ブログ記事564件
2015年松竹監督黒沢清脚本黒沢清、宇治田隆史撮影芦澤明子美術安宅紀史(キュア、クリーピー、PARKS)記録柳沼由香里(刑事貴族、キュア、クリーピー)深津絵里浅野忠信蒼井優小松政夫柄本明こんなにストレートな夫婦愛を描いたラブストーリーを、柔らかく優しく描く監督に黒沢清さんがなるとは思わなかった。黒沢さんはどんな題材でさえあくまでもホラーが前提にあるのが定石だからだ決して良い話で終わらせず
黒沢清作品。なんか、バイオレンス映画という触れ込みですが、そこまでバイオレントだろうか?全然残虐描写がなく残念である。あえてなのだろうが、手抜き描写がいただけない。特に、主人公が働く、あの塾というか、セミナーなのか、あの数学講座はなんなのだろうか?参加者は老若男女問わず、黒板にいきなり数式(のようなもの)を書き出して「はい、これを解け」と一言だけ。私は理系ガチ勢であるものの、数学のディープなことは知らないが、一応、そんな私でも知らない記号とか出てくるけど、この数式デタラメだろう?ww
「蛇の道」(1998)6月にセルフリメイクが公開されるサスペンスをU-NEXTで観ました。初見。監督は黒沢清。予告編はコチラ。まだ幼い娘を暴行・殺害された宮下(香川照之)が、偶然知り合った新島(哀川翔)の協力の下、犯人に復讐しようとしています。まずは犯罪に関与した組織の幹部・大槻(下元志朗)をアジトに拉致監禁して、生きていた頃の娘のビデオを見せながら拷問。檜山(柳憂怜)という男の名前を聞き出します。その名前を聞いて少し動揺する宮下。作戦実行中も淡々と商店街にある塾で講師をし
現在の韓国の若者(中略)が「パロディアス・ユニティ」を知っていることだけでも驚きだったが、現代日本の若い映画好きの果たして何人がその名前をしかと心得ているだろうか。いうまでもなく、黒沢清、万田邦敏が学生時代に捏造した製作集団の名前である。(蓮實重彦「些事にこだわり18」「ちくま3月号」筑摩書房)
映画『Cloudクラウド』、窪田くんが出るんだね。監督脚本は黒沢清さん。主演は菅田将暉くん。窪田くんは先輩役みたいです。集団の狂気を描いたサスペンススリラーで、公開は9月だそうです。https://cloud-movie.com/info/映画『Cloudクラウド』最新情報cloud-movie.com
(前バナはこちら)20年以上前に消えた女…花ちゃんのお母さんは3年前に亡くなっていました…家を出る時、「これだけは持っていてほしい」とお父さんが頼んだお母さんの携帯電話は一度も使われることは無かったけど、ちゃんと充電されていて最後にお母さんの死をみんなに伝えてくれました知らない人の声で…静かな夜でした…次の日、5人で海に行きました昔、家族5人でよく遊びに来たらしい海お母さんが眠っている海へ…でも、この海で遊んだことは、みんな忘
2021年にリマスターされ高画質で再公開された、黒沢清監督、初期の殺人鬼もの16ミリ映画。「地獄の警備員」1992年の作品。97分。バブル期、商社の社屋ビル内で、殺人で逮捕歴のある元力士の警備員が、静かで不気味な殺人を繰り返すスラッシャー。新人の女子社員が他の社員数人と共に、真夜中のビル内で狂った警備員と対決する。久野真紀子演じるヒロイン、気が強めのOLさんが可愛い。無表情で容赦無く人を殺す、松重豊演じる怪力の警備員の不気味さ、これに尽きる作品。大手企
どんなに秘密があろうとも、愛と信頼は変わらない。「スパイの妻」『太平洋戦争開戦前の1940年。何不自由なく暮らしていた福原聡子の夫・優作は、ある時仕事で満州へと渡った。帰国した優作は、日本軍の国家機密を持ち帰っていた。聡子はその事を知らなかったが、優作の様子がおかしい事から、徐々に優作に対して疑問を持ち始めた。』2020年劇場公開。監督:黒沢清。脚本:濱口竜介、野原位、黒沢清。出演:蒼井優、高橋一生、東出昌大、板東龍汰、恒松祐里、みのすけ、玄理、笹野高史。黒沢清が監督し、NHK
『岸辺の旅』の黒沢清監督作品。やはり不思議な雰囲気の一本であった。思考のみで操作するロボットを企業で開発している早崎(役所広司)はスランプに陥って煮詰まる日々を過ごす。ある晩、自宅に突然現れ、話かけてくもう一人の自分=ドッペルゲンガー。悩む早崎は、自殺した弟が現れ、一緒に生活しているという由佳(永作博美)に会う。早崎はその後、雇った青年・君島(ユースケ・サンタマリア)と、由佳、自分のドッペルゲンガーに助けられ、彼の研究を成功させていく。君島と共にドッペルゲンガーを亡き者に
菅田将暉と黒沢清が初タッグ、集団狂気がテーマの映画「Cloudクラウド」9月に公開すでに2本の映画が公開待機中の黒沢清監督の新たな新作映画公開情報が解禁された。菅田将暉VS黒沢清。黒沢清監督の世界観の中でどんな菅田将暉を見せつけてくれるのか。公開が待ち切れない。■黒沢清公開待機中映画●「Chime」黒沢清監督恐怖の最新作「Chime」新プラットフォームRoadsteadで販売:映画ニュース-映画.com黒沢清監督の最新作「Chime」が完成し、2024年に新しい配信プ
三島有紀子監督・脚本『一月の声に歓びを刻め』を見た。三つのエピソードからなるオムニバス映画の第三章だけがモノクロで、前田敦子主演である。前田敦子は六歳の時に受けた性暴力をトラウマとして抱えて生きてきた女性、という重い役柄を演じている。監督の期待に応える演技であったろう、と思われるできである。前田敦子がAKB48で人気絶頂だった頃、なぜそんなに人気があるのか分からなかった。AKBを卒業してから出演してきた映画はわりとマイナーな、というか作家性の強い作品が多いのが意外だった。本人は
2003年公開の黒沢清監督x役所広司主演の日本映画『ドッペルゲンガー』を鑑賞しました。(※画像お借りしました※)先日の「CURE」といいこの頃は黒沢監督と役所広司のタッグが映画界で流行りだったのかな(笑)↓レビューブログも読んでね↓『☆日本映画『CURE』☆』1997年公開ととっても古い映画ですがサイコホラー映画好きの間では必ずといっていいほど作品名が上がる『CURE』をやっと鑑賞できました。(※画像お借りしました…ameblo.jpザクッとあらすじ医療機器メーカーの開発に携わる研究
CURE1997年日本映画監督黒澤清(くろさわきよし)脚本黒澤清出演役所広司萩原聖人猟奇的殺人事件の犯人を追う刑事の姿を描いたサイコ・サスペンスです。⚫︎あらすじ娼婦が惨殺され、死体は首から胸にかけてX字型に切り裂かれていた。しかし犯人は動機も手口も覚えていない。現場を見た高部刑事(役所広司)は、同じ手口の事件が相次いでいることを訝しがり、友人の心理学者・佐久間(うじきつよし)に精神分析を依頼する。高部は犯人たちが何らかの洗脳を受けているのではないかと推測する
1997年公開ととっても古い映画ですがサイコホラー映画好きの間では必ずといっていいほど作品名が上がる『CURE』をやっと鑑賞できました。(※画像お借りしました※)ザクッとあらすじホテルの一室で娼婦が左右の頸動脈から胸に向けて切られ殺害をされる事件が起こる。実はこのXと見えるように刻む同じ手口の事件がこれで4件目となるのだが不思議なことに犯人はその都度別々の人物が捕まり共通点も接点もなく事件担当の高部刑事(役所広司)は捜査に行き詰まっていた。(※画像お借りしました※)場面は変わり千葉県の
テレビ放映される映画を、やたら録画しちゃいます。同じ作品でも、何度も録ります。その理由・・・タイトル印刷済み録画ディスク(画像はテレビ録画ではなくVHSバックアップですが)先日、無料放送のBS松竹東急で、黒沢清監督の異色ホラー、「回路」、「CURE」、「ドッペルゲンガ―」が続けて放映されました。この3本を1枚のブルーレイディスクに収めたくなり、全て録画。でも実は、このうち「回路」と「CURE」の2本は、最近一度放映されており、その時も録画して、それぞれディスクに焼い
BS松竹東急のよる8銀座シネマに偶然チャンネルが止まって面白そうだったので見入ってしまう。放映していた映画は「CURE(キュア)」(1997年黒沢清監督1時間50分)。あらすじは以下の通り。ひとりの娼婦が惨殺された。現場に駆けつけその死体を見た刑事の高部(役所広司)は、被害者の胸をX字型に切り裂くという殺人事件が、秘かに連続していることを訝しがる。犯人もその殺意も明確な個々の事件で、まったく無関係な複数の犯人が、なぜ特異な手口を共通して使い、なぜ犯人たちはそれを認識していないのか。高部
PCが苦手な経済学部の亮介が覚束ない手つきで初期設定をする。急に気色の悪い映像がでてきた。”幽霊に会いたいですか?”バグかな?どうすればいいんだろ?大学のパソコン室で理工学部の学生に教えてもらおう。年上の春江が相談に乗ってくれるがパソコン初心者の彼は”右クリックでお気に入り登録”も”プリントスクリーン”も分からない。「あなた、PCが苦手なのになぜネットを始めようと思ったの?」「ただ何となく。皆がやってるから」「人と繋がりたくなったんじゃないの?」
散歩する侵略者2017年公開!先日見た「降霊KOUREI」で、心底怖がらせてくれた黒沢清監督作品!劇場では未見だったけど、当時なんとなく気になってました!(笑)ついにWOWOW放送版で、初鑑賞!シネスコ、5.1ch。宇宙人の地球侵略物で、ゆっくりと侵略プロジェクトが進行していくところが怖い!ここでも、「降霊・・・」同様、CGIとは思えないような、不気味な谷スレスレのオドロキの場面が続出していて、ビックリ!!さすがです!!特撮とはわからないほどのリアルさなんで、こういうのは
ドッペルゲンガー2003年公開!先日見た、「降霊KOUREI」が、抜群に怖くて面白かったんで、黒沢清監督に、遅ればせながら大注目!他の監督作品を見たくなり、選んだのがコレ!「ドッペルゲンガー」!!WOWOW放送版で、初鑑賞!いやああ、これも面白かった!!話も面白いし、映像的にも、面白い!珍しく画面分割を多用してたのも、新鮮だし、同じ人物を同一画面に2人同時に見せている場面も、←ドッペルゲンガー!!まったく合成に違和感がなく、特撮技術の進歩を魅せられてましたね
降霊KOUREI2001年公開!黒沢清監督の恐怖映画!レンタルDVDで初鑑賞!なぜ見る気になったかというと、この映画、私がだいぶ前に見た「雨の午後の降霊祭」(1964)←日本公開は、1979年という恐怖映画の原作をもとにしてるってことを最近知ったから!音楽がジョン・バリーだったんで、たまたまバリーのことをチェックしてたら、この「降霊KOUREI」に行き着いたというわけ!(笑)数年前、70年代の映画雑誌を読んでいたら、この「雨の午後の・・・・」が紹介されていて、か
黒沢清監督の最新作『Chime』が完成2024年に新しい配信プラットフォームRoadsteadで独占販売されるとのこと主演が吉岡睦雄さんという方皆様、この俳優さんって知ってますか?いわゆるピンク四天王…瀬々敬久監督とかがピンクを撮っていた頃に数々のピンク映画に名バイプレイヤーとして出演してきた方近頃はピンクではなく、もっぱら一般映画に出演されていますが…この方の特徴は、甲高い声何の作品だったか、この声を抑えて出演されていた時があってその時は「ああ、いいかも」と思えたんですが基
高橋伴明監督から黒沢清監督にバトンタッチした1996年製作のシリーズ第3作です。Amazonプライムで観ました。大手保険会社の外交員をしている佐々木京は、昇進まで後一歩というところで営業成績が伸び悩んでいた。新規の契約開拓のために飛び込んだビルで若くして外資系企業の上級管理職の座にある藤原美鶴と出会う。謎の多い美鶴に、京は警戒しつつも魅了される。しかし、美鶴と出会った日から、京の周りには奇怪な出来事が起きるようになり…高橋伴明監督が1・2作を監督したシリーズを黒沢清監督が引き継いだ形
何の予備知識もなく今敏監督作をで、ほう、キャラクター原案は江口寿史さんか、などと呑気に観始めたら、、、なんなんだこのトラウマ映画は💦💦💦PERFECTBLUE[4Kリマスター版]マッドハウス創業50周年記念現実と虚構が交錯するサイコスリラーこれまで観たなかでサイコスリラーの最高傑作は、邦画ではCURE/黒沢清監督だと思っていたけれど(*1)、いやー負けず劣らずというか何というか、しかも、実写ではなくアニメーショ
「回路」だけではなく本作もかなりの高評価とTLで見掛けて観たかった一本♪この当時、黒澤監督と役所広司主演で何作品かあってどれがどれだか判らなかくなっててほったらかしていた感が強いんですが先日観た「回路」や本作で他の作品も俄然興味が湧いてきました♪犯人も殺害方法も異なるが被害者の首から胸にかけて必ずX字型に切り裂かれた事件が立て続けに起きていた。刑事の高部(役所広司)は全ての事件は繋がっており何者かが催眠や洗脳を施した事件ではないか?と推理をたてるが友人であり心理学者の佐久間(うじきつよし)は「
タイトルドレミファ娘の血は騒ぐ公開年1985年監督黒沢清脚本黒沢清万田邦敏主演洞口依子制作国日本本作は、「回路」などホラー映画で知られる、黒沢清の監督第二作。そして洞口依子の映画デビュー作でもある。現在では演技派女優として高い評価を受ける洞口依子だが、デビューは「GORO」の「激写」でいわゆるグラドル。それもヌード・グラビアだった。そこで知名度を得て、主演として迎えて制作されたが、製作当初のタイトルは「女子大生恥ずかしゼミナール」。また、シナリオ執筆時のタイトルは
「スパイの妻」(監督黒沢清115分)話の内容は、チフスを人為的に蔓延させたり、人体実験を行う関東軍の酷さを国際的に告発しようとした男の妻の話撮り口的にオモロい所がいくつかあった憲兵隊が画面手前から現れて奥の建物に入り、逮捕したイギリス人を画面横から出てきた車に乗せて連行するシーン軍の行進を観ている優作のショット建物内で、階段を上がった所から撮っている、人が階段を上がるショット(扉を開いた後階段上り口の画面左に人がフレームアウトし、その人が階段を上がると画面左から人がフレームインして
復讐の行き着く先は…。「蛇の道」『娘をある組織に殺された宮下は、何故か協力してくれる男・新島と共に、犯人と思われる男を拉致。監禁・拷問で犯人と自白させようとするが、なかなか上手くはいかなかった。しかしある日、男は犯人だとされる男の名前を自白した。』1998年公開。監督:黒沢清。脚本:高橋洋。出演:哀川翔、香川照之、下元史朗、柳憂怜、翁華栄、砂田薫。Vシネマとして作られ、「復讐」をテーマにしています。ミステリーの中でも、後味の悪い「イヤミス」に分類されるのではないでしょうか。宮
8/7(月)@目黒目黒シネマにてCURE1997年|日本|111分監督・脚本:黒沢清出演:役所広司、萩原聖人、うじきつよし、中川安奈、洞口依子、戸田昌宏、でんでん、螢雪次朗、大鷹明良、大杉漣、河東燈士、春木みさよ他ブロ友さんのブログに時折登場してくるタイトルで気になっていた作品目黒シネマさんがかけてくれていたのでこれまた、わほーい!と行ってきてしまいました広告ビジュアル↑にも入っているように
最近になってやっと、"荒野のストレンジャー"を観まして。クリント・イーストウッドさんの監督としての2作目です。やっぱ"さん付け"の方がいいかな。デコ助野郎って叱られるかな?まぁいいや。鑑賞してびっくりしたのですが、僕の好きな映画的な表現がすでにメチャクチャ確立されていたんです。ちなみになんですが、僕の観る作品が偏っていて、かつ古典的な作品はほぼ観てない前提でお手柔らかに😅"人と人ならざるものの間のような存在"がホラーや超自然的にではなく現実に近く
新たな世界の始まりに立った女優と演出家2019年監督/黒沢清アイドルに興味が無くても、AKB48をよく知らなくても、前田敦子の名前を知らない人はいないかもしれない。彼女がアイドルを卒業し、女優への転身を発表した時は、"俳優業をナメて貰っては困る"とか、"すぐに挫折するだろう"とか、とにかくネガティブな感想しか抱けなかった。そんな彼女に興味を持ったのは、つい最近のこと。彼女が毎日2本もの映画を鑑賞する、無類の映画好きであることを知ったからである。特に1950〜1960年代の映画を好む彼