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現在の極右化した社会においては、反知性主義、権威主義が台頭しています。反知性主義についてはあまりにも根本的な問題としてこれまで扱ってまいりましたので、今回はあえて触れません。今回は権威主義についてお話します。物を考えない人間は、根本的に自己中心の視点から離れることが出来ません。すると「世の中では偉いと言われているのだからあの人は偉いのだろう」「世の中で正しいと言われているのだからあの人が言っていることが正しいのだろう」という根無し草の身の振り方が習性化します。これが権威主義
昨日、一応模範解答による自己採点では、国試に通っていたということを書きました。60%で合格中の68%です。私はテスト勉強が苦手なのだなあとは前から思っていたのですが、いやぁ本当に苦手ですね。過去問では75%まで上げることを目標にしていました。何かあったとしても10下がってまだ大丈夫というところにまで仕上げたかったのです。その目標は達成したのですが、いや、まさにギリギリ。やはり有事があったのです。というのも、昨年から国試の問題政策委員の入れ替えがあって、一気に出題傾向
先に書いたように、どうやら私は肝鬱気滞という状態にあったようでした。肝は筋と血を司るので、私のように運動を業とする身にとっては非常に日常に差し障ります。どうも最近プッシュアップが弱くなってきたような感覚があり、また回復が遅くなっていたのですが、東洋医学的に言うならそれは肝鬱と気滞による栄養の阻害だと解釈が出来ます。ですので、逆に言うならこれは私の仕事においては大いにプラスであるとも言えます。この経験は生徒さん達にフィードバックしますので、練功をした方々の身体のリカバリーに大いに
前回は、相方の拾徳ちゃんと武館を開くという方向に向かって進み出すということをお話しました。これまでは人に教えるということをあまり考えたことの無い拾徳ちゃん、「あまりに生徒さんが出来なくてイラッと来ることもあるだろうけど頑張ろう」というようなことを言っていたのですが、それで気づいたことがあります。クイントン・ランペイジ・ジャクソンの指導動画です。確かにそこに出てくる生徒さんは不慣れでちょっとトロいかもしれないのですが、ジャクソンは指導をしながら彼を障害者は同性愛者呼ばわりし続け、しま
先日の気功指導者としてのプラクティスの会で、鍼灸医をしている師兄と会いました。私は弟分としては、非常にたちの悪いところがあります。ここぞとばかりに甘えてゆきます。今回も東洋医学についてお話を訊かせていただいたのですが、その中で面白かったのが、整復術を持っていたほうがいい、という物でした。これは実は、私も以前から思っていたのです。しかし、日本では整復は嘉納治五郎先生の政治手腕によって独占業務となってしまっていて、国家資格の所持者にしか許されていません。件の師兄は中国で修行
現在の社会情勢について、久しぶりにお話してみます。トランプ政権によるベネズエラへの強襲、およびドンロー主義と自称するアメリカ大陸侵略構想、国内におけるICEによる市民の虐殺などのあらゆる法に反した行為による秩序の崩壊が続いている中、私はオンタイムで個別の事象について述べては来ませんでした。なぜなら、これはもう、ずっと前の段階からこうなるよと予測されてきたことだからです。そうなるから反知性主義は危険だよ、権威主義は危ないよ、もっと市民の一人一人が考えて行こう、と呼びかけ続けてきて、し
大きい武術と小さい武術について前回はお話しました。その中で、側面を向けるか正面を向けるかということをお話しましたね。大きい武術では側面を向けがちだと私見しています。槍衾を作ったり、陣形を組んだり、騎馬隊を相手に戦うことを考えると必然そうなります。一方で、対一をメインに想定した小さい闘いでは、割と正面を向けがちです。合戦やゲリラ戦を経てきた八極拳や劈掛拳では側面を向けるのがスタンダードですし、簡化武術である女子防身術の詠春拳では、正面を向くスタンスが多用されます。詠春の中