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前回までのあらすじ南仏のフォア伯領を手中にしたバルセロナ伯国。その領地経営に取り組もうとした矢先にフランス王国最大の諸侯、アキテーヌ公が独立を計って兵をあげる。本編『アキテーヌ公のこの度の反乱は勝算あってのことなのか?』評議会で尋ねる私に大臣たちが、これまで南仏に派遣していた密偵や諸侯から矢継ぎ早に発せられた急使が届けた南仏の情勢を伝える手紙を精査しつつ答える。『フランス王は北部で反乱を鎮圧しており、南仏に兵を送るだけの余裕がございません。そこを突いたものと思われま
ここまでのAARを見ていただきありがとうございます。本日は、コンソールコマンドを使ったチート以外にも、このゲームのシステムを利用した領土の集約法など、これまで10回程度のAARで行ったことのまとめを紹介しようと思います。これ以外にも何か美味い方法やコツをご存じの方がいたら、是非コメント欄の方で紹介していただけるとありがたいです。まず、件の保有する公爵領内の伯爵領を序盤から集約していく方法から。序盤は文化の革新も開放されておらず、また公爵では保有できる伯領も+2のため、戦闘で得た領地も
まずはSteamでCK3を立ち上げてゲーム画面に入ります。ここで普通にプレーを始めると次のような画面になります。ここの中央にあるのがバルセロナ伯の領地です。北にはフランス王国、そして西方にはキリスト教国のアラゴン王国、ナバラ王国、カスティリャ王国、画面には無いけれど、その更に西にはレオン王国、そして太平洋岸にガリシア王国が連なります。史実ではこの当時、強盛を誇った後ウマイヤ朝が滅亡し(1031年)、その後小さなタイファ諸国が乱立する状況で、キリスト教国側はイスラム勢力か
本編では十字軍が失敗に終わり、バルセロナ伯にも活躍の場が無いままレバントを後にしています。今後、西地中海に覇権を唱えるべく戦争を繰り広げていくことになる予定です。今回はそんなプレーヤーのライフスタイルと王朝の遺産について思うところを書いていこうと思います。純粋に主人公の一族のロールプレイを楽しみたいというのが通常の遊び方だと思います。ここでは効率性を考えた時にどういう選択をすると良いのかを検討します。まずライフスタイルと遺産についておさらいから。この画面左下の部分のものがラ
番外編について、今後は具体的な内容をタイトルに入れていきます。今回は戦争の終わらせ方について。CK3では他国との開戦の仕方も多様です。そして戦争の終わらせ方についてもいくつかあります。前回のエントリーではフランス王国と休戦を行いました。これについて述べようと思います。その時のプロヴァンス伯との戦争を例に挙げていきます。先ずは降伏(Surrender)について。一般的に、プレーヤーが開戦する時には彼我の状況をある程度分析しているはずなので、あまり降伏という選択をすること
ゲーム内では封建契約というものを全ての封臣と結んでいます。この契約は変更することが可能です。それについて今回は見ていこうと思います。序盤ではほとんど影響のないものですが、中盤以降はこれを上手く使うことにより自国をどういう方向に向かわせるのかを決めるカギにもなります。1101年のバラーム(アグリジェント)の伯、イスラム教徒のアドナンです。このキャラクターのところで右クリックをするといくつかの選択肢の中で『封建契約を変更する(modifyvassalcontract)』という項目
かなり以前のエントリーですが、バルセロナ伯(ラモン・バランゲー『老伯』)Vol.3の中で、セルダーニャ伯の嫡男が、セルダーニャ伯の妻が南仏のカルカッソンヌ伯とベジエ伯の継承権を持っている、という話をしました。そして、カルカッソンヌ伯が継承者を残さずに死亡したときには、その姉であるセルダーニャ伯の妻アデライダを通じてセルダーニャ伯の長男がカルカッソンヌ伯を継承すると。しかしこれは自動的に起こるわけでは無く、王権法(crownauthority)のレベルによっては自領が相続によって他国に移っ
前回までのあらすじマヨルカ島を制圧したバルセロナ公国は、イタリアやレバント方面への足掛かりを持つに至った。バルセロナ市内では、民衆は勝利に喜び、大商人たちは交易路が拡大することに期待していた・・・本編・・・私の名はラモン・バランゲー2世、先日亡くなった同名の父の後継者である。マヨルカ島を奪取した後の凱旋式の頃から時々疲れを感じるようになっていた父は、評議会を欠席するようになり、私を名代として遣わせることが増えてきていました。その矢先の出来事でした(これはデバッグモード
前回までのあらすじ教皇庁から王号の称号を授与されたバルセロナ伯バランゲー・ラモン2世はバルセロナ王(カタルーニャ君主国)バランゲー・ラモン1世となった。本編バルセロナ王の称号を得たところまでは良かったが、その後数年間は同盟国の戦争に巻き込まれてしまう。南仏への勢力の扶植を考えていたのだが、同盟関係にあるポーランド王の戦争に協力することになった。1101年時点では、シシリア島での衝突があり、これに対して勝利を収めた。1102年にはフランス王国に対してラングドッ
さて、前回はゲーム開始時に注意すべきことを書きました。今回は戦略に従ってゲームを進めていこうと思います。先ずは周辺国のチェックです。とはいえ、目標はカタルーニャ文化圏全域の掌握なので、実際にはふたつしかありません。この、レリダ首長国(SheikhdomofLaridah)の海沿いの領地を狙います。この国は分裂した後ウマイヤ朝のタイファ諸国のひとつです。最初の攻略目標になりうる、海を隔てた南海上にあるバレアレス諸島は、大きな首長国で婚姻による同盟国があります。戦争になった場合に
週末にはAARだけではなく、コンソールコマンド等のチート技についても話していこうと思います。これはシステム側に介入して、ゲーム内の様々なパラメータを動かすものです。CK3にはアイアンマンのようなプレースタイルから、コンソールコマンドを使用しないスタイルなど、色々あります。個人的にはどのようなスタイルであれ本人が楽しめれば良いと思うので、コンソールコマンドを使いたい人は大いに使えばいいと思います。私自身はこのAARがそうであるように、そこにある人々のストーリーを考えるのが好きなので、コンソー