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令和6年4月28日今日の失敗ブロガーさん推しの青春小説「風が吹いたり、花が散ったり」を買いに静神社に行った帰りに書店へ。売ってない。風が吹いたり、花が散ったり(講談社文庫)Amazon(アマゾン)ならばとトレイルランニング専門誌「RUN+TRAIL(ランプラストレイル)」を探した。あるわけなかった。トレラン専門誌は偶数月発売で、次号は5月17日発売。たまたま見かけて買った本。常識破りのオヤツのレシピ本。片栗粉+バニラアイス(明治エッセルスーパーカップ)+き
成瀬は天下を取りにいくAmazon(アマゾン)1,705〜4,262円2020年、中2の夏休みの始まり。島崎みゆきは、幼馴染の成瀬あかりから、コロナ禍に閉店を控える西武大津店に毎日通ってTV中継に映るから観ていてくれと頼まれる。凡人を自負する島崎は、天才成瀬の言動に振り回されるのを楽しむかのように、一緒にTV中継に映ったり、M-1に出場する。「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」冒頭の成瀬あかりのセリフで一気に引き込まれると最後まで一気に読ませるほど
今日も昼から出掛けるので、昨日行った「びわ湖の春音楽祭」のことは明日に廻して、今村翔吾さんの小説『ひゃっか!』を読み終えたことを書きます。今村さんの歴史小説『八本目の槍』が面白かったのと、大津在住ということで勝手に親近感を持ち更に他も読んでみようと選んだのが、この作品です。2018年10月に単行本が発刊され、昨年10月に文庫本化されています。*表紙の画像はネットからお借りしました。文庫本の裏表紙、及び、出版元の角川春樹事務所のHPで次のように紹介されています。「全国高校生花いけバト
舟木さんのデビュー日の6月5日の早朝に、舟木さんの映画デビューとなる大映映画「高校三年生」が放送された。タイトルバックには一宮駅前のロータリーを走る自転車、バックには舟木さんの高校三年生が流れる。原作は、青春小説、ジュニア小説の中でも、タブーとされた性を扱う事の多かった富島健夫。原作は「明日への握手」関根恵子をスターにしていった大映映画「おさな妻」も書いている。市川雷蔵、勝新太郎の大映二枚看板から、青春映画も柱にしたい大映の、若手スター倉石功、姿三千子、高田美和に、デビューして直ぐに人気
山本弘「幽霊なんて怖くないBISビブリオバトル部」。ビブリオバトル部シリーズの2巻です。学園部活小説なので、定番の「夏合宿」です。「本」を題材としているので、夏と言えばの「ホラー小説」と「戦争」がテーマとなっています。今回もSF、ノンフィクション、漫画、科学、児童書、図鑑など様々なジャンルが紹介されています。ホラー回は最近のSFのネタとなる古典SFの紹介と、後の「戦争」回につながる「人間」の怖さを感じられました。「戦争」回は、ノンフィクション作品が主体で、殺す側と殺される側の両方
函館ちゃんちゃんこ物語45「函館ちゃんちゃんこ物語」毎年届く年賀状。ここ数年多くなったのが「退職」の知らせだ。いつの間にかみんな年を取った。道場海峡男(どうばうみお)は、本棚の隅から、大学の研究室の機関誌「学大地理」を取り出した。色あせた機関誌だが、40年前の懐かしい思い出の数々が鮮明に蘇って来た。研究室の仲間、ちゃんちゃんこ軍団の同志、4年間の輝く函館の歴史がここにある。朽ちた階段(1)「ダンディーに生まれ変わる」大学の前庭を借景にして、地理研究室も手の届く
これは、謎の多い『三四郎』の中でも、最大級の謎といえる台詞なのではないでしょうか?とはいっても、『三四郎』は、ごくごく単純な物語でもあります。田舎から東京に出てきた三四郎が、特徴的な人々と出会い、また幾つかの小事件とを経験するといった、いわゆる《青春小説》なわけです。ただし、いくつもの【解決されることのない謎】のようなものが散りばめられてもいて、勘ぐろうと思えば、様々に妄想を働かせることのできる小説でもあります。三人称で書かれているために、登場人物の心情吐
学生におすすめする大学生が主人公の青春小説を厳選しランキング形式で紹介します。今回は、学生におすすめする青春小説を厳選してランキング形式で紹介します。学生の時は、一番読書をする時間がある時期だと思います。そんな学生時代に同世代の主人公が描かれた小説を読むと、非常に得るものが多いと思います。是非、参考にしていただければと思います。1位宮本輝『青が散る』多数の作品を残す宮本輝の屈指の名作『青が散る』。宮本輝氏は昭和22年生まれ。1977年、『泥の河』で第13回太宰治賞を受