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と、様々なパンチを分析、説明した上で、ここで出てきた要素を組み合わせてそれぞれの武術に役立ててもらうこととなりました。アルニスではもともと決まったパンチの打ち方がありません。なぜなら素手の武術ではないからです。私は二十代で教わった初めの頃に「お前が好きなように打てばいいよ。空手が出来るなら空手で、ボクシングが出来るならボクシングのやり方で殴ればいい」と言われました。そしてより良いのは、その場にある石でも鍵束でもビールジョッキでもを手に持ってそれで殴ることです。素手で殴るのは
世界の奇祭ハンターという人がおりまして。その方がイタリアのトマト投げ祭にも行かれたそうなんですね。その感想が非常に面白く感じました。まずトマト祭、ものすごく寒いそうなんですね。投げられたトマトが道にペーストになって溜まっていって、足首まで浸かる川になるそうなんですが、それくらいの中で全身トマトまみれになると、大変に寒くなるそうです。これ、東洋医学的に非常に面白い。トマトというのは夏野菜です(中国文化的に言うと果物です)。ですので、体を冷やす効果があると言われます。
さて、ハエ叩きパンチですが、これはリラックスした状態で腕を伸ばし、インパクトの瞬間だけ関節の各部分をコネクトさせる、という物です。後述する空手パンチのように、初めから力を込めて段階的加速をしてゆく必要はありません。鞭のように、あるいはとびかかる蛇のようにリラックスして前に出す。フィリピンの公園などで、往年のボクサーだった中高年男性がこのタイプのパンチを繰り出して練習しているのを見たことがあります。地元では大変尊敬されている人で、敬意をもって眺められていました。彼にいくらか手
中国武術では、内功という物を重んじます。重んじない武術も一部ありますが、それはあくまで簡易な物。真正の正統な武術では必ず重んじます。あるいは貴重な武術を学んでいても、内功が出来なければ本質をまだ与えられていない。中国の身体観とはすなわち気の身体観ですので、気功からのアプローチが浅ければその深奥には至りえません。私は何も分からない頃から気功を薦められて、分からないし関心もないけれどもただやり続けてきました。その結果、気功の重要さに目覚めていまに至っています。五祖拳にしても
ノンコンタクト空手パンチの後は、柔術の当身の体験を行いました。これはほとんど知られていない物ですね。ハエ叩きパンチのように脱力状態で出し、そして脱力状態のまま当てます。当て感を用いて繋げなくて大丈夫です。このやり方には二つのパターンがあるのですけれども、一つはひたすらに「痛い」やり方です。力積はさほどないのですが、相手の急所を狙うことで痛みが増します。痛いという意味では空手パンチと通じるのですが、空手パンチのように破壊の要素を伴いません。空手パンチは平たい部分を割る