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(1月23日・東京文化会館大ホール)明るく明晰で爽快なヴェルディとワーグナー。いずれも、まるでイタリアの陽光のもとで燦然と輝くような、晴れやかな音楽だった。都響はルスティオーニと恋に落ちたかのように、全員がはつらつと鳴らし切り、最初から最後まで実に気持ちの良いコンサートとなった。前半のヴェルディでのハイライトは、やはり最後の歌劇『シチリア島の夕べの祈り』序曲だろう。序奏から緊張感があり、響きがふくよかに満ちている。熱気を孕んだアレグロ・アジタートに続く、抒情的なチェロ主題の深々とした歌
2025年日本の交響楽団の記憶に強く残っている演奏ランキングです。97公演の各記事で名演、好演から選びました。1位は6月28日アンドレイ・ボレイコ指揮新日本フィル/ショスタコーヴィチ:交響曲第11番「1905年」です。6月注目のタルモ・ペルトコスキ指揮N響はパリ管とガランチャを聴いたので行けませんでした。◇名演は4公演◎1位6月28日アンドレイ・ボレイコ指揮新日本フィル/ショスタコーヴィチ:交響曲第11番「1905年」◎2位4月6日ジョナサン・ノット
1年半前の当ブログで「N響vs都響」と言うタイトルでコメントをしました↓。『N響vs都響』一昨日はN響の今シーズンの「心に残ったコンサート」について書きました。当ブログの評価点数で言うと満点(五つ星)はソヒエフ指揮の1公演、次の四つ星は9公演、三つ…ameblo.jp今回は最近、顕著な違いが出てきた「都響vs東響」について取り上げます。日本のオケではN響・都響・東響の順に好きでした。都響や東響はN響並みに優れた指揮者やソリストを呼ぶので魅力的なプログラムが多かったのです。ところが
東京都交響楽団第1036回定期演奏会Aシリーズ(東京文化会館大ホール)指揮/エリアフ・インバルソプラノⅠ/ファン・スミソプラノⅡ/エレノア・ライオンズソプラノⅢ/隠岐彩夏メゾソプラノⅠ/藤村実穂子メゾソプラノⅡ/山下裕賀テノール/マグヌス・ヴィギリウスバリトン/ビルガー・ラッデバス/妻屋秀和合唱/新国立劇場合唱団児童合唱/東京少年少女合唱隊マーラー:交響曲第8番変ホ長調《千人の交響曲》インバルによるマーラーの千人の交響曲、3日目。同じ演奏会に2回以上行
東京都交響楽団第1047回定期演奏会Bシリーズ(サントリーホール)指揮/スザンナ・マルッキバス/ジョン・レリエ*メゾソプラノ/シルヴィア・ヴェレシュ*デュカス:歌劇『アリアーヌと青ひげ』第3幕への前奏曲ドビュッシー:《夜想曲》より「雲」「祭」バルトーク:歌劇『青ひげ公の城』Sz.48(演奏会形式/日本語字幕付)*元アンサンブル・アンテルコンタンポラン音楽監督、前ヘルシンキ・フィル首席指揮者であるスザンナ・マルッキが都響に初登場。マルッキは、昨年鮮烈な
(7月29日・ミューザ川崎シンフォニーホール)没後50年のブリテンと没後170年のシューマンによるプログラム。ブリテン《青少年のための管弦楽入門》(ナレーションなし)は、都響の首席陣の名技を披露する作品。冒頭のトゥッティは重厚に響く。木管、金管、弦楽、打楽器のいずれも安定した演奏だったが、ファゴット(長哲也)のソロがとりわけ印象的だった。水野斗希(23歳!)率いるコントラバスも力強く支える。この重厚なコントラバスは都響の良き伝統だが、若い奏者にもしっかり受け継がれているのはうれしい。各楽