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今回はオステオポール挿入後に、鼻尖部の変形と皮膚の発赤変化を認めた症例に対し、オステオポールの除去と同時再建を行ったので説明します。症例は初診時にオステオポールを挿入され、約7ヶ月(手術時は約8ヶ月)経過していました。鼻尖部の変形と発赤を認めたため、除去と同時に鼻尖部の再建を行いました。ところで最近はオステオポール挿入後のトラブル症例が多数散見されます。そこで症例の供覧の前にオステオポールについて少し解説します。オステオポールはオ
鼻尖部軟骨移植、鼻中隔延長術、鼻尖形成術の分類は実は結構奥深いものがあります▼こんな感じの分類です。★初回の鼻中隔延長術、皮膚の厚い鼻中隔延長術、拘縮が少ない症例3ーgraftSpreadergraft2枚Septalextensiongraft1枚★鼻中隔軟骨が弱い症例、残存L-strutが財弱な症例、highseptaldeviationの症例5ーgraftSpreadergraft2枚Septalextensiongraft1枚Batten
鼻翼基部が凹んでいたため口腔内切開で梨状口縁に厚さ4mmのParanasalimplant(シリコン)を挿入しました。このシリコンには元々穴が開いており、スクリュー固定ができるようになっています。当院ではシリコンが移動しないように常に吸収スクリューで固定しています。このスクリューは10~18ヶ月で砕けて吸収され、その頃にはシリコンは動かなくなっています。またこの患者様には同時に鼻中隔延長術、鼻尖縮小術、鼻尖部耳珠軟骨移植術、鼻根鼻背にシリコ