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「積木くずし」穂積由香里の生涯1967年ー2003年自著『娘の積木くずし』の扉に掲載の写真『積木くずし』は、1982年(昭和57年)に俳優の穂積隆信さんが妻の美千子さんと一緒に、非行に走った一人娘・由香里さんと葛藤した日々を赤裸々に綴った手記です。副題は「親と子の二百日戦争」となっています。当時は、子どもの非行や家庭内暴力が大きく社会問題化していたことから、この本は300万部とも言われるベストセラーとなり、何度も映画化・テレビドラマ化され、それらも大きな話題となりました。こう
最近、ある高校に通う生徒による万引き事件が報道されました。そのニュースを見て、「なぜこんなことを」「何を考えているのか」と感じた大人は少なくないでしょう。若者の問題行動が報じられるたびに、私たちはつい「最近の若者は…」と嘆きたくなります。しかし、こうした行為は決して今に始まったものではありません。昭和の時代にも、万引きや器物損壊、無断侵入など、形は違えど問題行動は確かに存在していました。では、なぜ同じような出来事が、時代が変わっても繰り返されるのでしょうか。現代と過去の大き