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黒沢清の初期の作品がアマプラでupされていたので、早速観てみた。公開された1992年といえばバブル崩壊後。予算の無い中、30代そこそこの若い黒沢清がどんな苦労でこの映画を作ったかは、神の身ならぬMATTにはわかりようもないが、この頃から黒沢映画の幹はできていたのだな、ということは理解できた。ストーリーがあるかと聞かれると、う~ん、、、、。物語性よりもただただ恐怖を描いたと言えばそうだ。でも黒沢映画の醍醐味である、ヒタヒタと忍び寄ってくる得体の知れぬ恐怖は、しっかりと感じることが
「蛇の道」(日/1998)黒沢清監督、高橋洋脚本の復讐・サスペンス。8歳の娘を「惨殺」された宮下は犯人への復讐を決意。彼に協力する新島と共にある組織の幹部、大槻を拉致して監禁するが……。新島役、哀川翔宮下役、香川照之再鑑賞。何年か前に初めて見た時はかなりの衝撃を受けたんですが、2回目なんでさすがに衝撃はナシ。それでも「復讐」に協力する目的がわからない新島は不気味だし、謎の天才数