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第15回1級実技論述試験を受験された皆さんお疲れさまでした。キャリアコンサルティング協議会のHPに学科と論述の問題が掲載されていますね。論述問題は、問題が複雑になっていて、皆さん苦労されたことでしょう。あまり詳しいことは、お伝え出来ませんが、解答のポイントは違和感を感じたところです。一つ目は、相談者Aが自分自身で複数の選択肢(キャリアパス)を提案していることです。二つ目は、相談者Aが何に不安を抱えているか、一つに絞ることです。3つ目は、現在、どのような
第15回1級キャリアコンサルティング技能検定、学科試験および論述試験の受検、本当にお疲れさまでした。本日は12月15日。昨日の張り詰めた緊張感から解放され、まずはゆっくりと身体を休めたい、そんな気持ちでいらっしゃる方がほとんどではないでしょうか。例年にない寒さや天候の変化もあったかもしれませんし、何より1級という難関試験独特の、あの重厚な空気の中で長時間思考を巡らせ続けた疲労は、ご自身が思っている以上に深いものです。まずはここまで走り抜けてきたご自身を労ってあげてくださ
今日、12月14日は1級キャリアコンサルティング技能検定実技(論述)試験当日になりました。試験会場に入場したら深く息を吸って、静かに問題用紙を開いてください。そこにある事例は、敵ではありません。これまで積み重ねてきた学びを、そのまま映し出すための「鏡」です。あなたはもう、「何を書く試験か」を知っています。相談者Aの声を聴き、事例相談者Bの立ち位置を見極め、一貫した見立てとして言葉にする力は、すでにあなたの中にあります。今日は、うまく書こうとしなくていいので
明日の試験に備えて、不慣れな宿泊先で前泊されている方もいらっしゃるでしょう。もちろん、試験会場に明日向かう場合は、今、自宅で静かに緊張を募らせている方もいるかもしれません。そろそろ心を休めて、早めにおやすみされてくださいね。睡眠はとにかく大事なことです。そして、明日は特別なことをしようとしなくて大丈夫。奇跡を願うのではなく、これまで積み重ねてきた「軌跡(あなたのキャリア)」を信じてほしいと思います。目の前の問題に誠実に向き合うだけ。やるべきことは、ただそれだけで
前回は、第14回の論述問題の解答例を示しながら、その指針についてキャリアコンサルティング技能の側面から触れていきました。そこで今回は、各設問ごとに軸は一貫して〈カウンセリング技能(基本態度・傾聴スキル)〉、しかも相談者Aの両価的感情をどう扱えたのか、扱えなかったのかを考察します。問1では、相談者Aの語りを評価・整理しない。否定的感情(自己PRの不安・再就職の焦り)と肯定的感情(家庭を大切にしたい・今は立ち止まりたい)を、そのまま併存する状態として把握することを指針とします。
今回は、明日(14日)に受検を控えている事例指導者のために、第14回の論述問題の解答例を示しながら、その指針について触れていきます。では、問1〜問5の解答例に共通する視点を指針とします。問1相談者Aが訴えた問題は何か、記述せよ。(10点)《Aは、子どもたち二人の大学進学を控え学費への不安を感じる中で、再就職を目指したい気持ちはあるものの、いつどのように再就職に取り組むべきか判断できず、転職活動に前向きになれない状態が続いていることを問題として訴えている。》基本指針としては
本日は大阪にて、1級キャリアコンサルティング技能検定実技論述試験の前日・直前対策講座を開催いたします。明日が試験本番ということで、強い緊張を感じていらっしゃる方も多いことと思います。だからこそ今日は、意味深く語りを交わしながら、お互いの緊張が少しでもやわらぐ時間を大切にしたいと考えています。同時に、明日の試験現場で考える力を発揮できるよう、頭と感覚の両方を穏やかに、そして豊かに活性化していきましょう。本日受講くださる皆様、どうぞよろしくお願いいたします。1級実技論述試験
本日は大阪に来ています。大阪市役所の正面には万博が終わってから2か月を経てもミャクミャクが健在。多くの方が写真を撮っていました。まだまだ人気者ですね。明日はこの大阪で1級キャリアコンサルティング技能検定実技論述試験対策講座を開催いたします。翌日が試験日なので超直前ということになります。私自身もこの1級CCやⅠ種メンタルヘルス、公認心理師や大学院入試などなど、どんな試験と向き合うときでも直前の直前まで準備を重ねています。それが試験本番での発想とひらめきにつながってきました。明日
キャリア相談の現場では、相談者自身が「これが問題だ」と語る内容と、実際にその人のキャリアに長期的な影響を及ぼしている問題とが一致していないことが多い。第13回と第14回の論述問題に登場する相談者Aはその典型であり、いずれの事例相談者Bも、Aの語る表層的な不安を中心に面談を進めた結果、問題の核心に触れ切れなかった。ここでは、もしBの見立てに基づいて面談が進み、その目標を達成したとしたら、Aはその後どのようなキャリアの軌跡をたどる可能性があるのかを考察する。第13回の相談者Aは、予
今日は大分で管理職の「マネジメント・メンタルヘルス研修」を実施してきました。研修を企画いただいた関係者の皆様、お忙しい中、研修を受講してくださった皆様、本当にありがとうございました。昨年よりこのテーマでの研修プログラムをお声がけいただいています。キャリアコンサルタントならではの視点からご提供できる内容にしています。こうした機会をいただき、大分へ出張できることが増え、とても嬉しく思います。さて、第15回1級キャリアコンサルティング技能検定試験も近づいてきています。ここで意外と
キャリアコンサルティング技能検定1級の論述試験では、多くの受検者が「相談者視点」「事例相談者視点」「事例指導者視点」という言葉を多用します。しかし、この三つの視点の中身を具体的に理解しないまま、「視点」というラベルだけを並べてしまうと、文章はそれらしく見えても、事例全体を俯瞰した論述にはならないのです。特に、相談者の問題をどこに焦点化するかを検討する際に用いられる「見立てる5つのポイント」をきちんと踏まえていないと、何をもって相談者視点と言うのか、事例相談者
《1級キャリアコンサルティング技能士を目指す場合の心構え》――心に思い、ベストを尽くし、楽しむ――1級キャリアコンサルティング技能士をめざす学習の過程で、タンタンは何度も「自分はどのような姿勢で支援を捉え、どのような視点で事例を読み解くべきか」という問いに向き合ってきた。そのたびに私の内側には、静かに湧き上がる声がある。それは試験の難易度や周囲の期待ではなく、「自分の心がどの方向へ進みたいのか」という自然体のメッセージである。進めるか、立ち止まるか。学習
今日は朝からこちらにきています。そう…大分です。今年最後の大分でのお仕事。本日は地元企業さんへの年末のご挨拶まわり。明日は朝から夕方まで「マネジメントとメンタルヘルス」に関する研修講師を務めます。大分に来たとき、昔からランチでお世話になっているお店。受検者の方々へのエールを込め、ここで「かつ丼」を食すのが私のルーティンでもあります^^この物価高時代でもカツ丼が税込720円というお値段。もしかしたらスタバの飲み物やコンビニのお弁当より安く感じるのかな。何はともあれお値段関
今回は、14日の論述検定試験まで、残り3日間になりましたので、高校生のありがちな問題を論述形式に構成し、事例として表現することで事例記録に作り上げました。さらに、その事例に対する相談者Aと事例相談者Bの抱える問題を解決するための基本的な取り組みを考えました。まだ、この時点で各問に対する基本的な解答の仕方を理解できていない受検者のために、以下の通り「試験モデル」と「解答モデル」を考えました。【高校生版:1級実技(論述)試験モデル事例】【相談者A】高校3年生(17歳)。普
今夜はオンラインにて、1級キャリアコンサルティング技能検定実技論述試験対策講座を開催いたします。ご参加予定の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。本日のプログラムは、いよいよ事例指導の実践的なフェーズに入ります。具体的には、事例相談者の成長を促すための問題把握、そして具体的な指導の道筋を描く実践プランの策定を行います。論述過去問で言えば、まさに【問4】と【問5】に該当する重要なパートです。1級合格への鍵となる部分でもありますのでしっかりと学びを深めていきましょう。
今回の論述問題では、「相談者Aが抱える問題」と「事例相談者Bが抱える問題」の両方を、別の視点と構造で捉えて解答することを考えました。これは、1級キャリアコンサルティング技能検定が目指す“個人支援”と“支援者支援(スーパービジョン)”の両立を、1つの事例の中で表現するための設計です。■問1:相談者Aの訴えた問題問1では、A自身が語った事柄をもとに、Aがどのような問題を抱えているのかを整理します。ここではAの感情・価値観・置かれた状況を統合し、Aの問題そのものを明確化することが目
12月28日(日)日本キャリア・カウンセリング研究会(JCC)主催オンライン緊急開催「1級キャリアコンサルティング技能士による事例指導講座」のご案内です。講師は私(小林)が担当いたします。いよいよ12月14日(日)には第15回1級キャリアコンサルティング技能検定の学科および実技論述試験が実施されます。その後、来年2月1日からスタートする1級面接試験まで、時間も限られています。「面接は来年から準備をしようかな」と考えることもあるかもしれませんが、実はこうしたところにもったいな
今回は、受検日が迫っていることから、受検者の皆さんに問1から問5までの連動を考えてもらいたという思いで、問1から問5までの解答を出し惜しみせず公開します。なお、問1の「退職理由への負い目」とは、現実に即した相談者Aの不採用理由を指し、示しています。Aの「自己PRの苦手」は、事例相談者Bの先入観がもたらしたものです。Bの記述には、《Aは自己PRに強い苦手意識を抱いており、不採用が続いてしまったとのこと。》《自己PRの見直しを提案》《面接での自己PRに対して強い苦手意識を
例年、この時期になると、ブログ記事へのアクセスが少し増え、日々500人以上の1級受検者様と思われる方々から訪問をいただいております。以前はアメブロさんのアクセス数のカウンターが少しおかしい時もあり、一日で3,000人超えを示すこともありましたが、現在は以前より正確になってきているようです。1級の実技受検者数は、毎年1,000人ほどだと思いますので、半分以上の方に関心を寄せていただいているかな…と感じます。数あるWebサイトの中から、このブログを見つけてくださり、そして訪問
本日は朝イチで東京に向けて出発。茗荷谷に向かっています。今日は今年最後の大学院のゼミ。午後からあるので少し時間に余裕があり、当日移動において助かります。研究論文の概念枠組みを発表する機会なのですが、私の研究テーマに関する先行研究や理論をあれこれと読み進めていくうちに、自分がいったい何を調査したいのか、輪郭がみえなくなっていく感覚があります…汗とはいえ、論じてみたいことは色々とあり、その根底にあるものを丁寧に探っていく作業を日々積み重ねている段階です。「共
今回は、1級キャリアコンサルティング技能士になるための秘訣として、「残り9日で伸びる力は“構造化”だけです」というテーマで述べます。1級キャリアコンサルティング技能検定まで残り9日となりました。この時期になると、多くの受検者の方が「あと何を勉強すればいいのか」「まだ知識が足りない気がする」と焦りを感じるようです。しかし、タンタンがこれまで多くの受検者を指導してきた経験からお伝えしたいのは、この9日間で最も伸びる力は、知識でも理論でもなく、構造化の力だということです。
論述形式の問題については、下記にアクセスしてください。『ご希望の方に、無料で第13回面接ケース内容1に論述形式を適用して提供します。』今回、1級キャリアコンサルティング技能検定を受検される皆さまに、タンタンミーティングの1級対策講座で使用している「第13回実技(面接)ケース1」を論述形式に作…ameblo.jp今回は、第13回面接ケース内容1を論述形式に適用させた問題で、問4と問5を連動した解答を考えます。最初に、問4の解答を示し、次に問1、問2、問3との連動を説明します。
論述形式の問題については、下記にアクセスしてください。『ご希望の方に、無料で第13回面接ケース内容1に論述形式を適用して提供します。』今回、1級キャリアコンサルティング技能検定を受検される皆さまに、タンタンミーティングの1級対策講座で使用している「第13回実技(面接)ケース1」を論述形式に作…ameblo.jp今回は、第13回面接ケース内容1を論述形式に適用させた問題で、問2と問3を連動した解答を考えます。タンタンミーティングによる個人指導をしていて、受講者の皆さんが一番悩まし
今夜と明日夜の2日間は、日本キャリア・カウンセリング研究会(JCC)主催「1級キャリアコンサルティング技能士による事例指導講座」がオンライン開催されます。第15回1級キャリアコンサルティング技能検定試験も迫ってきていますので、その実技論述試験に少しでも活用できる手がかりを得ていただけたらと考え、実践的なプログラムをよりアップデートしています。講師は私(小林)が務めます。2日間、講座に参加いただける方、どうぞよろしくお願いいたします。さて、今回の記事では、第14回1級キャリ
論述形式の問題については、下記にアクセスしてください。『ご希望の方に、無料で第13回面接ケース内容1に論述形式を適用して提供します。』今回、1級キャリアコンサルティング技能検定を受検される皆さまに、タンタンミーティングの1級対策講座で使用している「第13回実技(面接)ケース1」を論述形式に作…ameblo.jp今回は、第13回面接ケース内容1を論述形式に適用させた問題で、以下の問1を解答します。問1相談者Aが訴えた問題は何か、記述せよ。「相談者Aは、過去の非正規経験から
今回、1級キャリアコンサルティング技能検定を受検される皆さまに、タンタンミーティングの1級対策講座で使用している「第13回実技(面接)ケース1」を論述形式に作り替えた学習素材を無料で提供することにいたしました。本資料は、相談者Aと事例相談者Bの状況や面談過程、事例の見立てや対応方針、環境への働きかけの流れを論述試験で求められる記述形式に合わせて再構成しており、昇格打診への迷いや育児と介護の同時進行による葛藤、自信の揺らぎや価値観の揺れ、さらにはBの応答の偏りといった、第13回ケース1に
受検者の皆さんを応援するために「ひっしょう帽子」と「TANTANMEETINGTシャツ」を作りました。一緒に「1級キャリアコンサルティング技能士」合格のために「心に思う」「ベストを尽くす」「楽しむ」の方程式で受検に挑戦しましょう!!今日で76歳になりました。記念のTシャツでもあります。
12月に入り2日目ですね。今年もあと30日。日々お忙しくされている方も多いかと思います。12月14日の受検を控えている方、特に体調管理にお気をつけてお過ごしください。さて、前回に続けて第14回1級キャリアコンサルティング技能検定実技論述試験過去問を活用し、事例相談者の相談者への対応の問題を考えてみたいと思います。問4事例相談者Bの相談者Aへの対応について問題だと思うことは何か。事例に基づいて記述せよ。この問いを考えていく際、指導者なんだからきちんと適切な指摘をしな
今日は、12月1日(月曜日)です。1級キャリアコンサルティング技能検定(学科・論述)試験が行われる12月14日(日曜日)までは、残すところ今日を含めて13日になりました。論述の検定対策として事前に行うことは、①手書きで解答する練習を行うこと。②80分の時間をフルに使って、5問全部に余裕をもって考え抜くこと。の2点です次に、検定会場に入場したら、①事例記録を丁寧に読み解くこと。②相談者Aと事例相談者Bのプロファイルに注
論述形式の問題については、下記にアクセスしてください。『ご希望の方に、無料で第14回面接ケース内容3に論述形式を適用して提供します。』このブログ「キャリアコンサルタントの夢の形」の読者だけに提供します。他の受検講師や受検指導者に指導を受けている方は、ご遠慮ください。タンタンミーティングの…ameblo.jp今回は、タンタンミーティングのキャリアコンサルティング技能検定1級(実技・論述)対策として使用している、「第14回面接ケース内容3」論述形式に変えた論述問題問4