り付けのオイルパンは交換、安いので。貼り付けタイプ
県内にあるアサヒビール工場がもうすぐ閉鎖されるという事で、この前の日曜日は、スタッフ全員で昼間っから飲みに行って来ました。仕事中聞いているラジオから閉館のお知らせが耳に入るたび、「みんなで一度は行ってみたいね~!」って言っていたのが叶いました。ビール工場敷地内にある、出来立てビールを飲めるという飲み食べ放題のお店にGo!!ジンギスカンや三種焼肉やしゃぶしゃぶなどを選択出来ますが、スタッフのうち一人が焼肉苦手という(そして酒飲み!)が居るので、しゃぶしゃぶをチョイ
ネット検索して当社にヒットしたという方からの連絡。知人の方から購入したばっかりというC25のセレナですが、車の下に大量のCVTフルードが漏れていて、動かすのも非常に危険な状態との事で、レッカー搬送されて来ました。レッカーから降ろされて、一瞬だけエンジンを掛けて搬入されて来ましたが、車が動いた跡には、点々・・・というよりも、もはや線に近い状態でCVTフルードが漏れています。ここまでの経緯を、把握している範囲でご説明を受けたのですが、・速度が何km位出るのか試してみ
県内よりご来店をいただきましたデリカD5、走行距離約180,000km。高速道路走行中にCVTフルード高温警告が出るとの事で、ディーラーさんに相談。CVTフルードの劣化によるものだと思われるが、過走行なので交換出来ないとの回答らしくネット検索の結果、ご相談をいただきました。入庫時、診断機をつなげてみましたが特にエラーは無し。ディーラーさんでリセットしたのかもしれません。ドレンアウトで結構な量が抜けました。オイルパンを外して、内部に残っていたものを足すと4
AutelIntelligentTechnology。以下、AIT。汎用診断機の雄、オーテルメーカー100%出資の日本法人企業が2019年6月に設立され、そのAITの営業の方と、一次代理店の責任者さんが先日フリークに来店してくれました。沢山のパンフレットを頂き、お話しも沢山聞かせて貰いました。来られた理由は、代理店という形での契約でした。もちろん、フリークからAutel製品を購入出来る様になった訳ですが、メインはその話であったとはいえ、「これはいい!」と
『BMWだけどATF圧送交換できる~?』と、お問い合わせ。ブログには書いていないんですが、以前GC34ニッサンローレルのATF圧送交換を施工させていただいたオーナー様より。最近新たに購入されたとの事で、施工のご依頼。誠にありがとうございます!もちろんお任せください。バッチリ施工させていただきますピカピカに磨き上げられたボディ。美しいコンタミチェックも極めて優秀。まったく問題なし。からのドレンアウト。この車両は鉄オイルパンのタイプ。オイルパン
以前よりあれこれと策を練っている「NOxセンサートラブル」。少し前のブログでも書かせて貰いましたが、完全撤廃のG350(463)は、以後も問題無く調子良い状態です。そしてその時のブログに登場していたW205さん。色んなパターンを試していますが、嫌な顔一つせずお付き合い頂いて下さるお客様には感謝です。行っているのは「完全撤廃」では無く、NOxセンサーが本当に壊れたらちゃんとお知らせしてくれるけど、ちょっとした閾値超えの「一時故障」に付いては、反応を鈍らせる事であったり、「一
このブログには、出来るだけ金額を載せる様にしています。最近は同業者さんからの修理依頼も多く、流石にそんな場合は価格を伏せていますが、そうでない場合や、一部訳あって載せる事が憚られる場合以外は、出来るだけ載せる様にしています。別に、うちで作業している内容と金額が「基本」ですよ、と言っているとかではなく、ただただ単純に、見ている方が「それって幾らなの??」という、正直一番知りたいであろう部分を載せる様にしているだけなのです。ただ、この価格算出を適当にする訳にはいかない訳でして
今回のボルボさん、兵庫県の淡路島からHELPコール頂きました。現状に至るまでの経緯は、①変速ショックがあったから、中部地方にある整備工場にて修理してもらった。②完成したので引き取りに伺い、工場を出発して500m程走った所で、アクセルを踏んでも全く進まなくなった。その時は、どのレンジに入れても空ぶかしになるだけで全く動いてくれない。③動かなくなってから10分くらい後、再び動くようになったから整備工場に戻った。④原因はDCTフルードフィルターの詰まりだという事でフ
今回の修理は、診断機と10kg程度の握力があれば、原因が分かるという変な故障探求です。さてさて、今回の患者さんはニュービートルさんです。整備振興会の青年部でもお世話になっている同業者さんからのご依頼で、連絡頂いた内容は、「EPSランプが点灯して、ダイアグコード06521が出ています。今の所不調は無いのですが、何回かIGのON/OFFを繰り返すとエンジンチェックランプと横滑りランプが点灯してフェイルセーフに入る感じです」との事。出ているコードは明らかにディーラーコー
平成23年式MBE350ブルーテックAV、ATF交換の依頼をいただきました。走行距離は約77,000kmです。3枚のアンダカバーを外してドレンアウト。オーバーフローを兼ねているのであまり抜けません、約1.5L。特殊工具でフローパイプを打ち抜きます。これでも約2.4L、総容量は約9Lです。通常はこれで抜き取りは終わりですが、このミッションはトルクコンバターにもドレンがあるので、そこからも抜き取ります。むしろこっちが大量に抜ける本命。細く長