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昨日、この関係で一つ記事を書きましたが、やや言い過ぎかなと思う反面、もっと言いたいと思う事も出てきました。私は、軍刀の評価に付いて、も不満があります。軍刀は、あくまで、武器であり、日本刀では無いと言う評価が有ります。しかし、私は、俗に「スプリング刀」と言われる大型ナイフに近い官給品の軍刀に至るまで、日本刀だと思っています。当時、それを心の拠り所として、出征した方々が多数おられました。「日本刀とは、単に、玉鋼を使用した刀の事では無い。」と思っています。
備前長船助光刀匠に依頼した注文打ち。ついに完成しました。72.6cm・反り18mm以下は鍛治研ぎ後の数値元重8ミリ先重ね5.8ミリ幅は注文通りなら元幅32ミリ先幅23ミリちなみに茎が長めで7寸5分刀身重量が重くて908g鞘を払って1255g色々考えた結果、普通の寸法が一番と思いこういう感じになりました。重ねは少し厚め。そのため長さの割には重たいです。研磨は思う所あって美術研磨の最後の工程の「拭い」「刃取り」をしていません。いわゆる居合研磨です。切
最近、SNSで先生のサイトを批判する輩を目にしました。先生のサイト↓日本刀の刀身構造日本刀の造り込みと刀身構造の考察ohmura-study.netまずなぜ先生がこのようなサイトを立ち上げたかを説明すると美術刀剣界の軍刀に対する誤った考え方に対するカウンター(反論)なのです。美術刀剣界は「軍刀は日本刀の形はしているが日本刀ではない」という。それでは、なぜ軍刀は日本刀でないのかと美術刀剣界に言わせると。⚫玉鋼を使っていない。⚫芯金が入っていない。⚫折り返し鍛錬をしていない。等
10万円台で、しっかり使える刀をお探しの方へ、現在販売している大刀で10万円台のお刀3振りを具体的に説明してみました。書く時間が厳しかったので、動画て取ってみました。上の動画ても説明した一振り、本日アップした、お刀です。昭和の軍刀身ですが、拵はしっかりとした物なので、長さが気に成らない方には安価で使える日本刀入門として良いかも知れません。【訳あり特価】「兼男」63.2cm、鑑賞に・居合・試斬刀として!!!
↓先生の著書を誤りとプログやX(旧ツイッター)で主張しているトトメスと名乗る人物に反論をしたところ美術刀剣愛好家に多い「ブロックして逃げ」をやられました。ブログをやるということは反対意見も来ることを想定しなければなりません。反対意見はプロックして逃げて賛同意見だけを取り上げる。このトトメスという人物↓他人の著書を批判することは道徳的にも法的にも責任がかかってくると理解しているのだろうか?トトメスよ●言論には言論をもって応えよ。●理論で先生を論破してみろ。●その自信がないなら
https://bocho-kobidou.com/%E7%84%A1%E9%8A%98%E6%8B%B5%E3%81%88%E5%85%A5%E3%82%8A%E8%A2%8B%E6%A7%8D/↑袋槍。ソケット状の槍で棒に差して使います。何かの本かサイトに、「この袋槍は便利なもので穂先だけいくつか持っていけば良いのでかさばらない」みたいな昔の武士の言葉を見た記憶があります。だから、かさ張らないようにというのと消耗品として使うようなものだったのかなと思っていました。
刀帯。英語だとソードベルト。刀を装備するための帯、つまりベルトです。軍刀は刀帯のフックに鞘の佩環を吊るして装備します。https://twitter.com/sakone_shogen/status/1003625905846042630/photo/3フックに吊るしているだけなので、当然ブラブラして不安定です。サーベルの吊り方を真似したのだと思いますが、日本人には不評だったようです。また、本気で刀を武器として使用する場合には使い難い。https:/
本日、脇差の鑑定を倉敷刀剣美術館さんに依頼した。梱包材が届き次第送る予定です。さて、本題。この大刀を迎えた時、まだ刀のことを何も分かっていなかった。この刀がきっかけで色んなことを学ぶことができた。そんな右も左もわからない時に撮影した物なので、鎺元の黒錆に注視して撮ったわけではありませんが…どうやら、この錆が血錆のようですね。で、研磨後がこちら。研ぎで取りきれないくらいには深く錆が入っている様子。おそらく、軍刀のため比較的刀身の目が細かくて古い刀ほど細かいところまで侵食しないのか
日本刀の焼き入れはよく知られているのでイメージできる人が多いと思うのですが、焼き戻しについては知らない人も多いと思います。少なくとも私はよく知りませんでした。土置きして火に入れて加熱して水で冷やす。これが焼き入れ。よく知られた工程だと思います。このままだと刀身が硬くて脆い状態なので、もう一度火に入れて軽く炙る。これが焼き戻し。都合よく焼き入れから焼き戻しまで写っている動画がありました↓焼入れ後に火で炙ってまた水につけて、という工程まで動画で映されています。