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神話学のジョーゼフ・キャンベル教授の御著書の中に「野に雁が飛ぶとき」というものがあります。雁が飛ぶときとは、社会に抑圧されていた人間性が世界とのつながりを取り戻して自由になるときのことを意味しています。そのためのメソッドというものが世界中につながる行であり、我々の行っている中国武術もそのためのものです。いま現在私が老師父から学んでいる、五祖拳においても鳥が飛ぶときというのが存在します。それは、用勁が変わるときです。中国武術では段階に応じて用勁が変わるのですけれども、五祖拳で
私のフィリピン武術と暗殺術の先生、GMレイの教え「柔術(組技全般のこと)はするな」を教条として踏まえたうえで、それでもまだ実用の可能性があるという組技の練習として、昔旧ソ連の兵隊さんたちに教わった技を会で幾分練習しました。https://youtu.be/NzXvORjvWLg現在のMMAのような、寝技になってからもぞもぞ攻防するような寝技だと、競技としては圧倒的に強いのですけれども、暗殺術やナイフや銃に対してはちょっと危険度が高すぎます。日本の警察官でも、もっとも殉職率
生涯師事する老師父の主催される、気功指導者の講座を無事修了いたしました。本来は一年かけて行われるところが、今回は半年に圧縮という形となりました。2025年春先までかけて鍼灸の国家資格を取得し、その後に連なる形での資格として計画をしていました。これでようやく、私の中での一連の研究が一つの曲がり角を迎えたように思いました。私はこの講座での内容を理解するために鍼灸学校に通ったということはこれまでも書いてきました。別に鍼灸師として就労したいわけではなく、老師父の学問を理解するための
先日目にしたこちらの動画、非常に興味深いものでした。まぁ、私の名前が翆虎ですので、虎には比較的感受性が高いのですけれども、いかんせん中国人は虎が大好きなので、すべての虎は追ってられません。あくまで目にしたのは偶然です。また、レコメンドで上がってきたサムネイルにしても「虎拳、思ってたんと全然ちゃうかったよ」というものだったので、まったく期待していませんでした。https://www.youtube.com/watch?v=2c7mbA-QbfQこの配信者の方は、そうおっしゃ
前回の大要に引き続いて、今回はもう少し内容を具体的にお話いたしましょう。身体の行によって精神的な向上が可能だと書きましたが、これは武術ならなんでもよいということではありません。あくまで、その目的を中核とした正当な伝統中国武術に限ります。中国は広大で、沢山の民族、人々が存在します。それらの中で、攻めてくる騎馬民族や敵部族から共同体を守るための単なる戦闘手段として伝わっている武術ももちろん沢山存在します。私が行っている、客家拳法は客家族の人たちの左様な闘争技術です。また、同