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昨日は、日本キャリアカウンセリング研究会(JCC)主催特別講座「1級キャリアコンサルティング技能士による事例指導講座」オンライン説明会が開催されました。10名様ほどの方が参加され、初めてお会いした方も数名いらっしゃいました。説明会ではありますが、JCCの組織団体等の方針PRにはしたくなかったこともあり、キャリア形成支援者同士での事例指導という営みについて、きいて、かんじて、考えていただくような時間にいたしました。説明会の途中、数名の方にこちらから問いかけていく場面をつくり、
2級キャリアコンサルティング技能士の論述の書き方の勉強をしました。2級キャリアコンサルティング技能検定論述の解答例は、これで8回目になります。第20回2級実技(論述)試験解答用紙問1相談者がこの面談で相談したい「問題」は何かを記述せよ。(20点)【5行】ゼミの先輩からは、インターンシップに行った方がいいと言われ、クラスの友人には就職に有利になるという情報を得たので、応募のために準備している。しかし、友達が挙げてくれた長所が、エントリーシートに役に立つのか納得できない
今日はこれまで4回にわたって投稿した第13回1級キャリアコンサルティング実技(論述)試験の設問5についての考えを述べていきます。今回は問5の設問「事例相談者「問題」に対する、具体的な指導方法」です。それで、第12回の問2の設問は以下の通りです。【選択問題】問2この事例相談者が抱えている問題に対して優先して取り組むべき目標は何か。また、その目標を達成するために、効果的な支援を行う方法や内容について具体的に記述せよ。(20点)そして、第13回の設問が次の通りです。
第13回1級キャリアコンサルティング実技(論述)試験問1についての考えを述べていきます。第12回1級では必須問題1問と選択問題1問の2つの解答が求められていましたが、第13回から一つに統一し出題形式が変更され、・メモ欄や・解答に際しての注意事項がなくなっています。そして、「次の文章は、事例相談者Bが相談者Aとのキャリアコンサルティングについて事例指導をうけるためにまとめられたものである。」から始まっています。この文章は、実際のキャリアコンサルティングに関するシチュエーションを提示し、そ
昨日の早朝、6月に開催予定のCVCLAB主催1級キャリアコンサルティング技能検定実技(論述・面接)試験対策講座プログラムについて予約を開始いたしました。※4月の説明会に参加いただいた方々へメールにてご案内しております。早速、受講をご検討いただいた方、また講座に予約をいただいた方々へ心より感謝申し上げます。おかげさまで、昨日の時点でオンライン講座と対面型横浜会場での講座は満席となりました。なお、本日(午前8時現在)、対面型福岡会場であと2名様、大阪会場であと1名様のお席がござい
ゴールデンウィークの後半戦がいよいよ始まりましたね。昨日の夕方以降からどこに行っても人が多く、これまでのコロナ禍が遠い昔の出来事だったような感じもします。皆様はいかがお過ごしでしょうか。私は連休明けからの企業研修の仕事準備等があり、朝からデスクに張り付きパソコンと睨めっこ。ゴールデンウィークは全く関係なく…苦笑今月は模擬患者のボランティア活動もあるため、与えられた役割をしっかり演じられるよう、シナリオの読み込みと役作り等の準備もあります。幸い忙しいことが大好物なの
今日は、第13回1級キャリアコンサルティング実技(論述)試験問2についての考えを述べていきます。問2の設問内容は次の通りです。問2あなたが考える見立てに基づき、相談者Aが「問題」を解決するために取り組むべきことは何か、記述せよ。(20点)2023年度後期1級実技(論述)試験、採点官から観た受検者の傾向には、問2について下記の意見が寄せられています。■「あなたが考える見立てに基づき、相談者が「問題」を解決するために取り組むべきことは何か」について・「問題」を解決する
今回から、第11回1級キャリアコンサルティング技能検定実技(論述)試験事例1必須問題について、タンタンの考える解答を作成してみます。相談者Aは、女性で32歳、国立大学大学院人文社会科学専攻2年生で、中国からの留学生です。家族は、父が55歳で会社経営しており、母は53歳で専業主婦です。相談月は、7月上旬になっています。来談経緯には、Aさんは、大学院1年生の秋頃から就職活動の準備をしてきたが、まだどこの企業からも内定をもらっていないとなっています。第11回面接試験のケース3と同じ設
今日から5月がスタートしましたね。本当に早いものです。昨日からの3日間は、ゴールデンウイークの中休みにもなる平日ではありますが、やはり10連休をとっている会社員の方も割と多いような気もします。コロナ禍からなんとなくですが、皆でお休みできるような雰囲気が増えたような感じもします。勿論、暦通りであるとか連休など全く関係ないというか…大型連休になるほどかえって忙しく仕事をされている方も多いでしょう。これはコロナ禍関係なく例年のことなのかもしれません。私の住む福岡では、明後
例えば、1級キャリアコンサルティング技能検定試験論述問題では事例(ケース)が出題されますが、そこに描かれている文字たちを理解する際、それをひとつの事例として全体で評価してしまうことがあります。これはとても危険というか、重要なことが抜け落ちてしまうと思うのです。以前も記事にしているのですが、結果としての事例を理解するのではなく、描かれている記録から、一つひとつのプロセスを丁寧に読み込みあれこれ理解しようとすることが必要です。相談者から何かしらの発言(仮に1とする)を受け、
2級キャリアコンサルティング技能士の論述の書き方の勉強をしました。2級キャリアコンサルティング技能検定論述の解答例は、これで7回目になります。2級第21回実技(論述)試験解答用紙問1相談者がこの面談で相談したい「問題」は何かを記述せよ。(20点)今の派遣の仕事は、とてもやりがいがあり、気に入っているし、勤務条件も好都合なので続けていきたいと思っているが、頑張りすぎることで同僚との溝ができ、浮いている感じがしてやり辛いと考えている。前職では仕事が忙しすぎて子育てとの両
今日は、2級キャリアコンサルティング技能士を目指す方の支援をさせていただきました。2級キャリアコンサルティング技能士の論述問題の解答を添削するのは、第27回の論述問題の添削に続いて2回目になります。どうしても、1級キャリアコンサルティング技能士の視点が働き、2級レベルのキャリアコンサルティングに適合しているかどうか思案しながら添削をしました。2級受検者の方の解答は、どうしてもキャリアガイダンスの6分野に従って、自己理解、仕事理解やコミュニケーション能力、中長期のキャリアプランな
5月2日から1級キャリアコンサルティング技能検定実技試験対策講座をZOOMで開始しました。今日5月5日「子どもの日」まで5名の方を個別指導していますが、第13回の検定試験が終了してから2ヶ月ぐらいが経過していますので、皆さん受検モードにはなっていないようです。そういうタンタンもZOOMの操作を忘れていたりで、受検者の皆さんも空白の時間があると論述の解き方や面接の進め方など検定に関することを最初から始め直さないといけなくなります。タンタンミーティングは、5月に2回実施しますので、
特定非営利活動法人日本キャリア・カウンセリング研究会(JCC)主催の「1級キャリアコンサルティング技能士による事例指導講座」が今年度も開催されることとなりました。本日と明日の2日間、3回に渡り、本講座のオンライン説明会が実施されます。各回10名様ほどの参加者様となるそうです。少人数制でのミニマムな場なのでメリットもあると感じています。ちょっとでも距離を近くできたらいいな…と思っていますし、雰囲気的に質問しやすい環境をつくることができたらと考えています。質問の内容次第では
今日は、2級キャリアコンサルティング技能士を目指す方の支援をさせていただき、論述の書き方の指導をしました。2級キャリアコンサルティング技能検定論述の問題は、第27、28,26回に続き4回目になります。受検者やネットで紹介されている解答を拝見すると、キャリアガイダンスの6分野を用いたものが多いように感じます。個人指導した方の解答したものをもとに、タンタンの考えを取り入れた解答例を作成してみました。第25回2級実技(論述)試験解答例
今日は、2級キャリアコンサルティング技能士を目指す方の支援をさせていただきました。2級キャリアコンサルティング技能士の支援から、ずいぶん遠ざかっていましたので、論述の解答の仕方をすっかり忘れていて、2級の勉強をし直してみました。解答用紙は、問1.5行、問2.5行、問3.①3行、②9行になっています。問1、問2は、余裕を持ってかけるぐらいの量です。問3の①目標は、3行もありますので、全部の行を埋めようとすると、方策まで入れないといけないのかと考えさせられました。問3の
昨夜、オンラインで1級キャリアコンサルティング技能検定実技対策講座の基礎編を開催いたしました。4月初日のオンラインプログラムをつめ、28名の受講者様へご提供しています。特に1級受検に向き合っていく際に大切だと考えるところ、事例指導のひとつのベーシックなあり方を考えていく時間になるように、試験対策にとどまらない実践家に考えていただくための重要ポイントを可能な限り盛り込んでいます。お忙しい中、早速数名様よりメッセージをいただきました。心から感謝申し上げます。「真の支持的態度
第13回1級キャリアコンサルティング実技(論述)試験問3についての考えを述べていきます。2023年度後期1級実技(論述)試験、採点官から観た受検者の傾向には、下記の意見が寄せられています。■「相談者を支援するために、必要なネットワーク」について・前段の設問に連動して検討いただくものになりますが、相談者の取り組みについて具体的に検討することができた受検者は、必要なネットワークについても具体的かつ多面的に検討することができている印象でした。・一方で、具体性に乏しい一般論的な回答は今回
現在、49名参加申込10/9(祝月)20:00~21:00第13回1級キャリア技能士論述試験対策・無料説明会突如入ってきた1級論述試験形式の変更あなたはもう準備できていますか?1級キャリア技能士である中山が新しい論述試験に対する対策についてお話しします。説明会は初めての受検!何から始めたら良いか分からない論述試験が苦手だ論述試験形式が変わると聞いて動揺している1級合格に向けた勉強法を知りたい通信講座や、教材・書籍って沢山あるけど何を使えば良い
キャリア∞インフィニティですブログへのご訪問ありがとうございます。ゴールデンウイークですね。皆さまはどのような休日をおすごしでしょうか?気持ちの良いお天気も続いていますし、どうぞお楽しみくださいね~さて、直前のご案内となりますが、2024年5月25日(土曜日)13時30分~16時まで『終活×キャリアワークショップ』を下記の日時で開催します!!どなたでも参加可能ですので、お気軽にお申込みください!以下のご案内を掲載します!【ご案内】日時:202
物事を異なるところからみて意見していくことも大切だと思うので、そのままを文字にいたします。※個人日記として記事にしています。キャリア形成支援者が「キャリアコンサルティング」を考えていくとき、以前から話題になることです。注目されることに、キャリアコンサルタントの組織介入・支援展開等があります。特に今は「企業組織」という点の露出度が高いと感じることがあります。(キャリアコンサルタントには企業組織への支援ができる者が少ない…)(よろず相談的なかかわりしかしていない、カウンセ
今回は「リフレクティブ・リスニング」というテーマで述べてみます。「リフレクティブ」とは、リフレクト(reflect、反射させる、映し出す)の形容詞です。それで、リフレクティブ・リスニングとは、相談者の話をあたかも鏡に映し出すように聴く方法です。キャリアコンサルタントの言葉ではなく相談者の言葉で、相談者の考えや感じたことをできるだけに正確に映し返すことが、共感的な支えを与えることになると同時に、相談者が自分の考えや気持ちを振り返り、整理するのを助けることになります。それはち
昨夜の最終便で大阪から福岡へ戻ると、オンラインサイトから荷物が届いていました。発刊されたばかりの書籍。この書籍は、講座受講者の方からのご紹介で存在を知りました。即予約して購入。※N様、ご紹介いただきどうもありがとうございました。日本キャリア・カウンセリング研究会(JCC)の歴史についても詳しく記されていますね。キャリア形成支援に関する歴史的な視点を改めて深めていくためにも役立つと思います。内容も文字の大きさ等も読みやすく、わかりやすい優しい構成になっていました。
本日は日帰りで大阪出張です。福岡も大阪もあいにくの雨模様。福岡の早朝は然程寒くなく今日は13℃くらいの気温になるようですが、先ほど伊丹空港に着いて外に出るとグッと冷え込みを感じました。伊丹空港に着陸した際の機内放送では気温が5℃と言っていたので寒いはずです。伊丹空港から新大阪までバスで向かっています。一昨日と昨日の2日間、このブログで募集しておりましたCC事例指導オンライン公開イベントについてはおかげさまで満席(60名様)のご予約をいただきました。ご予約いただきました方、またご
今回は、「自己決定権の尊重」というテーマについて考えてみます。キャリアコンサルタントの倫理綱領には、第2章職務遂行上の行動規範として、第9条(相談者の自己決定権の尊重)が次のように、規定してあります。キャリアコンサルタントは、キャリアコンサルティングを実施するにあたり、相談者の自己決定権を尊重しなければならない。産業カウンセラーの倫理綱領には、次の通り規定しています。自己決定権の尊重第17条産業カウンセラーは、クライエントが自己決定する権利を尊重する。2前項の目的
今日は、「システマティックアプローチとキャリアコンサルティングプロセスの関係」について述べます。事例指導を進めるに当たっては、以下の要件を、しっかり正確に理解する必要があります。「1級キャリアコンサルティング技能検定試験の試験科目及びその範囲並びにその細目」には、「実技試験」、「キャリアコンサルティング作業」、「Ⅰキャリアコンサルティングを行うために必要な技能」が、規定してあります。1基本的技能相談者に対する支援を適切に行うために、以下の1)から4)までの基本的スキルを有
今日のテーマは、「自己一致と自己不一致」です。第10回1級実技(論述)試験事例1.必須問題を用いて、このテーマについて考えてみます。〇事例相談者は、キャリアコンサルタントで女性40歳の相談歴2年の経験を持っています。〇相談者Aは、男性53歳で都内のオフィス事務機器・情報機器販売会社の営業課長をしています。〇家族は、妻が51歳で専業主婦、長男は20歳で大学2年生、二男は16歳で高校2年生です。〇実家には、両親が二人住まいで生活しています。来談経緯は次
キャリア∞インフィニティです。ブログへのご訪問ありがとうございます。先日募集しました2級キャリアコンサルティング技能士試験対策講座(第32回)は定員に達したため締め切らせていただきます。お申込みくださった方、ご検討くださった方、ありがとうございました。なお、1級キャリアコンサルティング技能士試験対策講座は9月開講となっておりますが、残席1名となっております。ご検討中の方、ご質問などございましたら、お気軽にお問合せください👇お問い合わせはコチラから2級・1級キャリアコン