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「LOFTロフト」(日・2005)黒沢清監督、脚本のホラー・サスペンス。スランプ気味の小説家、春名礼子は謎の“泥吐き”の症状にも見舞われる。環境を変えるため、編集部長・木島が用意した、山にある「館」に引っ越した春名だったが、裏にある建物に「人っぽい物体」を運ぶ“男”を目撃する。その建物は「大学の研究所」で、その“男”、教授の吉岡誠が運んでいたのは近くの「沼」から引き上げられた「1000年前の“女性のミイラ”」だっ
まだ知らないクロサワの世界2020年監督/黒沢清海外から"もうひとりのクロサワ"と呼ばれ、世界的な評価を受ける映画作家がいる。それが黒沢清である。長回しや、引きの画を好む演出家は、日本にも多くいるが、黒沢監督のそれは誰にも似ていない。いや、誰にもそれを真似出来ないと言うべきか。黒沢清の映像は、終始何かが起こる不穏感に包まれている。その瞬間を見逃すまいと、まばたきすら惜しまれる作品を提供してくれる作家が、世の中にどれ程いるだろうか。黒沢監督はホラー映画に特化した作家でないが、黒沢監
学校の怪談シリーズ最恐は以前取り上げました『学校の怪談春の呪いスペシャル』に収録されている『アサギの呪い』だと思っていますが、今回取り上げる『学校の怪談G』は4作品とも粒揃いの短編が収められており、恐怖演出や不気味さ脚本の上手さなどのトータルバランスはこちらの方が上回るかもしれません。↓↓前回の記事『今では絶対テレビ放映できない怖さ!!『学校の怪談春の呪いスペシャル』(2000年)』たまたまテレビを見ていた全国の子供にトラウマを植え付けたと悪名高い関西テレビで夜9時に放映さ
池袋新文芸坐黒沢清特集そして“世界のクロサワ”へより蛇の道製作:大映監督:黒沢清脚本:高橋洋撮影:田村正毅美術:丸尾知行音楽:吉田光出演:哀川翔香川照之下元史朗柳ユーレイ翁華栄砂田薫丹治匠佐藤加奈小田彩美田中瑞穂森裕悟1998年2月21日公開幼い愛娘を暴行の末、殺害された宮下(香川照之)は、偶然知り合った塾の講師・新島(哀川翔)の協力を得て、犯人への復讐を企んでいました。ある組織の幹部・大槻(下元史朗)を拉致監禁した彼らは、屈
「蛇の道」(1998)6月にセルフリメイクが公開されるサスペンスをU-NEXTで観ました。初見。監督は黒沢清。予告編はコチラ。まだ幼い娘を暴行・殺害された宮下(香川照之)が、偶然知り合った新島(哀川翔)の協力の下、犯人に復讐しようとしています。まずは犯罪に関与した組織の幹部・大槻(下元志朗)をアジトに拉致監禁して、生きていた頃の娘のビデオを見せながら拷問。檜山(柳憂怜)という男の名前を聞き出します。その名前を聞いて少し動揺する宮下。作戦実行中も淡々と商店街にある塾で講師をし
2015年松竹監督黒沢清脚本黒沢清、宇治田隆史撮影芦澤明子美術安宅紀史(キュア、クリーピー、PARKS)記録柳沼由香里(刑事貴族、キュア、クリーピー)深津絵里浅野忠信蒼井優小松政夫柄本明こんなにストレートな夫婦愛を描いたラブストーリーを、柔らかく優しく描く監督に黒沢清さんがなるとは思わなかった。黒沢さんはどんな題材でさえあくまでもホラーが前提にあるのが定石だからだ決して良い話で終わらせず
タイトルドレミファ娘の血は騒ぐ公開年1985年監督黒沢清脚本黒沢清万田邦敏主演洞口依子制作国日本本作は、「回路」などホラー映画で知られる、黒沢清の監督第二作。そして洞口依子の映画デビュー作でもある。現在では演技派女優として高い評価を受ける洞口依子だが、デビューは「GORO」の「激写」でいわゆるグラドル。それもヌード・グラビアだった。そこで知名度を得て、主演として迎えて制作されたが、製作当初のタイトルは「女子大生恥ずかしゼミナール」。また、シナリオ執筆時のタイトルは
映画【スパイの妻】この映画が終わった後、蒼井優がどうなったか❓見つけたので紹介❗️ビックリするよ映画【スパイの妻《劇場版》】🟣ここから、映画自体が完了した【その先の流れ、展開】が分かるストーリーを見つけたので、ここに、公開❗️いたします。🟢【びっくりする話】が、たくさん入っています❗️まず、映画の中で死んだ❗️と扱われていた、満州から連れ帰った女性ですが、実は、生きていたのです❗️その女性が逮捕されそうになっていたのが分かり、優作(高橋一生)が、身寄りのない女の死体を使って、擬