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荘子の「胡蝶の夢」とは。現代語訳です↓>荘子は夢の中で胡蝶になりきっていたが、目が覚めてみると自分が夢の中で胡蝶となったのか、自分は本来胡蝶であって今荘子であるのか、私にはわからない。主体としての私には変わりないが、形の上で荘子となり、また胡蝶となっている。<この説話は実は深遠で「無為自然」「一切斉同」の荘子の考え方がよく現れているとされる。このことを、自分なりに、少し考えてみます。人間の思考ないし意識の問題としてアプローチできそうです。自分の考えや意識こそは自
永平寺の参拝後に「ひといき座禅」を楽しみましょう。こちらの建物は、何でしょうね~浴室の入口でした、一般の人はここから先は入ることはできません浴室と東司(トイレ)は、三黙道場と言って、私語が禁じられた大切な修行道場なのだそうです。浴室の様子の写真パネルがありましたので撮ってみました。次にやってきたのは、大祠堂殿です。ここには、全国各地の信徒やその家族たちの、何千にもおよぶ位牌・遺骨が安置されています。この怖いお顔の方は・・・・・
体験修行の中で、最も強烈な記憶と言えば...やはりここになるでしょうか...。今から四年前に参籠致しました。その際に購入した数珠になります。曹洞宗の総本山、吉祥山永平寺。仏教オタたる者...一度は本格的な坐禅を体験してみたかったのです。もちろん、我が宗派天台宗にも座禅はあるのですがが、当時駆け出しオタだった私は...『座禅言うたら、やっぱり禅宗やな。一辺体験してみたろ。』等と言う軽々しい興味から永平寺の参籠を申し込んだ訳です。と、言っても私が申し込んだのはライトな方(笑)。ヘビー
今年の梅雨は、まさに梅雨という感じになっておりますが、まだまだ終わらず関東甲信は8月まで梅雨明けがずれ込む見込みだそうです。洗濯物も乾かず境内の芝生には隙間に苔が生えまくって大変です。このような時期は家にこもって座禅や瞑想に耽ってみるのも良いでしょう。真言宗で行われる瞑想法には阿という字を本尊としてその阿字と一体となることを観想する「阿字観」があります。また、真言を何遍も唱え続ける修行も1つの瞑想の形といえます。それによって精神・心を穏やかに
禅の里、永平寺を七堂伽藍の廊下伝いにお堂巡りをしています。かなり広いのですが、七堂伽藍の渡り廊下があるので、たとえ雨が降っても平気ですし、暑い夏は日差しが遮られるので参拝しやすいです。大庫院は、昭和5年の建築で、地上3階地下1階の近代木造建築で、台所兼事務所の役を果たしているそうです。建築当時のエレベーターが現存しており、これは稼動中のものとしては日本最古だといわれています。仏殿は、明治35年の建築になります。本尊の久遠実成の釈迦・方