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【町工場で働きながら転売屋として日銭を稼ぐ吉井良介は、転売について教わった高専の先輩・村岡からの儲け話には乗らず、コツコツと転売を続けていた。ある日、吉井は勤務先の工場の社長・滝本から管理職への昇進を打診されるが、断って辞職を決意。郊外の湖畔に事務所兼自宅を借りて、恋人・秋子との新生活をスタートさせる。地元の若者・佐野を雇って転売業は軌道に乗り始めるが、そんな矢先、吉井の周囲で不審な出来事が相次ぐように。吉井が自覚のないままばらまいた憎悪の種はネット社会の闇を吸って急成長を遂げ、どす黒い集団狂
●「地獄の警備員」リアルが薄れるほどにやりすぎてる感はあるものの影の部分を工夫して恐怖を作る照明がイイ。とにかく松重氏を怖く大きく見せる工夫が面白い。孤独のグルメの五郎さんからは想像できない非情キャラ。昔観たザズウシアターの「LYNX」という芝居での松重氏の怪物的な感じを思い出しました。やればやるほどやれる役ですけれどそれを出し過ぎず演じる松重氏の塩梅がイイ。ついついやってしまう私は反省至極。音楽も恐怖を煽って良いですが、音楽が一切なくても逆に黒沢監督ならでは
ドッペルゲンガー[DVD]Amazon(アマゾン)どーも、takashiです。映画は、誰のものか。それは、理想とか建前とかではなく、究極的には、ワタクシのものである。あなたのものである。つまり、単純に観ている人のものだ。一人ひとりの観客のものである。だが、製作責任者という意味では、映画は、やはり監督のもの、であろう。この映画の監督は、黒沢清さん。ワタクシが最近見た中では、『散歩する侵略者』という、評価に苦しむ作品があった。だが、それでも、どう解釈するのか、とい
コレは自分のTL界隈ではそれほどでもなかったんですが「回路」の黒沢清監督作と知ってとりあえずは観とかなきゃとウォッチリストに入れといたヤツ!8歳の愛娘マリーを惨殺されたアルべーとは自ら進んで協力してくれる日本人女医小夜子(柴咲コウ)の協力を得て犯人探しを始める。ある噂のあるいわくつきの財団の関係者を拉致した彼らはマリー殺害の真相に徐々に近づいていくのだが・・・そもそも柴咲コウが演じる小夜子の復讐劇と思って観始めたので「何故手を貸すのか?」の答えも驚きは少なく一本調子な印象が残りました。フラン
黒沢清監督のホラー映画「回路」を見た。観葉植物販売会社のミチ(麻生久美子)の同僚が自殺した。その同僚の不可解な行動を追っていた同僚もなにかにおびえているようだった。一方、大学生の川島亮介(加藤晴彦)は、「幽霊に会いたいか」というメッセージがパソコンに流れ、その話を聞いた同じ大学の春江(小雪)は、その話に興味を示す。基本、ホラーは見ないことにしているんだけど、「CURE」を見た流れで見てしまった。怖い!まああり得ない話だから、飄然としていればいいんだけど、やっぱり
黒沢清監督の出世作「CURE」を見た。首から胸をXの形に切り裂かれて殺される連続殺人事件が起こる。加害者たちはなぜ自分がそんな行動をとったのか自分で理解してないようだった。事件を担当する高部(役所広司)は、友人の心理学者・佐久間(うじきつよし)の力を借りて、事件を解決しようとするが、容疑者として浮かび上がった間宮(萩原聖人)は、記憶喪失の男だった。面白かったんだけど、暗示が殺人を犯させるとかいう論理が積極的には受け入れられなかった。説得力がない。だから不可解に思って
回路2001年日本映画監督黒澤清脚本黒澤清出演加藤晴彦麻生久美子小雪⚫︎あらすじ観葉植物会社に勤める工藤ミチ(麻生久美子)は、同僚の田口が突如自殺したことをきっかけに、身近な人が次々と黒い影を残して消えていく異変を知る一方、大学生の川島亮介(加藤晴彦)は、パソコンに「幽霊に会いたいですか」と表示される不気味なサイトに強制的にアクセスされ、そこから謎の映像や幽霊を目撃するようになる彼はパソコンに詳しい春江(小雪)と共に調査を始めるが、春江もやがて精神的に蝕ま
スペイン映画、見たことありますか?日本で公開される映画の監督としては、アルモドーバル、アメナバール、バヨーナなど、俳優では、ペネロペ・クルス、その旦那のハビエル・バルデム、アントニオ・バンデーラスとかをハリウッド映画で見かけることがありますよね。スペインでは日本より映画人口、多そうに見えます。ちょっとした田舎の村では、夏の夜に野外で映画の上映してたりします。料金は、8ユーロくらいで曜日によって料金が違うところが多いです。そして、日本と大きく違うのは、よほどの大都市でない限り、上映開
タイトルリアル~完全なる首長竜の日~概要2013年の日本映画上映時間は127分あらすじ漫画家の淳美が自殺未遂をして昏睡状態になって1年が経過した。恋人の浩市は病院でセンシングという装置を使って淳美の意識の中に入り込み、何とか淳美が意識を取り戻すように奮闘するが…。スタッフ監督は黒沢清音楽は羽岡佳撮影は芦澤明子キャスト佐藤健(藤田浩市)綾瀬はるか(和淳美)中谷美紀(相原栄子)オダギリジョー(沢野)染谷翔太(
ゴールドボーイ。観る人をバカにしている。○人を肯定している最低の映画。昔黒沢清のドッペルゲンガーも酷かった。同じ沖縄ものでも宝島とは雲泥の差である。主役男子はフラれた腹いせという単純な理由。14歳だろうが○刑になればいい。続編なんて作られないよ。ただ江口洋介さんは良かったな。
秋ドラマが始まる前にと、WOWOWの黒沢清監督の特集を観ました。【黒沢清監督作品】サイコ・サスペンス・スリラー映画●「CURE(キュア)」1997年役所広司、大杉漣萩原聖人胸にX字の傷をつけられた猟奇的な連続殺人事件が起こる。間宮役の萩原聖人は記憶喪失を騙ってるのか…●「人間合格」1998年西島秀俊りりィ(「私は泣いています」で知られる歌手)西島秀俊さんが若い❗最初、西島秀俊さんだとわからなかったよ(笑)ラストがなぁ………●「散歩する侵略者」2017年長澤まさ
最近ずっと映画館に行くほどじゃない気分だったのだけれど、『テレビの中に入りたい』をちょっと観てみたくなっている。行けるかな?もうすぐ始まる映画祭にもね。ただ、ここへ来て自宅鑑賞したくなる作品がボチボチとWOWOWに上がってきてくれて、嬉しい限りである。とりあえず、ありがたく自宅鑑賞できた作品について。まずは、監督クリストファー・ボルグリ、製作アリ・アスター、主演ニコラス・ケイジの『ドリーム・シナリオ』。アリ・アスターが製作に絡んでいることで気になっていたのに観そびれていた。大学
黒沢清の初期の作品がアマプラでupされていたので、早速観てみた。公開された1992年といえばバブル崩壊後。予算の無い中、30代そこそこの若い黒沢清がどんな苦労でこの映画を作ったかは、神の身ならぬMATTにはわかりようもないが、この頃から黒沢映画の幹はできていたのだな、ということは理解できた。ストーリーがあるかと聞かれると、う~ん、、、、。物語性よりもただただ恐怖を描いたと言えばそうだ。でも黒沢映画の醍醐味である、ヒタヒタと忍び寄ってくる得体の知れぬ恐怖は、しっかりと感じることが
AmazonPrime映画視聴318作品目は「カリスマ」でした。——個人的な評価は6/10でした。黒沢清監督の映画も「地獄の警備員」「CURE」「蛇の道」「Cloudクラウド」「散歩する侵略者」「スパイの妻」「クリーピー」…と見てる筈なので8作品目ですね。犯人と人質を両方死なせてしまい、心に深い傷を負った刑事・藪池は、心の傷を癒そうとふらりと入った森で一本の木に出会う。幻想的な森を舞台に"カリスマ"と呼ばれる一本の木を巡って争う人々の不安と恐怖を描いたサスペンスホラー。僕のいままで見
AmazonPrime映画視聴317作品目は「地獄の警備員」でした。——個人的な評価は5/10でした。なんと松重さんがサラリーマンではなく警備員で食べ物にこだわりも無く食を粗末にするダメなやつでした!『スパイの妻<劇場版>』でベネチア国際映画祭銀獅子賞に輝いた黒沢清監督による傑作Jホラー。松重豊が凶暴で謎めいた警備員を怪演している。バブル景気で急成長を遂げる総合商社に二人の新人がやってきた。ひとりは絵画取引を担当する秋子(久野真紀子/現クノ真季子)。そしてもうひとりは巨体の警備員・富士丸(
3年もの間行方不明だった夫がある日突然帰ってくるそうして「俺、死んだよ」というおまけにこれまでお世話になった人たちを訪ねて歩く旅に行かないかと誘ってくる歯科医だった夫は自ら命を絶ったのだという妻は自分のせいだろうかと思いながら3年間を過ごしてきたのだ空白の時間を取り戻すように二人の旅が続く誰からも見え、話もでき、食事もおいしそうに食べることのできる幽霊夢でも幻でもない夫は寝息を立てて眠っている自分が死んだことにも気づかずに生活している新聞配達の男幼くして亡くなった妹を傷つ
脚本:湊かなえ、黒沢清演出:黒沢清原作:湊かなえ『贖罪』(2009年)2012年放送話数:5話本作は、湊かなえの小説をもとに制作されたテレビドラマで、2012年に全5話が放送されました。15年前に何者かによって殺された少女。彼女の幼馴染たち四人の少女たちは犯人の顔を見ていました。しかし、四人とも犯人の顔をどうしても思い出せずにいたのです。そして、被害者少女の母親から「私を納得できる償いをしなさい」という理不尽極まりないことを言われてしまいます。その呪いを抱えたま
ほら~!こんなにいっぱい買ったよ~!ん?早すぎて分かんないかな?ちょっとゆっくり…回ってみるか…やっぱり分かんないかな?これこれ~!これで分かったかな?ん?お惣菜をいっぱい?あらら…行っちゃったわ…今からみんなでバーベキューか?これは寒い時期のようですね~「宝島」の頃でしょうか?「クラウド」の黒沢監督が言ってましたね~「窪田くんがいると、場がとっても明るくなる。ど
回路Amazon(アマゾン)『回路』(日本、2001年)を観た。観葉植物会社で働く工藤ミチは、同僚が自死してからというもの周囲の人間が壁の黒いシミとなってしまう現象が起きる。時を同じくして、大学生の川島亮介はインターネットで「幽霊に会いたいですか」というメッセージをともに観た唐沢春江に惹かれていくのだが・・・。黒沢清監督作品。※ネタバレを含みます。パッケージから想像される、インターネットから貞子のような幽霊が出てくる話ではない。ザ・2000年
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浜辺美波(はまべ・みなみ)様平成十二年(2000年)八月二十九日石川県に誕生。二十四歳。この記事は管理人の夢です。令和八年(2026年)映画『犬神家の一族』を浜辺美波様主演(野々宮珠世役)で東宝製作・配給で映画化して欲しい。『犬神家の一族』は横溝正史が書いた推理小説です。『犬神家の一族』は雑誌『キング』に昭和二十五年(1950年)一月から昭和二十六年(1951年)一月まで連載されました。画像の角川文庫版は昭和四十七年(1972年)
黒沢清さん黒沢清(くろさわきよし)1955年7月19日生まれ、70歳。兵庫県神戸市生まれの映画監督、脚本家、映画批評家、小説家。東京芸術大学大学院教授。主な作品:『CURE』『カリスマ』『回路』『トウキョウソナタ』『岸辺の旅』『スパイの妻〈劇場版〉』1981年、相米慎二監督の『セーラー服と機関銃』に助監督として参加して映画製作を学ぶ。その流れから、ディレクターズ・カンパニーの設立に参加し、1983年、同社制作のピンク映画『神田川淫乱戦争』で映画デ
7月19日は、「踊り子」の画家エドガー・ドガが生まれた日(1834年)だが、映画監督、黒沢清の誕生日でもある。黒沢清は、1955年、兵庫県神戸で生まれた。高校時代から映画を撮っていた黒沢は、東京の大学に進み、蓮實重彦の映画表現論を受講し、強い影響を受けた。長谷川和彦監督の名作「太陽を盗んだ男」や、相米慎二監督の話題作「セーラー服と機関銃」に関わった後、28歳のとき、ピンク映画「神田川淫乱戦争」で監督デビュー。以後、「CURE」「大いなる幻影」「カリスマ」「回路」「アカルイミライ」「ドッペルゲ
ヌーベルバーグを議論する黒沢清たちを横目に麻雀ばっかりやっていた......そんな僕の『勝手にしやがれ』体験https://www.newsweekjapan.jp/mori/2025/07/post-108.php
行方不明だった夫が突然「ガイドになって」と言いだした。「ガイドって何なのよ?」「信頼できるパートナー」はぁ?何を今更…浮気したこと知ってんのよ。とっくに私たち夫婦は破綻してるのに。夫婦って厄介なものだ。真ちゃんのことなんか知るもんかと思ったそばから心配になる。姿がみえないと仕事が手につかない。転んだ彼の頬に絆創膏を貼ってしまう。「俺、人類の理解を深めたい」「人類を理解する前に自分を理解すれば?私の理想の真ちゃんになってよ!」「分かった。壊れた人間を作り直す」夫婦の
毎日暑くてびっくりしちゃいますね。子どもたちは夏の暑さにも負けず、暑さ指数が大丈夫な日は外遊びをしているようです。週2回プールの授業もあり、真っ赤に日焼けしている2人。。。来週のピアノの発表会と9月のバレエの発表会では日焼けしすぎて衣装が似合わないのでは…と若干心配です邦画もいいよねスパイの妻を観ました。蒼井優さんと高橋一生さんのお二人なので、演技がとてもとてもお上手!!昭和のノスタルジックな雰囲気と戦時中の異様なテンションとがマッチして、作品の全てが素晴らしかったです。スパイであ
大好きな村井理子さんの著書「兄の終い」『無理をしない』家族の他界、同級生の他界、そして職場でもそのような話が相次ぎ、色々と思うところもあって、快適ではないと感じていたあれこれを辞めることにしました。LINEは元々…ameblo.jp兄の終いAmazon(アマゾン)映画化されたなんて知りませんでした!兄を持ち運べるサイズに|カルチュア・パブリッシャーズ|CULTUREPUBLISHERS映画・音楽等の版権事業を手がけるカルチュア・パブリッシャーズ。映画・音楽等の版権事業を展開。DV
タイトル蛇の道(2024年版)公開年2024年監督黒沢清脚本黒沢清制作国ダミアン・ボナール出演者新島小夜子(柴咲コウ)パリ在住の心療内科医アルベール・バシュレ(ダミアン・ボナール)娘を殺された復讐を企てる男ティボー・ラヴァル(マチュー・アマルリック)ミナール財団の元会計責任者ピエール・ゲラン(グレゴワール・コラン)ミナール財団の黒幕?吉村(西島秀俊)小夜子の患者宗一郎(青木崇高)小夜子の夫本作は黒沢清監督作品で、2024年は「Cloudクラウド」に続く2
blogno.550タイトル:回路を観て観た日:250531土放映日:240130火放送局:BS26その他の情報:監督・脚本:黒沢清。出演:加藤晴彦・麻生久美子・小雪・有坂未瞳・松尾政寿・風吹ジュン・哀川翔・武田真治・役所広司。2001。上映時分118分。評価:%☆☆☆インターネットの世界を舞台に巻き起こる恐怖を描いたサスペンス・ホラー。SF的要素もある不可思議な作品。観葉植物販売会社「サニープラント」で同僚の田口が首吊自殺してか