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鼻をすっきり細くしたい小鼻の広がりも気になる・・・・といったお悩みで来院されました。鼻先を指で押さえると容易につぶれ、鼻中隔軟骨が小さく、下外側鼻軟骨(鼻翼軟骨)が左右に開いてると考えられました。鼻中隔延長術で鼻尖を引き上げ、鼻翼幅を狭くすることも検討しましたが、自分らしさを残すため、鼻尖縮小術と耳珠軟骨移植を選択しました。この手術だけでは小鼻の張り出しは軽減しませんが、鼻先の形態が変わることで印象が変わるため、今回は鼻翼縮小術は同時に行い
団子鼻の治療は鼻尖縮小術を基本に行われ、鼻尖部の皮下脂肪量、鼻翼軟骨の形態によって適切な手術方法を選択します。鼻尖部の皮膚を薄くすることは非常に危険で、脂肪減量と鼻翼軟骨の位置を変えることで鼻先を細くします。鼻翼軟骨上と鼻尖正中部の脂肪が多い場合は、脂肪を減量するだけで鼻先のボリュームは減ります。ただし脂肪減量だけでは鼻先が平坦になってしまうことがあり、鼻翼軟骨中間脚で縫合固定を行ったり、鼻翼軟骨の一部を減量することもあります。場合によっては
他院で鼻尖形成術と小鼻縮小術を行い、その4ヶ月後と8ヶ月後に別のクリニックで鼻尖部の修正手術を行いました。ところがアップノーズになり、鼻穴が狭くなったため当院にお越しになりました。↓初診時下から鼻柱が瘢痕で太くなっており、鼻孔縁の縫合部に段差がありました。↓斜め下から患者様によると2回目の修正術で赤矢印のキズができたそうです。鼻孔縁を引き上げるための「フック」によって皮膚が裂けた、あるいは誤ってメスで切開してしまった・・・・と推察できます。
鼻尖の縮小を希望し当院に来院されました。鼻先はやわらかく左右の鼻翼軟骨が開いており、皮下脂肪が多い方でした。鼻尖縮小術を主体とした鼻翼軟骨形成を行い、鼻先を斜め下方に向けるため耳珠から軟骨を採取し、鼻柱上部に移植しました。↓術前正面↓術後55日↓術前斜め左前から↓術後55日↓術前斜め右前から↓術後55日↓術前下から↓術後55日術後やや浮腫が続いた患者様で現在もややむくみが残っており、今後も経過観察
鼻尖縮小術を受けると、鼻孔縁が挙がりアップノーズになったと修正の相談にご来院される方がいます。これは下外側鼻軟骨(鼻翼軟骨)のある形態が原因で、全ての方が鼻尖縮小後そうなるということではありません。当院ではそのような下外側鼻軟骨の形態の方に鼻孔縁が挙がらないように、SAD法による鼻尖縮小術を行っています。この方法の欠点は下外側鼻軟骨の状態によって本法が行えるケースと行えないケースがあることです。また、できるかどうかがわかるのが術中という点です。そ
他院で鼻中隔延長術を行い、鼻先が矢印のようになってしまいました。患者様はそのかたちに強いストレスを感じ、生活に大きな支障をきたしました。鼻中隔延長術より6ヶ月後当院で修正手術を行いました。↓術前正面↓術後27日鼻孔上縁が挙がり、鼻穴が見えるようになりました↓術後40日術後27日と比較すると鼻孔上縁が下降しました鼻中隔延長による鼻尖と鼻柱の下垂は改善しました。ところが過度な鼻中隔延長によって鼻翼軟骨が萎縮しており、術直後より鼻孔上
KeyWords:鼻中隔延長失敗、鼻整形失敗、矢印鼻、鼻中隔延長修正、鼻整形修正まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。今回ご紹介するのは、『鼻中隔延長術を受けたら、鼻が下に向きすぎた』というお悩みでいらした方です。早速、術前正面と術後1か月の状態をお見せしたいと思います。術前は、鼻の中央が下に向きすぎていて、いわゆる『矢印鼻』になっています。術前術後1か月この方は、他院にて、ゴア
こんにちは東京の新宿にあります山本クリニックスタッフのナスです本日は鼻尖形成(だんご鼻解消術)の症例をご紹介します今回ご紹介するのは鼻尖形成のみを行った方となります・鼻尖形成だけだと効果は出る?・軟骨移植などを一緒にしないといけないのでは?とお考え中の方、当院の鼻尖形成はどの位の変化が出るかご覧いただければと思います正面から見ると鼻先がシュッと細くなり、鼻筋が通ったように見えますね下から見ると、鼻先がは細くなってることが分かりやすいです軟骨やプロテ
鼻のプロテーゼ上にはヒアルロン酸を注入すべきではありません。プロテーゼが入っているのにもう少し高くしたいからと言って、ヒアルロン酸を注入するとプロテーゼが感染してしまうことがあります。ヒアルロン酸注入前の不十分な皮膚消毒では、感染することがあり、この場合注入から1~5日程度で鼻部が発赤し、腫れます。プロテーゼが感染したときは抗生物質の内服や点滴で様子をみるべきではなく、プロテーゼ摘出が第一選択となります。鼻孔縁を切開し、ドレナージチューブを挿入し