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読書をしていると、一冊の本の中に「次に読みたくなる本」が隠れていることがあります。先日読み終えた青柳碧人さんの「乱歩と千畝ーRAMPOとSEMPOー」は、まさにそんな出会いを運んでくれました。作家になる前から探偵小説を愛していた江戸川乱歩は、戦後、英語が敵性語ではなくなったのを機に、面白い洋書を求めて古本屋を巡ります。進駐軍の兵士たちが手放した英字小説の中に、優れた探偵小説があるはずだと考えたのです。当時、日本ではまだ探偵小説というジャンルが十分に確立されていなかったため、海外作品
リチャード・ブローティガンの「ホークライン家の怪物」は1975年に藤本和子の翻訳で晶文社から出版された。奇天烈なストーリーだし、文章も詩的で味わい深いし、翻訳もいい(漢字は難しいけど)。ただ、長らく絶版のままで、残念だ。再翻訳も改題もしなくていいから、復刊を望む。願わくば、文庫本での復刊を、、、
朝井まかてさんの『類』をやっとのことで読み終えました。読み始めたのが昨年の春だったでしょうか。1年以上かかって読み終えたことになります。楽天ブックス(送料無料)類(集英社文庫(日本))[朝井まかて]楽天市場1,265円${EVENT_LABEL_01_TEXT}類【電子書籍】[朝井まかて]楽天市場1,166円${EVENT_LABEL_01_TEXT}朝井まかてさん『類』タイトル『類』とは人の名前です。これは、日本文学
リチャード・ブローティガンの「ソンブレロ落下す」は1976年に藤本和子の翻訳で晶文社から出版された。「ある日本小説」と副題がついていて、谷崎潤一郎に捧げると記されているが、紙屑籠の中で狂いはじめる小説を捧げるとは、ブローティガンの意図はまったく分からない。文章は詩的で味わい深い。翻訳もいい。ただ、長らく絶版のままで、残念だ。再翻訳も改題もしなくていいから、復刊を望む。願わくば、文庫本での復刊を、、、