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第13回1級キャリアコンサルティング技能検定実技論述試験の問2について、ひとつの考え方から記事にしてみたいと思います。前回の記事に続けて大事なポイントとして、問題の冒頭に太文字で説明されている「事例相談者Bが相談者Aとのキャリアコンサルティングについて事例指導をうけるためにまとめたものである。」ここを実技として忘れずに考えていきたいと思います。論述の全ての問いを考える際、事例を読む際の過程について上記前提を踏まえ、ここを意識することが事例指導の実技に必要だと考えます。問
先日の記事に続き、第13回1級キャリアコンサルティング技能検定実技論述試験について、ひとつの考えを記事にしてみます。今回は、問1で問われている「相談者Aが訴えた「問題」は何か、記述せよ。」という問いの具体的な事例内容について触れていきます。前回この問題の考え方を書きましたが、具体的に示すと、まず興味深いところとして【事例相談者Bが事例指導者に相談したいこと】の記述に、「予算管理が苦手だという訴え」という箇所がありますよね。この事例相談者Bは、相談者Aが訴えた問題に
前回ブログにアップした記事内容を基に、第13回1級キャリアコンサルティング技能検定実技論述試験の問2について、ひとつの考えを具体的に示してみたいと思います。問2あなたが考える見立てに基づき、相談者Aが「問題」を解決するために取り組むべきことは何か、記述せよ。(20点)前回も書きましたが、ここで「あなたが考える見立て」というポイントをどのように認識するか、これは受検者の方によって異なるかと思いますので興味深いところです。事例相談者が、事例指導をうけるためにまとめた記録内
本日の福岡市内はとても良い天気で気温が20℃くらいあります。もしかしたら桜の花がびっくりして少し開いているかな…なんて思って福岡城跡近隣に行ってみたのですが…まだでした^^キャリアコンサルティング技能検定試験の合格発表頃には、桜が開花をしているのではないかと楽しみにしています。さて、今回の記事についてタイトルをテーマに書いてみたいと思います。キャリア形成支援者にかかわらず、対人援助にかかわる諸活動等に携わっているひとは特に、自身の中にある学びへの意欲や動機を持続的に喚起して
今回は、1級キャリアコンサルティング技能検定実技(面接)試験の評価区分【具体的展開力】について考えてみたいと思います。[具体的展開力」の定義は、「事例相談者の問題を解決するために、適切な目標を設定し、効果的な指導を企画できること。事例相談者に対して、適切でわかりやすく、理論的・具体的な説明を行うことができること。指導プロセスにおける個々のセッションの中で、事例指導者が企画した指導方法を効果的に遂行するために、専門的な介入を行うことができること。」です。最初の、「事例相談者の問題を
1級(指導者資格)を目指すための新しい講座を始めます2級技能士に合格したら、すぐに受けてほしい講座です現在、国はキャリアコンサルタントの数を増やすと共に指導者の数を増やすことに力を入れていれています。一方でスーパービジョン・事例指導などの指導を受けたことのあるキャリアコンサルタントは全体の1割程度に過ぎないという調査結果があります。>>キャリアコンサルタント登録制度等に関する報告書はこちらからキャリアコンサルタントの実務経験が10年以上、2級キャリア技能士取得後、実務経
※本説明会参加者には特別に早割価格を提供します3/27(水)20:00~21:00第13回1級キャリア技能士実技試験振返り&第14回1級試験サポート説明会1級キャリア技能士である中山が3/21(木)に発表される第13回の合否結果を踏まえて次回第14回1級キャリア技能士・実技試験対策と中山アカデミー1級実技対策サポートについてお話します!※日程は合わないけど、「聞きたい!」という方には録画を後日配信します。説明会は第13回の実技試験の傾向はどうだったのか知
本日は東京で仕事の打ち合わせがあるため福岡から羽田へ移動しました。通常は横浜近辺で宿泊をするのですが、今回は珍しく2日間とも東京で仕事なので、久しぶりに都内の宿泊先を選択しています。モノレールからの景色は久しぶり。※東京モノレール流通センター前駅手前の車窓です。最近は特にどのエリアでも中心地に位置するビジネスホテルの宿泊料金が著しく値上がりしています。コロナ禍での低迷期を取り戻すかのように、タイミングによっては、3倍から4倍ほどの価格帯になっているところもあり、コロナ禍以前
前回の記事でネットワークや環境に関することをひとつの考え方から書いてみましたが、読者の皆様はどのようにお考えになられたでしょうか。引き続き、第13回1級キャリアコンサルティング技能検定実技論述試験の問3について記事にしてみたいと思います。なお、このブログに書いていることは、試験における模範的と思われるような解答等ではなく、私自身が現場での実践に置き換えて考えてみている内容となります。※試験とか実践とか器用にその考えを変えることなど私にはできませんが…最適解があるとすればそこに近づ
1級キャリアコンサルティング技能検定試験を受検される方や、諸団体等の特定のスーパーバイザー養成講座などを受ける方は、程度の差があったとしても、ひとへの指導のあり方やスーパービジョン等に関する資料、または文献等、さまざまなものを読んだりきいたり、また体験したりしていると思います。ここでは1級キャリアコンサルティング技能士に焦点を当てて書きますが、結局のところ1級といっても事例指導に関して同じ見方、考え方を持っているわけではなく、また、事例指導を実践していく際のスタイル等も一致するわ
1級キャリアコンサルティング技能検定では、実技面接試験(ロールプレイ)の場面で、わりと多くの方が、事例相談者役の方との間に軋轢が生じる体験をしたり、なにか関係性がギクシャクしたような感覚のまま時間が過ぎてしまったりと、なんとも煮え切らない、わだかまりが残った感じになることがあります。事例相談者の状態や性格等によって反応はそれぞれであり、「こうすればいい」などといったものはないはずですが、好ましくない状態については、ある程度、共通のポイントがあるように思っています。今回のブ
第13回1級キャリアコンサルティング技能検定実技論述試験の問4について、ひとつの考え方を記事にしてみます。この第13回の論述試験から出題形式が変化しているので、受検された皆様をはじめとして多くの方がこの試験問題に注目されていました。結果、この問4と次の問5の2問だけで計50点の配点となったことは、少しだけ驚いた方もいらっしゃるのかもしれません。それだけ事例指導の実技として重要な項目の問いであり、幅がある解答、深みがある解答が必要だとも考えられます。つまり、事例指導に大
昨日、第13回1級キャリアコンサルティング技能検定試験の結果通知書が受検者様のお手元に届いているようです。※一部の方にはまだ届いてないこともあるのかもしれません。改めて、今回合格された方、また一部合格(学科もしくは実技)された方、おめでとうございます。合格された方は、これまでの色々なことを思い出しながら、受検で努力してきたこと全てが、一つひとつよき思い出となって変化しているのではないでしょうか。1級合格という結果は、すべてが薔薇色と化すというか…どこかそうしたパワーをもつ資格
本日は、筑波大学エクステンションプログラム「キャリア支援者のビジョン構築プログラム第4期」における個別オンライン面談3日目で面接を担当いたします。本日、お会いいただける方、どうぞよろしくお願いいたします。このプログラムの第1期からこの第4期まで、初めてお会いするキャリアコンサルタントの方との面談を通し、私自身、様々なひとの体験等からの学びや気づきの時間をいただいています。改めて、そのひとにしかないお話しや体験をリアルにお聴きして、それを通して感じていく度合いの重要性を認識して
今朝、関東圏において大きめの地震が発生しました。皆さま、大丈夫でしょうか?被害等がないことを願っています。本日は予定通り、キャリアコンサルティング協議会の技能検定ホームページーにて、第13回1級試験と第31回2級試験の合格発表(Web)がありました。その発表によると、今回1級実技合格者は84名(学科・実技の両方の合格者は67名)。合格された方、本当におめでとうございます!CVCLABでは1級キャリアコンサルティング技能検定実技(論述・面接)試験の受検と実践に向けた学習
1級キャリアコンサルティング技能検定試験の結果を受けて改めて分析することがあるかと思います。自己の振り返りを含め、ひとりでできることとできないことがありますが、先ず、結果そのものに注目し分析していくことになることも多いと感じます。例えば、他者(知人等)の合格結果を知り、そこに統一されたパターンや指針、マニュアル等を見出していきたくなる、そんな気持ちが生まれることもあるかもしれません。合格結果にはその方個別のいくつかの要因があります。そしてそれが他の方に当てはまることではない
第13回1級キャリアコンサルティング技能検定実技論述試験の問3について、ひとつの考え方から記事にしてみたいと思います。問3相談者Aを支援するために必要なネットワークは何か。相談者Aの置かれた環境への働きかけについて関係機関や関係者との連携も考慮し、記述せよ。(20点)今回のこの事例を読んでいくと、事例相談者Bは、相談者Aに対してよき先輩であろうという側面があったかもしれません。事例相談者Bと相談者Aのプロフィールをみても、事例相談者Bにしてみれば、心理的な距離感を含めてパラ
企業様への研修やセミナーを実施した後、その担当の方から「おかげさまでこんな成果が出てきました」「スタッフから〇〇が参考になって実践で活かしてますと報告が届きました」といったポジティブフィードバックをいただくと素直に嬉しいもの。『この仕事をやっててよかった!』とモチベーションが上がるフィードバックのひとつです。私も相当単純です…汗(褒められてのびる)って表現をネガティブに解説する人が多いけれど、わざわざそのように言っている人ほど認められたい欲求が渦巻いているのかもしれませんね。
事例指導の場において、事例相談者自身が考えるキャリアコンサルタントとしての伸び(成長)に注目した話題を展開することがあります。一例ですが、職場の後輩や経験の浅い同僚等が仕事のことなどで相談してくれたとき、その相談を受けながら、問題は何か、その問題解決のための対策として何がありそうか、こうしたところに注目しがちになることもあるかと思います。それも大事なことかもしれません。一方で、相談をしてくれるということは、その人自身が成長しているから…というところに注目する視点をもつことも
今回の記事ではキャリアコンサルタントのクライエントへの対応の問題を事例を使って具体的に考えてみたいと思います。事例は前回に引き続き、第13回1級キャリアコンサルティング技能検定実技論述試験問題を活用いたします。問4事例相談者Bの相談者Aへの対応について「問題」だと思うことは何か。事例に基づいて記述せよ。(25点)この質問について事例を読んで考えてみます。昨日の記事にも記したことですが、問題となる事象の指摘に留まるのではなく、その背景を含めて捉えていく過程が大事だと思います
1級キャリアコンサルティング技能検定試験や事例指導の実践などにおいて、お相手がどなたであったとしてもその場で出会ったのであれば、それは事例指導の面接場面となります。当然のことなのかもしれませんが、これが事例指導者側の意識のあり方等によって、そうなっていないこともあるのではないかと考え記事にしています。とかく、事例指導のロールプレイ等の体験について、お相手のことやその反応などを話題にしていることがあると思います。仕方がないことなのかもしれません。一方で、その自己が抱く考えに変化を
本日は日帰りで大阪出張です。福岡も大阪もあいにくの雨模様。福岡の早朝は然程寒くなく今日は13℃くらいの気温になるようですが、先ほど伊丹空港に着いて外に出るとグッと冷え込みを感じました。伊丹空港に着陸した際の機内放送では気温が5℃と言っていたので寒いはずです。伊丹空港から新大阪までバスで向かっています。一昨日と昨日の2日間、このブログで募集しておりましたCC事例指導オンライン公開イベントについてはおかげさまで満席(60名様)のご予約をいただきました。ご予約いただきました方、またご
昨日、キャリアコンサルティング協議会のホームページに、第13回1級の実技面接試験におけるロールプレイケースが過去問としてアップされました。合格発表の3月21日までちょうどあと1ヶ月ほど。待ち遠しいと感じる方、不安だな…と感じている方、あまり期待できないな…と考えている方等々、様々な思いを抱いていることと存じます。さて、今回のブログでは久しぶりのテーマになりますが、1級キャリアコンサルティング技能検定実技(論述)試験について記事にします。第13回の1級学科および実技
本日平日ですが、今年度、福岡会場では最終日となる1級直前対策講座を開催します。今朝の福岡市内は雨模様です。受講される方は会場までお気をつけてお越しください。講座終了時間頃には雨が上がっている予報もございます。1級キャリアコンサルティング技能検定の実技面接試験においても現場実践においても、事例相談者との関係性によって事例指導の質が大きく影響されます。(そんなことは当たり前)と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、意外とその根底がギクシャクしている場合もあるのではないかと想
昨日の1級キャリアコンサルティング技能検定試験合格発表から一日が経ち、お一人おひとりからいただいたメールメッセージをじっくりと開いています。※先ほど、昨日中にいただいたメッセージに返信させていただきました。反応が遅くなってしまい申し訳ございません。合格された方、残念だった方、いただくメッセージにはそのひとが抱く思いがリアルに書き綴られています。何度もメッセージを読ませていただきます。短い文章からでも、多くの文字が綴られている文章からでも、そのひとの感じていることが必ず表れ
昨日の記事では第13回1級キャリアコンサルティング技能検定実技論述試験について、ひとつの考えとして記しています。引き続き今回は、第13回論述の問1についての考え方を書いてみたいと思います。なお、今回の問1についての考え方と、それを踏まえての実際の事例を使った具体的な考えについて、記事を分けた形でアップしていきます。今回は問1についての考え方です。まず大事なポイントだと考えることに、1級(事例指導)では事例を読む際、事例相談者が相談者とのキャリアコンサルティングについて事例
3/27(水)無料説明会参加者に早割を適用します一人一人の課題に合わせて完全個別サポート!「第14回1級キャリア技能士実技試験フルパッケージ」1級実技試験の合格率は6-8%という難関試験。しかも受検チャンスは年に一回です。1級合格のためには数年かかるのが当たり前とも言われています。>>お申込みはこちらからそもそも、実務でスーパービジョンなどの指導を実際行っている人はごくわずかだな私は認識しています。指導経験がなくとも、実務経験10年(2級合格者は
昨日発表された桜の開花予想では、東京が3月25日頃、大阪が3月24日頃としている発表が多いようです。10日ほど前の予想とはだいぶ変化しています。明日はいよいよキャリアコンサルティング技能検定試験のWebによる合格発表です。特に1級は、一年に一度だけの大きなイベントでもあり、世の中に何名の1級キャリアコンサルティング技能士が誕生するのか、とても楽しみです。例年、郵送で結果通知書が届くまで合否発表を確認しないという方もいらっしゃいます。確かに、実技(論述と面接)試験についてその
あと14日間で新たな1級キャリアコンサルティング技能士が誕生します。特に第13回の1級は論述試験の出題形式が変更され初めての結果発表となるので、いろんな意味でドキドキしますね。3月21日発表のWebにおいては成績の詳細が分からず合否結果を先に知ることになります。だからこそ、Webでの発表は確認せずに、結果通知書が手元に届くまで「じっと待つ」という方もいらっしゃるかと思います。さて、今回は仲間同士(集団)による支持のあり方と、その効果について少し触れてみたいと思います。