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「訂正する力」東浩紀著朝日新書「日本はもともと文化の国だった。政治と交わらない繊細な感性と独自の芸術をたくさん生み出す国だった。その伝統のうえに戦後日本がある。(p.153)」「戦争と平和、政治と非政治、作為と自然、現実と幻想といったもろもろの対立を超え、「自然を作為する」という第三の立場に立たないと、本当の平和はつくれないのです。(p.156)」という著者の言葉にとても共感しました。詳しくは↓「訂正する力」東浩紀著朝日新書|向後善之ワクワクしながら読みました。そうだ!そ
「原因は空腹?」クライアントさんに「好きなものを思い浮かべてください」とお伝えした瞬間、僕の頭の中にパッタイのイメージが浮かんだ。「最近タイ料理食べてないなぁ」とカウンセリングに関係ないことを思い浮かべていたら、クライアントさんが「好きなものって、食べ物でもいいんですか?」と聞いてきたので、「はい、もちろんいいですよ」とお答えした。クライアントさんの答えは、「トムヤムウンセン」だった。・・・てなことが最近ありました。こういうことよくあるよなぁ。添付した画像。上がパッタイ、下がトムヤムウ
「逆ざや」解決策は、「逆ざや」復活か?米の「逆ざや」とは、農家に支払う米価(生産者米価)が、消費者に販売する米価(消費者米価)を上回る状況を指します。昔は、主食である米の自給率を高めるため、農家の生活を守るため、そうでした。30年ほど前から、そういうことがなくなったようです。https://news.yahoo.co.jp/articles/33231bd4eea0fd3dfd8daf95f1f66e4112f3d8b1?fbclid=IwY2xjawJYXFpleHRu
「虐殺のスイッチ」森達也著ちくま文庫僕は、この「相互忖度」という言葉に、注目をしたいと思います。部下からリーダーへの「忖度」とリーダーから部下への「忖度」の相互作用である「相互忖度」は、「リスキーシフト(過激化)」を招きやすいと言えます。詳しくは↓「虐殺のスイッチ」森達也著ちくま文庫|向後善之著者は言います。「社会は加害側の声を聞きたがらない。(p.113)」全く同感です。なぜ、オウム真理教の幹部を死刑にしてしまったのでしょう?彼らが何を考え、どんな気持ちでサリンを
「チンギス記二鳴動」北方謙三著集英社文庫テムジンは、若いのに戦略的です。自分の戦力を冷静に分析し、爪痕は残すけれど、自軍の犠牲を最小限にとどめる戦いを続けます。詳しくは↓「チンギス記二鳴動北方謙三著集英社文庫」|向後善之テムジンは、若いのに戦略的です。自分の戦力を冷静に分析し、爪痕は残すけれど、自軍の犠牲を最小限にとどめる戦いを続けます。しかし、弟のカチウンが、タイチウト氏の長の一人タルグダイの妻ラシャーンに切られ殺害され(p.289)た時、無謀な戦いに打って出