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2021年3月.名犬からの質問に対するM医師の書面による回答部分抜粋2診察について骨盤臓器脱は排尿機能・排便機能に障害が出る疾患です。そのため、日本では婦人科医、泌尿器科医がほぼ同数、そしてごく一部の大腸外科医が手術を行っているという現状です。導尿および生理食塩水の注入、その後の尿流測定検査、残尿測定検査は、術前後の診察において排尿機能を評価するために必要な検査でした。導尿には麻酔薬入りゼリーを粘膜に塗布する粘膜麻酔が以前より行われていました、麻酔薬に対するアレルギーによるショックの
LSC手術の実際(2)LSCではメッシュのアンカリングポイントの一つが第5腰椎の前面にある前縦靭帯と呼ばれる靭帯ですが、その靭帯の上面には図のような左右の総腸骨動脈や左総腸骨静脈などの大血管や正中仙骨動静脈が走っており、下腹神経もあり、しかもこれらの構造物は脂肪組織に覆われています。前縦靭帯に針糸をかけることができなければLSCは完遂できませんから、まずこの部分を剥離して前縦靭帯を露出して針糸をかけることができることを確認しておいてからLSCを開始します。
ネタ提供ありがとうございます。悩めるマダムからご相談来た。ちなみに、まだ日本に骨盤臓器脱専門医、は存在しない(2023年10月現在)。オタク脱の会は日本には二つある産婦人科医が幅を利かせている会泌尿器科医が幅を利かせている会(やっていることはおおよそ一緒なのだがまあ、縄張り争いですね~ちなみに私はどちらともなかよ~くしている。けけ)いずれも専門医資格は未発行いつかは専門医制度が整備されると思うが(来年くらいからかなー)現時点では、専門医は一人もおらん。よって、「ぼく
続き。やっぱり盛大に子宮が下がっているマダムは手術にご案内なのだが、最近はいろいろ方法があってその選択には悲喜こもごも。手術方法は大まかに①人工物(メッシュ、みかんのネットみたいなの)で腟を引き上げる②腟を縫い縮めるか、閉鎖する(人工物は使わない)に大別されます。①は昔から実はされていました。でも、メッシュの端っこをどこに固定して引き上げるか、というと、仙骨の上、つまりお臍の高さくらいの箇所に引き上げ固定するため、開腹で行うと傷をかなり大きく開けないと
前回、論文をご紹介するとお伝えしたのですが、それにはいろいろ調べ、読む時間と”メンタル”が必要なので、しばしお待ちください。メンタルが安定しません。恐怖心がまた戻ってきました。病院との詳細なやりとりの内容も事実のみ今後書いていくつもりですが、それが出てこなくなったら、私はそこで、病院から何かされたかも、と読者の方は思ってください私立病院の大きな力、こわいです。震えています。お医者からも嫌なことをされ、男看護師からも嫌なことをされ、病棟の看護主任からも嫌なことをされ、さらに「モン
さてさて、子宮脱になって手術しようか悩んでる人が気になっていると思う費用の話。あくまでも私の場合なので、手術内容や入院する病院の規模、年齢、入院日数、もらった薬の内容で違ってくると思いますので参考程度に見てくださいね。ざっくり言うと子宮脱になってマンチェスター手術(14110点+α)で11日間、4人部屋(差額ベッド代無し)に入院して22万円+αでした。※通常だと問題なければ8日で退院みたいです。入院期間中の保険点数合計70000点(70万円)位、食事療養費(ごはん代)13000円(自費)
怒りか先に来てしまいましたので反省します。冷静に説明しますと、手術費が100万と、最初に彼は言いました。ただ、保険適用だと3割負担だかになるが、10例やらないと保険適用にならない。なので、病院と掛け合って40万にしてやると。わたしは費用のことは何にも異議を唱えるでも不満を言うでもなかったんです。ちゃんと無事に手術さえしてくれればと思っていました。それと、加えてプロクターのお医者を富山から呼ぶので赤字だよ、とわたしに不満をぶつけたのです。そんなの知らないです。私は無言でした。そして、
今までも少しずつ書いていますが、今回は、全部グチです。ぜーんぶです。でも、全部事実です。お聞き苦しいお話なので、イヤな方はスルーでお願いします。今回は言ったことだけです。やったことはまた別にあります。あいだをあけます。。・術後便秘になったこと→「名犬さんの年齢ではずっと便秘薬飲むのは早いよねー」80代の母は飲んでましたけどね。私はずっと便秘はなかったのですよ。・痛い、激痛の診察、検査をしておいて→「痛がりなんだねー」「こんなに痛いのは変だから、”間質性膀胱炎”かな
過去記事に、書き忘れたことがあったので、補足記事ですみなさんは、『骨盤臓器脱』または、『骨盤子宮脱』と言う言葉をご存知ですか?『それでも応じようとしていた私』気持ちよくないだけでなく、痛みを伴うようになった夫婦生活それでも私は、なんとか夫の求めに応じたいと思っていましたセックスはキライですでも、夫のことは、大好きな…ameblo.jp私はこちらの記事でご紹介した本を読むまで、聞いたこともありませんでした加齢により骨盤底筋が衰え、内臓を支える力が無くなってしまい、垂れ下がった子宮、直腸、膀
警察の件です。これだけなら良いと言われたので、そう書きます。M医師とA看護師には連絡済みとのことです。
みなさま、わたしの経過がいちばん気になりますよね。なかなか書けなくてごめんなさい。メンタルの面もあり。昨年、手術前の婦人科の診断は子宮下垂でした。出てはいなかった。で、泌尿器科に専門医が来たから説明聞いてみますか、と婦人科の先生に言われ、聞いて、その後の手術までの経過は書いたとおりです。手術後、一ヶ月を思い出してみると、思ってもみなかったかなりの便秘。尿道の痛み、尿の勢いが無い、出が悪い、膣口が痛い、膣の周りが痛い、あまり立っていられない、腹痛、などでした。何ともない人もいっぱいいる中
今日は定例の医局会が開催されました。勉強会は、東條ウィメンズホスピタルの加藤宵子先生が担当してくれました。テーマは、「子宮脱に対する腹腔鏡下仙骨腟固定術」。子宮脱とは、子宮を支えている靭帯が、加齢による変化などにより、伸び切ってしまい、その結果、重力で子宮ごと少しずつ下に降りてきて、最終的には腟から体の外に出てくる状態です。骨盤内の臓器が本来の位置よりも下がってくる状態を総称して、「骨盤臓器脱」と呼ばれます。骨盤臓器脱には、子宮脱のほかに膀胱瘤(膀胱脱)、直腸瘤があります。腹腔鏡下仙骨腟固
ご無沙汰してました。最近イベント続きで気忙しい毎日です。今日は秋晴れで、庭仕事しました✨チューリップ大小さまざまな球根をたくさん植えました。新しく買ったのは10球。これは、多分うまくいくと思うけど、春に咲いて掘り起こした球根がうまく咲いてくれるか楽しみです🥰さて、降圧剤中止から2ヶ月ほど経ちました💦血圧も計らなくなってしまって、いけないと思いつつ、今計ったら、160/85くらいでした。少し高めです💦あと、やめてから耳鳴りがひどくなったような気がします。でも、動きは前よりいいかな?暑
お陰さまで本日退院いたしました。やっと家に帰れました!退院後初のランチをココスで済ませ、旦那が車に積んできてくれた、長座布団、毛布、枕に身を沈め寝ながら帰ってきました。途中、スーパーで買い物。1週間、野菜室に残されていた玉ねぎ、人参、じゃがいもでカレーを作った。もう今日はこれで終了!後はゴロゴロ、ゆっくりします😊疲れたー!
昨日のアクセスが多くて驚きました。420くらい。夕方、電車の中で書いていたのですが、書いている時点で100くらいアクセスがありました。みなさん、フォローもしていなくて、どうやってこの記事を見つけるのか、アメブロ自体にあまり知識がなくて、よくわかりません。マニアの男性でないことを祈るしかないです。また、どのような感想を持たれたかはお聞きしたいです。ただ、これ以上メンタルを壊すことはやめてーーー。こんなことをされて、された本人にも問題があったのでは、とか思われるのはちょっといやです。
わたしの手術の内容です。子宮がそのまま下がっていたので、シングルメッシュでした。医者はPOP2から3の間と言いましたが、出てきてた訳ではなくて、ただ不快だったので2程度だったと認識しています。尿の出が少し悪かったです。便は特に普通で便秘もなかったです。ダヴィンチで、おへそを入れ全部で4つの穴を開け、手術したようです。最初は5つって説明だったのに。膀胱と膣の間を剥離して、膣側にメッシュを縫いつけたはずです。7センチ程度の長さと言いました。縫ったのは3箇所くらいで、横に三つずつの縫い目だと言った
どうして、その医者、M医師がわたしを材料に手術をしたかったかということ。わたしに既往症が無い、年齢が比較的若い。M医師はダヴィンチでの手術をしたことがなかった。今後はこれが主流になるだろうと踏んでこれの第一人者になりたいという欲望。どうしても、やりたくてたまらなかった。ダヴィンチとは、ロボット支援でやる腹腔鏡手術の機械です。2億5000万くらいするみたいです。大きい病院にしかない。やりたくてたまらない手術の材料としてわたしを選んだ。本人も、選んだ、と悪びれることもなく言いました。ロボット
よく、病院のサイトを見ると、術後に尿漏れになることがある、とか、それが予想される場合はそれについても一緒に手術しますとか書いてあります。わたしの執刀医には、術前の尿量検査で、少ないから、尿道がよれているのかも、それは術後も治らないかもとか言われました。術後の尿漏れについて聞くと、ここ2年くらいは、僕らも学習するから、釣り上げすぎない方が尿漏れはしないことがわかっているから、しないだろうと。で、わたしの現在は、尿漏れはありません。術前もありませんでした。残尿もずっとありません。4cmしかない
80代、30代の方それぞれペッサリーを6ヶ月毎に交換されておられました。自己着脱を、骨盤底に詳しい方の助言で受診されました。80代の方は、腟内にびらんがひどく、pH8.5、慢性膀胱炎でした。腟粘膜の炎症を抑えるためにも、ペッサリーは抜去、骨盤底筋のリハビリも導入です。30代の方はびらんは無いものの、サイズは合わず、骨盤底筋の運動も悪いままでした。「身体は元通りに戻りたいはず!」骨盤底筋を上手く使い、「骨盤底にかかる力を分散」する「守りの型」を覚えれば、自然に元通りになるものです。
骨盤臓器脱(膀胱瘤と子宮脱)、さらに術前陰部と股関節の痛みでがあった70代の方両側の内閉鎖筋に圧痛があり、リハビリ導入すると股関節の痛みが無くなり、股関節の手術は中止になりました。(変形はあるので手術はした方が良いのかも知れません)「股関節の痛み」や「陰部の痛み」「骨盤臓器脱」とどれがどの痛みなのか判断をつけるのは難しいと思います。子宮摘除(子宮動脈下行枝は温存:腟動脈温存)し、腟膀胱間にメッシュ充填。綺麗に仕上がりました。術後は3時間で離床、尿道のカテーテルは入っていない
また、あいだが空いてしまいました。失礼しました。”あの”女性泌尿器科医への恐怖心、嫌悪感がぶり返しています。患者だったわたしをこんなにした”女性泌尿器科医”は、現在大きな総合病院(わたしがかかった病院)の泌尿器科副科長へ昇格し、大きな顔して毎日のように手術をしています。やっているのは、ほとんど全部、ロボット支援の仙骨膣固定術でした。医者から言われたら患者は普通、術式は選べないです。ダヴィンチの「権威」になりたいんでしょうね。私は「最初の」ロボット支援手術の患者。普段かかっている家
続きです。尿道は、女性は4cmくらいだそうで、メッシュは、そこにはかからないようにしているはずです。少しでもかかると痛みが出るのかなと思います。上は、私の場合、手術前の絵を書いた説明では少し腸にかかる絵でしたが、術後に根掘り葉掘り聞いた時には腸にはかかっていないと言いました。仙骨は、腸の神経の近くにあるので、それに触れると便秘になったり、排便機能に支障が出るようです。それは執刀医がそう言いました。便秘は無かったのに術後にすごく便秘になって、一ヶ月後の検診のとき、それを訴えたら「名犬さ
簡単に頭の中にあることだけ書いてみます。2020.11◯◯中央総合病院、泌尿器科にてロボット支援下仙骨腟固定術(RASC)一例目を受ける。術後、男看護師が下半身を覗いて指摘して、腟の中にガーゼ、両鼠蹊部にアザを知る。ガーゼ7枚。膣口の痛み、尿道の痛み、お腹の痛みなど続く。2020.121ヶ月後検診激痛ワイセツ診療。間質性膀胱炎との診断、膀胱鏡をすると言い出す。直前で次回にすると。尿道、腟の中の痛みが続く。2021.1再診画像のことなどを質問。ウソの回答。カルテに「不安神経
昨日は1人で映画を観てきました。いつもなら家から駅まで徒歩10分程だけど昨日は約20分近くかかってしまった!ちょっともう、身体を動かさないと仕事復帰した時がヤバい…。自分では、手術前と同じように歩いているつもりだけど、やっぱり全然違う(笑)痛みは、普段は気にならなくなったけど、たくさん歩いた日の夕方頃には出てきてしまう。特に肛門側、何か異物感?挟まってる感じ?やっぱり残便感が残ってしまったのか、まだ傷が癒えていないからなのか、明日退院後初の診察なので聞いてこようと思う。聞いたところ
なぜか、ずっと前に書いた「骨盤臓器脱、失敗する医者」のアクセスが多いです。でも、それにはたいしたこと書いてないです。ごめんなさい。期待倒れで。情報集めないとわからないですよね。けっこうメッセージとかコメントで頂いてはいますが、まだまだ誰にも言えない病気なんですね。今、気をつけることを思うとしたら○術前検査をきちんとする医者骨盤臓器脱は、膀胱、腸、膣の位置などいろいろかかわってきます。人によって違いますから。なので、そういう位置などを確認する検査が必要なんだなとあとから思いました。
基本的に、異物なので、ごく稀には体外へ出てくることがあると書いてありました。長い人だと30年も入っている訳ですからずっとそれは気をつけた方がいいと思いました。出てくるのは、膣壁か、膀胱内か、腸内か、ですかね。感染症もあり得ます。ゼロではないです。長さは7センチくらいとわたしの執刀医は言ってました。形はたぶんお医者によって違うと思います。下、膣から行う手術の場合、ポリフォームでは海外で露出した患者が多く出て訴訟になっているので使用禁止だそうです。なのでいまはPTFEだけだそうで、それ
昨日のブログの続きです。手術を決める前に出来るだけ多くの情報を集めましょう、と述べましたが、その手段として信頼できる医師や患者会などが行っている「電話相談」を活用することを考えてはどうでしょうか?ひまわり会というウロギネの手術を受けた元患者さんのボランティア団体が年に3回ぐらい電話相談キャンペーンを行なっています。会員さんが自分の体験を元にアドバイスしてくれます。同時に全国20施設ほどの医療機関のエキスパートが相談にのってくれるキャンペーンです。タイミングが合えば相談してみましょう。それ以
骨盤臓器脱の手術から1年と9ヶ月経過。下垂感、残尿感、尿漏れなし。残便感なし。骨盤底筋体操継続。ベタニス錠、マグミット錠服用。いい感じが続いてる。術後数ヶ月くらい不安定な感じだったけど、今はほぼ問題なし。トイレの間隔も4時間以上。1時間で行く時ももちろんあるけど、困ってはいない。走ったけど漏れたりもしなかった。年1回受診してた総合病院整形外科の担当医が、他の病院に異動なさっていた。別件で病院窓口に行った時に気がついた。「術後の経過を見たいから年1回見せて欲しい」って言われての
昨日は亀田総合病院から安倍弘和泌尿器科部長をお呼びして究極のリペア手術を行った。ウロギネコロジーの名手、大阪急性期医療センターのT部長から紹介を受けた患者さんで、大阪の有名なウロギネセンターでLSC手術を受けて再発、同じく有名なエキスパートに再度LSCを受けて再度再発、次に名古屋のエキスパートに再度LSCを受けた。それでも再発したため今度は千葉の名手に再度LSCを受けた。ここで後膣にもメッシュを留置された。その後、骨盤臓器脱は修復されたものの、骨盤内に慢性疼痛が続くため、最後の駆け込み寺である
昨日のブログに書いた私の相談について竹山先生がブログに書いてくださっているのでリブログさせていただきます。偶然にも私のブログを読んでくださっていて知り合いの医師を教えてあげたいと思ってくださっていたことを知りました。有料で何人かのドクターに相談するサービスがあるみたいですが、専門医が無料で相談にのってくれるチャンスがあるのなら使えばいいと私は思っています。このような相談窓口を開いて下さった日本全国の尊敬すべき先生方とひまわり会に感謝しています。