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判決日からひと月半ほど経った頃に、弁護士さんから電話があった。財産分与の支払いが確認できないので、強制執行するかどうかの確認だった。そもそも、離婚届が出されたのかどうかについての連絡は来ていなかった。私の方から確認しなかったのも悪かったが、てっきり、「相手方が離婚届を出しました」というような連絡をくれるものだと思い込んでいた。聞けば、約1ヶ月前には判決が確定していたのだという。相手方からの上告はなかったということだ。離婚届が出されたのかどうかについては、何も情報はなく、私が自
思いもよらぬ義理の両親との同居は、トータル1〜2ヶ月程度だったと思います。そんなもんかと思われるかもしれません。でも、私にとっては苦行でしかなかったです。心の準備ができてなかったというのもあるかもしれません。縁もゆかりもない土地で、頼る人、相談する人がいなかったのもあると思います。結婚に伴う引越しのため、退職もしていました。モラ夫とは遠距離恋愛で、私が引越しをしたので、私の友達はみんな、他県にいました。モラ夫の身内以外の人に話ができないのは、とにかく孤独で
何かの話から発展し、義両親の老後についての話題になったことがありました。モラ夫は、「きょうだい間で話し合うにしても、何かしら親の面倒を見たい」と言っていました。私の意思や、それぞれのきょうだい、そしてきょうだいの配偶者の意思はどこへ?と思いました。それは夫婦やきょうだいで、話し合うことだよね、ということを伝えました。「俺が面倒見るんだから、いいんだ!お前に関係ないだろう!」あれだけ義両親との関係を強要して、こんなに近所に住む長男の妻である私に、関係ないと言い切れる
とても自信があるように振る舞う裏で、モラハラ夫は、ありのままの自分では受け入れてもらえない恐怖でいっぱいなのだろうと思います。底の見えない不安を覆い隠すために、誇大に振る舞う。虚栄心。自己像との乖離。借金、嘘、暴言による威圧。本当の愛を知らない人。人生において、いつか満たされる日がくるのでしょうか。私の知るモラ夫は、おそらく幼少期に義父からの暴力を受けていた人でした。きょうだいたちもいますが、一番上の兄であるモラ夫への風当たりが、特に強いものであったのだろう
妊娠検査薬で陽性を確認した日の翌日、産婦人科へ行き、妊娠が判明しました。私のお腹に、子どもがいる。私は、母親になる。そう思ったら、やっぱり家計をそのままにしておくわけにはいかない、と思いました。月々の収支を明らかにして、豪遊するモラ夫は、お小遣い制にするなど、対処する必要があると。そして、私はモラ夫が実家近くに買った中古物件のローン、モラ夫の車のローン、義母の車のローンに不満を持っていたため、お小遣いの中から払ってくれれば、私も納得できると思いました。我ながらナイ
期日は午後からだったが、午前中に弁護士さんから電話があった。嫌な予感がした。電話に出ると、37.5度の熱が出てしまったという。そのため、裁判所に連絡をして、今日は取りやめにするか、リモートでの対応にするか、決めると言われた。リモートといっても、各自バラバラの場所で行うのではなく、私が弁護士さんの法律事務所に出向いて弁護士さんと同席する形になるという。なぜそのようなやり方にするのか(なぜ熱がある人と同席するのか)よくわからなかったが、とりあえず連絡を待つことになった。しばらくして、
私は、実家近くの家にいても関係を強要されることに疲れ、早く賃貸物件を探そうとモラ夫に持ちかけました。モラ夫は、私が結婚式で当初の予定よりも大金を使ったから、という理由で(実際はモラ夫の見栄により額がかなり大きくなりました)、私の浪費だと責め続け、物件探しを拒み続けました。この当時、モラ夫は家計を明かしてくれなかったため、私はモラ夫にどれだけお金があるのかが、全く検討もつきませんでした。でも、節約を強いるわりには羽振がいい様子だったことや、結婚前に年収について聞いて
下書きを作成して、少しだけ書いた後に放置し、投稿できていなかった。あらためて記憶と記録を遡り、書き記そうと思う。1月中旬、3日連続で依頼。1日目。店から出てきたところから尾行してもらおうと考えていた。ところが、2時間経っても3時間経っても、一向に出てくる気配がない。確認してもらうと、店は明かりが点いていて、営業終了後もアルバイトらと話しているようだった。もしかしたら、常連客もいたかもしれない。まん延防止措置期間中で、表向きは時短営業を告知していたが、何をやっているのか
昨年弁護士を探し始めて、決めようたおもってたけど、体調不良が見つかり一時停止してた。本契約すれば男性の若い弁護士が担当になる予定だった。でも、わたしはなんだか心の奥でモヤモヤしてるのを感じてた。若干、機械的だな...パートナーシップ組めそうにないかも...全幅の信頼を寄せられないかも...そんな気持ちだった。病院でしばらく検査することにもなりそれを伝えたら、弁護士から、今はそちらを優先してくださいと言ってくれたので、本契約は一旦お預けにしていた。でも、昨年令和5年の年末、お預け状
Amazonで購入したものが今日届く予定だったので、それだと思っていたら、違った。郵便局員から渡された封筒には、「〇〇裁判所」と、でかでかと印字されていた。「特別送達」という、初めて見る赤字のハンコも押されてあった。封を開けて書類を確認する。「第1回口頭弁論期日呼出状及び答弁書催告状」夫が原告、私が被告となっている。つまり、私が、夫に訴えられたということがわかった。期日(裁判所に出頭する日)の日時、答弁書提出期限も書かれている。提出期限までに、答弁書を書いて提出しなけ
妊娠検査薬で、陽性が出たときのことです。モラ夫は自分の車だけではなく、母親の車のローンまで支払っていました。私は、妊娠がわかったので、これから仕事を探すにも苦戦することは明らかでした。そして、生まれてきたら、子どもを育てていく必要があります。モラ夫の母親は、働いています。親の遺産もたんまりあると聞きました。義父の退職金だってあるはずです。つまり、支払い能力があります。対して私は、車を所有していません。(しかし、車がないと不便な地域でした)結婚のために退職し、妊娠し
10月25日日曜日起きる。時計を見ると、9時を回っていた。日曜だしね、いいよね。起きて一階に行くと娘だけがいた。そっか、息子は高校の一日入学に行ってるんだっけ。Mさんも居ない所を見ると、親同伴かな。知らされて無いけど。朝食を作って、食べる。食べている途中に、娘が「お父さん、マイクラやろうよ!」と言ってくる。もちろん、OK.食事が終わって、皿洗いした後やりますか。『どこでやるの?』と娘に聞くと「お父さんの部屋に決まってるじゃん♪」と言うので、移動する。それ
弁護士さんから、PDF化した、婚姻費用分担請求の審判書が、メールで送られてきた。決定額、1か月あたり、2万円。2021年9月~2020年4月までの金額で、16万円の支払い命令。愕然とした。賃金センサスの6万円はもらえないだろうとは何となく思っていたが、それにしても少ない。「俺は1000万以上稼いでいる」と言っていた夫の年収は、源泉徴収票の金額を元に、300万円程度と認定されてしまっている。これでは、私と同程度の年収ではないか。夫に、「お前は10数万程度しか稼げていない」
暴言を吐かれ続けていた私。無気力で、自己肯定感のカケラもなかった私。未来を見ようとしても、そこは真っ暗で。どこが前か、わからなかった。だから、前に進めなかった。ただ、暗闇でもがき苦しむ中で、私が唯一力を振り絞ったのは、スマホのメモに、モラ夫の暴言を書き記したこと。書き残せば、またメモを見たとき、辛くなる。書き残す気力も、ほとんどない。でも、何となく、直感的に。忘れてはいけないと思った。かけられた言葉。傷ついた心。うつになると、記憶力にも影響が出ると知ったのも
調停から引き続いて、審判も、家庭裁判所で行われた。始まる前から胸糞悪かった。裁判所に向かって歩いていて、交差点に差し掛かった時、夫が乗っている車が裁判所がある方向に左折してくのを見てしまった。少し離れたところから見たので、夫は私に気づかなかっただろう。車好きでもないのに無駄にこだわり、カスタムカラーにしたので、ナンバーが見えなくても、遠目からでもわかる。夫の目立ちたがりを表している車。裁判所の門から駐車場を見ると、窓を全開にして停めているのが見えた。目を合わせたくないの
モラ夫と不動産屋さんに行ったとき、実は、実際に内覧することができるお部屋が、ありませんでした。私はそのとき見れなかったお部屋を見に行くように、モラ夫に言われました。モラ夫は、仕事です。今となっては、モラ夫が休みの日に、一緒に行けばいいのに。と、思いますが、モラ夫は不動産屋さんの口車にでも乗せられたのでしょう。私はひとりで内覧に行くことになりました。見せてもらったお部屋は、1室だけでした。他のお家も、外観を見せてもらったりはしたけれど、実際にお部屋の中を見ら
私は、基本的にずっと家にいました。妊婦健診などでバスに乗ると「バス代(200円以下)がもったいない」と言われます。しかしモラ夫は頻繁に飲み歩き、連絡もなしに、タクシーで朝帰り。友人との旅行三昧。ブランド物の衣服購入。ゴルフや釣りなどの娯楽。私に節約を迫るわりに、自らがお金を切り詰めて生活する様子は、一切ありませんでした。私が仕事を探すにも、妊娠中であるため、今後の働き方について夫婦で話し合いをしたかったのですが、モラ夫は、「共働きしないとお金がない」と言って
弁護士さんから、判決内容の詳細が書かれたPDFが送られてきた。1、離婚しろ。2、夫の会社の株を50株ずつ分けろ。3、夫から私に、167万円を支払え。4、訴訟費用は負担しろ(私が支払う)。このような内容だった。希望だった300万円には届かなかった。株式を分けろという判断になったので、その分の金額は財産分与に含まれず0となったためだ。しかし、債権の分は財産分与対象と認められたため、その分上積みとなり、結果167万円を支払えという内容にはなった。弁護士さんいわく、こち
モラ夫とふたりで食事をしていても、「今お父さんひとりでごはん食べてるんだろうな〜」「可哀想だから、一緒に食べに行こうか?」と私の罪悪感を募らせて、一緒に食事をとるように仕向けてきました。やっと同居から逃げたのに、ずっと私は縛られている感じがしました。私は、モラ夫家に嫁に入るために、結婚したのか。モラ夫家に尽くすために、結婚したのか。当時の結婚生活は、私の思い描く結婚生活とは程遠いものでした。モラ夫と協力して、ふたりで、新しい家庭を築いていきたかった。モラ夫家+
モラ夫にお金を渡してしまった私は、自分にかかるお金を、自分で支払うことが難しくなりました。モラ夫は、毎月2〜3万円の生活費しか与えてくれません。そのため、モラ夫からもらうお金は二人分の食料・日用品購入で消え、買い物の不足分や妊婦健診費用、交通費など、自分でどうにか支払わなければならない状況でした。それに加えて、私の毎月の携帯電話料金や、学生時代の奨学金の返済もありましたが、モラ夫が常日頃、お金がない、お金がないと繰り返すので、私は申し訳ない気持ちになり、お金を請求で
ある日、モラ夫からお金を貸してほしいと言われました。私は、結婚のために退職しており、失業中でした。モラ夫が貸してほしいと言ってきた額は、私が結婚前に在籍していた会社で、2ヶ月働いても、得られない額です。でも、カードの引き落としのお金が足りないというので、それは困るだろうと思い、なけなしのお金をかき集めて、モラ夫に渡しました。これまでも、細々モラ夫に渡したり、結婚式関係の支払いをしたりということもあり、私の貯金は、底をつきそうでした。でも、今後モラ夫と協力して生活
猫を引き取りに、元の家に行った。インターホンが鳴らない?玄関ドアは鍵が閉まっている。出てくる気配がない。思わず、弁護士さんに電話してしまった。相手方からの連絡書に、「開けておく」と書かれてあったが、どことは書かれていなかった。もしやと思い、裏口に回ってみると、鍵が開いていた。勝手に入って勝手に取って来いということのようだ。裏口があるのは、脱衣所になるが、脱衣所のドアが閉まっていなかった。猫が裏口の戸の下から外をよく眺めていたのを、夫は知っていたはずだ。私が開けた時
私は今までに二人の弁護士にお世話になっている。離婚調停は自分一人で挑んだが、不成立に終わりその後に弁護士に依頼した。最初は法テラスで無料相談を受けたが、実際そこでは頼まなかった。法テラスを受けるための資力基準とは…我が家子供3人なので同居家族は、四人以上に当てはまる。申込者の預貯金が、300万以下であること。申込者の手取り月収額は、299000円以下であること。当てはまるじゃん最初の弁護士さんは、探す時間もなく急きょ依頼してしまった。それが失敗に終わってしまったのだモラハラが
最初に、法テラスから書類が届いた。「受任者等から報告書が提出されたため、終結審査をおこないます。」と、書かれてあった。弁護士さんから、婚姻費用分担請求が終わったことについて、法テラスへ連絡が行っていたということだった。婚姻費用月額2万円は納得していないが、覆すことが難しいということだったので、そのまま終わりにしていた。同封されていた生活状況申告書を、ありのまま記入し、法テラスへ郵送した。2週間ほど経って、法律事務所の事務員さんから、終結決定書のPDFが送られてきた。センタ
調停不成立から半年以内に訴訟をおこさないと、もう一度、調停をやり直すようにと裁判所からいわれるらしくその半年をむかえようとしていました。弁護士さんからそろそろ訴訟をしないとまた調停からやり直すことになります。というメールが届きました。メールのやりとりで訴訟のお願いはしていましたが、契約書のやりとりはまだしていませんでした。夫の性格を考えると裁判であっても誰かに決められることが許せないそう考えるでしょう。難癖をつけて長引かせる可能性が高いのではないか子供の受験と重なってしま
次回もしくはその次で、裁判が結審する見込みだという。和解案の確認が先に入った。財産分与で和解できなかったとしても、離婚についてのみ和解できるかどうかと。何を言っているのか。承諾できるはずがない。離婚に応じてしまったら、財産分与を請求できる期間が短くなってしまう。こちらからしたらデメリットでしかない。離婚には応じないと弁護士さんへ伝えた。和解できない見込みだとしても、期日には必ず出廷しなければならないという。裁判に移行してからは、初めての出廷となる。当然、夫も来る。
私は、モラ夫の散財具合が疑問で仕方ありませんでした。どこにお金があるのか。じゃあ、あの給与明細は?混乱していました。全貌を明かしてほしかったです。しかし、モラ夫が家計を明かしてくれないことには、私は知りようがありません。ある日、モラ夫が、モラ夫名義の通帳を一冊、手渡してきました。「これ、管理して」「ここに給与が振り込まれるから」と。やっと、やっと私が管理できる・・・!モラ夫にも、私の気持ちが伝わって、モラ夫なりに夫として、父親としての自覚が芽生え始めたんだ、と思
友人が帰った後、モラ夫と私は口論になりました。「ふふむ(私)は、ワガママすぎる」「俺は核家族なんか好きじゃないんだ!」「◯◯(モラ夫の出身都道府県)では長男が実家に戻るものだ」「(この地域では長男が家に戻るのかどうか)その辺の人に聞いてみろ!」「ふふむは、我慢ができてなさすぎる」これが、モラ夫の主張です。じゃあ、「俺は◯◯(地域名)に住む長男だから、親と同居するのが当然だよ。それができないワガママな嫁なんていらないよ。」って結婚前に言ってほしかった。と、今となって
数週間前、弁護士さんを通じて、夫が引っ越しを決めたことを知らされた。ちょうど、賃貸契約更新期限が今年5月で、更新せず、引っ越すことにしたのだろう。数日前、賃貸物件情報サイトに、家の情報が載ったので、引っ越すのは本当のようだ。引き取りたい家具・家電があれば申し出ろという内容の連絡もあった。必要なものは現在の家に持ってきたし、元の家にあるのは、ほぼ要らないものだが、数点については、引き取りたいと申し出てみることにした。連絡書には、「家具・家電」とだけ書かれてあって、飼っている猫のことに
外食の翌日、21時頃から、夜中の3時頃まで口論になりました。「男は立てるべきだ」「俺は長男なんだ」「俺が一言ったら、十を理解しろ」「言葉の裏の意味くらい読め」「知り合いから、ふふむはワガママだと言われた」「ふふむは、人をイライラさせる天才だよな」「もう、実家帰れば?」夜中まで、責められ続けました。私も、泣きながら闘いました。息が、苦しかったです。そして、心も。モラ夫は、話の軸ではない部分に執着し、揚げ足取りをするなどして、話を進ませてくれません。それなのに、