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2021年2月20日土曜日東京都町田市にある菅原神社と境内にある「井出の沢古戦場」を訪問。「井出の沢古戦場」とは、「東京文化財情報データベース」によると「元弘3年(1333)にはじまった後醍醐天皇による建武の新政は、武家を軽んじたため各地で武家の不満が高まりました。そのような中、かつて鎌倉幕府の執権を務めた北条氏の得宗である高時の子時行が、建武2年(1335)、反乱の兵を挙げました。これが中先代の乱です。信濃から鎌倉奪還を目指し南下した時行の兵は、この井出の沢の地で足利尊氏の弟直
井沢元彦「逆説の日本史7/中世神風編」5/尊氏対直義編~幕府政治の確立を遅らせた兄弟ゲンカ【再読】鎌倉は武家政権発祥の地で、坂東八十八国の要でもある。だからこそ、尊氏も鎌倉攻めには元服前の義詮を参加させ、陥落後は成人になる迄そこに留め置いて東国経営に当たらせたのである。しかし、いまや鎌倉すら直義派の上杉憲顕に押さえられている。尊氏がようやく直義撃滅を決意したのはこの時だった。武士の本場坂東を奪われては、幕府存立自体が危うくなる。尊氏が鎌倉へ出撃しようとした時、最も困ったのが南朝の存在であっ
今回はタイトルそのものがヒドイwwバトル回だと『逃げ若』は感想が書きづらいのですが、今回はアニオリ描写を含めて、非常にいい意味で改変や追加描写が目立っていました。あ、そうそう遂に腹黒い弟の足利直義が登場!古川慎さんか~残念ながら、私が第一の希望だったフクジュンでなかったのが悲しいですが、それでもラスボス兄弟に相応しいキャスティングとかも考えると納得ディアボロ&志々雄真実(新)がラスボス兄弟とか強すぎるだろ以前の感想で述べた通り、本作の腹黒い弟は・人間離れした異能の兄とは全く別個のカリスマ
さて今回の逃げ若最大の目玉はこれもう今回はこれです!直義の苛烈な正義を体現するうえでこれ以上ないうってつけのセリフ。そのうえで、前回の「直義は戦が弱い」という解説に対する最大限のフォローも入っている。時行くんが初めて「敵」として対峙することになる足利の最高幹部との直接対決。しかし、それはまさに「大人と子供の争い」それまでの「オニ」とはレベルの違いすぎる「南北朝最高の政治家」との対決です。それでは本編感想参ります。〇智将・直義の面目躍如「直義は戦が弱い」という弱点。これについては北条軍の
連載2周年突破!『逃げ上手の若君』得票上手は誰だ!!?第1回キャラクター人気投票結果発表!!『逃げ上手の若君』連載2周年突破&100話突破&TVアニメ化決定記念!!第1回キャラクター人気投票結果発表!!www.shonenjump.com遂に第1回人気投票編の結果が発表されました。まずまず一部の番狂わせが生じましたが、概ね順当な所でしょうか。まずはおめでとう!時行くん&頼重さん!!いや、本当に良かったよ。私も主人公だから当然と思っていたし、何よりも他ならぬ私自身が時行くんに投票
山寺の僧は御所様から褒美をもらって帰るが、御舎弟の家では、水無瀬さまが少々ご不満?この物語は一応、今回で終わります。最初はこちらです。まとめはこちら。足利家の執事(54百鬼夜行の巻)です。
さて今回は腹黒い弟・足利直義の優秀さをこれでもかと見せつけてくれます。徹頭徹尾、能力の優秀な政治家・足利直義。時行くんが対峙してきた「オニ」の中でも最上級で厄介な難敵。何しろ、彼の論理は常に大局を見据え、私情を交えない。なおかつ、時には詭弁や論点ずらしなどの汚い手法も辞さない。それでいて、弁も立ち、知識も豊富ときたもんだ。そんな難敵とどう対峙していくか?が今回の時行くんの肝。それでは本編感想参ります。〇ディベート上手の腹黒い弟解説「足利直義の対談本『夢中問答集』仏教への理解を庶民に広げる
また誰それ?という言葉は胸にしまっていただいて。実は彼女は、歴史上重要な役割を持つ女性なのです。鎌倉時代に親王将軍とともに東国鎌倉にやってきた上杉重房の孫が上杉清子さんです。お父さんは重房の嫡男(跡継ぎ息子)、上杉頼重。そしてこの清子さん、嫁いだ先は鎌倉幕府の有力御家人、足利貞氏さんという方です。この足利家、執権北条氏の娘しか正室(当時は奥さんが何人もいました)にはなれず、北条氏の娘の子どもではないと嫡男にはなれませんでした。当時、庶子という考え方があって当主の血を
鎌倉幕府を開いたのは、ご存じ源頼朝です。教科書に載っていた、あの肖像画も有名です。ところが今から25年前、これは別人であるとの説が発表されました。するとこの像は、あっという間に教科書から消え去ってしまったのです。では本当のモデルは誰なのか?室町幕府を開いた足利尊氏の弟である、足利直義だという。幕府の草創に大きな役割を果たしたらしい。しかし一般にはあまり知られていないのでは。メジャーな頼朝のままの方がよかったとさえ思いました。それから四半世紀たった今年、ブログ筆者は図書