ブログ記事43件
かなり以前のエントリーですが、バルセロナ伯(ラモン・バランゲー『老伯』)Vol.3の中で、セルダーニャ伯の嫡男が、セルダーニャ伯の妻が南仏のカルカッソンヌ伯とベジエ伯の継承権を持っている、という話をしました。そして、カルカッソンヌ伯が継承者を残さずに死亡したときには、その姉であるセルダーニャ伯の妻アデライダを通じてセルダーニャ伯の長男がカルカッソンヌ伯を継承すると。しかしこれは自動的に起こるわけでは無く、王権法(crownauthority)のレベルによっては自領が相続によって他国に移っ
このブログはCK3(CrusaderKingsIII)のゲームを解説するものです。CK3についてはご存じの方も多いと思いますがParadoxInteractive社が出している中世前期から中世盛期までのユーラシア大陸を舞台としたゲームです。このブログの主は、CK2とCK3のSteam版を持っており、双方で延べ2500時間程度プレーをしています。時々AAR(AfterActionReview)を見ることもありますが、それらは純粋にプレーを解説したもので、ゲームシステムを同時に
ここまでのAARを見ていただきありがとうございます。本日は、コンソールコマンドを使ったチート以外にも、このゲームのシステムを利用した領土の集約法など、これまで10回程度のAARで行ったことのまとめを紹介しようと思います。これ以外にも何か美味い方法やコツをご存じの方がいたら、是非コメント欄の方で紹介していただけるとありがたいです。まず、件の保有する公爵領内の伯爵領を序盤から集約していく方法から。序盤は文化の革新も開放されておらず、また公爵では保有できる伯領も+2のため、戦闘で得た領地も
本編では十字軍が失敗に終わり、バルセロナ伯にも活躍の場が無いままレバントを後にしています。今後、西地中海に覇権を唱えるべく戦争を繰り広げていくことになる予定です。今回はそんなプレーヤーのライフスタイルと王朝の遺産について思うところを書いていこうと思います。純粋に主人公の一族のロールプレイを楽しみたいというのが通常の遊び方だと思います。ここでは効率性を考えた時にどういう選択をすると良いのかを検討します。まずライフスタイルと遺産についておさらいから。この画面左下の部分のものがラ
ゲーム内では封建契約というものを全ての封臣と結んでいます。この契約は変更することが可能です。それについて今回は見ていこうと思います。序盤ではほとんど影響のないものですが、中盤以降はこれを上手く使うことにより自国をどういう方向に向かわせるのかを決めるカギにもなります。1101年のバラーム(アグリジェント)の伯、イスラム教徒のアドナンです。このキャラクターのところで右クリックをするといくつかの選択肢の中で『封建契約を変更する(modifyvassalcontract)』という項目
番外編について、今後は具体的な内容をタイトルに入れていきます。今回は戦争の終わらせ方について。CK3では他国との開戦の仕方も多様です。そして戦争の終わらせ方についてもいくつかあります。前回のエントリーではフランス王国と休戦を行いました。これについて述べようと思います。その時のプロヴァンス伯との戦争を例に挙げていきます。先ずは降伏(Surrender)について。一般的に、プレーヤーが開戦する時には彼我の状況をある程度分析しているはずなので、あまり降伏という選択をすること
週末にはAARだけではなく、コンソールコマンド等のチート技についても話していこうと思います。これはシステム側に介入して、ゲーム内の様々なパラメータを動かすものです。CK3にはアイアンマンのようなプレースタイルから、コンソールコマンドを使用しないスタイルなど、色々あります。個人的にはどのようなスタイルであれ本人が楽しめれば良いと思うので、コンソールコマンドを使いたい人は大いに使えばいいと思います。私自身はこのAARがそうであるように、そこにある人々のストーリーを考えるのが好きなので、コンソー