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二つのストーリーを、読む順番を変えることによって、結末が大きく変わってしまうという小説。ゲオスミン:2025年4月号〜6月号ペトリコール:2025年7月号~9月号《初出「小説すばる」》【あらすじ】冒頭に、次のような道尾秀介さんのメッセージが記されていました。本作は2つの章から成る物語です。読む順番は自由ですが、その選択により、結末は大きく変わります。どちらかの順番で読むと、2人の主人公を含め、多くの人が命を失います。別の順番で読むと、彼ら(彼女たち)は生き残ります。殺すか、救
※※この本を読んで一言※※私が今までに出会った事のない作品であり、作品のコンセプト、そしてミステリとしてとても面白かったです。※※※※※※※※※※※※※※※道尾秀介さんの作品を読むのは「向日葵の咲かない夏」「カラスの親指」「背の目」に続く4作品目になります。作品途中にあるQRコードを読み取ることで作品に関係した音声をYouTubeで聞けるという、まさに題名の『きこえる』にふさわしい作品です。5つの短編がありますがどれもかなりクセが強いです。しかしクセは強くとも短いな
毎日暑い口を開けば暑いって言葉しか出てけぇへんそんな時は涼しい部屋で読書に限る夏の間はここまでの流れはほぼ同じやと思うからご指摘前に自己申告しとくわな最近読んだのは...デデーーーン「悪女について」有吉佐和子『悪女について』を読もうと思うたのがこちらの動画本ツイ肉乃小路ニクヨさんのを観て読みたいと思うたねん知性と教養を兼ね備えたニューレディー肉乃小路ニクヨさん好きやねんなぁ~謎の死を遂げた美貌の女実業家富小路公子に関わった27人の男女へのイ
8月も13日になってしまいましたが、遅ればせながら7月の読書まとめ記事です。7月後半は入院治療で読書が出来なかったので4冊どまりでした。満願米澤穂信6遍から成る短編集。それぞれの話に関連性は全くありません。どれも事件そのものをテーマにしているのではなく、登場人物の行動の裏側を解き明かすミステリーと言えるのではと思います。例えば『万灯』では最初に「私は裁かれている」から始まり、バングラディシュでの駐在模様が描かれていきますが、そこから裁かれる場が「そういう事か!」と思わせるまでのストーリーが