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桜色の雪化粧・・・微かに小さくさよならを告げる白い花びらたち束の間のさくら・・・・久しぶりにベートーヴェン作曲のヴァイオリンソナタ第9番クロイツェルを聴く。最高傑作ともいわれ、かつて私も虜になり練習した曲。寝ても覚めても、クロイツェルのメロディが頭の中を駆け巡っていた10代の頃。ヨーゼフ・シゲティとクラウディオ・アラウの演奏を聴きながら小さくサヨナラが聞こえ記憶の中の思い出が、走馬灯のように駆け巡ります。トルストイの短編小説は、このベートーヴ
こんにちは晴れてとっても暑いみぬ☆地方暑いけれど母と湯めぐりに出掛けています♨😸温泉久しぶり〜それでは本日は読書記録〜✍📕↓↓ー猫とメガネ2ーボーイミーツガールがややこしい著)榎田ユウリ配慮に欠けまくる発言のせいで妻に去られた幾ツ谷は、拾った子猫と共にシェアハウス「蔦屋敷」に辿り着く。やっと落ち着いたかと思いきや、起業を夢見るゆるふわ男子に頼られ、秘密を抱えた家出少女&オカメインコに翻弄され、さらには隣室の神鳴の様子も妙でーーー。住人たちは全員ワケあり。不器用
続編の、春~秋編新大人の普段着春~秋編(ナチュリラ別冊)[金子敦子]楽天市場1,320円内容紹介(出版社より)待望のシリーズ第2弾!地味、ワンパターンから脱出する“普段着のおしゃれ”雑誌「ナチュリラ」やブログ「命短し恋せよ乙女★50代の毎日コーデ」などで紹介する日々のコーディネートが人気の主婦・金子敦子さんによる春~秋のスタイルブック。ボーダー、白Tシャツなど定番アイテムを使った大人に似合う着こなしが満載です。最初のは
弥栄の烏八咫烏シリーズ6Amazon八咫烏シリーズ第六弾にして第一章が完結です*以降ネタバレ注意六冊目は前作『玉依姫』と同じ舞台にして視点を八咫烏の方から描いた作品なので物語の筋は同じなのですとはいえ山神の方からでは見えなかった物語そして山神が変わってからの山内の真相が第一章のキモとなっています未曾有の大地震が山内を襲い禁門の扉が開いた大猿から山神さまがお呼びだと言われた若宮は八咫烏たちを守るため山神につ
こんにちは午前中は晴れてましたが、今は曇り気味になってきたみぬ☆地方☁今日は愛犬に会いに実家へ〜可愛くて癒やされるぅ♡それでは本日も読書記録〜✍📕↓↓ー四ツ山鬼談ー著)嗣人「これを、漆喰に混ぜて塗れ」依頼主から左官に渡されたのは小さな白磁の壺。仕事は「ある家」の外壁の塗り直し。「家の中には入ってはならん」何が見えても聞こえても。熊本県荒尾市。かつての炭鉱と競馬場と干潟の町。雨が降れば、土地に染み付いた念が湿った煤の匂いとともに立ち昇る。町のそこかしこに潜み
こんにちは朝はちょっと肌寒かったけど、今は晴れて温度も上がってきたみぬ☆地方〜☀ランチ食べてお腹いっぱい今日はこれから映画観てきますそれでは読書記録〜✍📕↓↓ー狙われた羊ー著)中村敦夫探偵の牛島のもとに奇妙な依頼が舞い込んだ。「人さらいはやってもらえるんでしょうか?」怪しげな団体に深入りし連絡が取れなくなった息子を取り返してほしいというのだーーー。カルト宗教の洗脳と献金の実態、そして家族をカルトに奪われた人々の苦闘を描いた問題小説が、三十年の時を経て緊急文
『板上に咲く』原田マハ(著)【内容情報】(Amazonより)「ワぁ、ゴッホになるッ!」1924年、画家への憧れを胸に裸一貫で青森から上京した棟方志功。しかし、絵を教えてくれる師もおらず、画材を買うお金もなく、弱視のせいでモデルの身体の線を捉えられない棟方は、展覧会に出品するも落選し続ける日々。そんな彼が辿り着いたのが木版画だった。彼の「板画」は革命の引き金となり、世界を変えていくー。墨を磨り支え続けた妻チヤの目線から、日本が誇るアーティスト棟方志功を描く。感涙のアート小
見ているこっちが恥ずかしくなるくらいの超ビジュアル系時代。若々しくして結構なことです。いまは無き往年の月刊誌『BANDやろうぜ』。その『バンやろ』によるDIRENGREYの特集ムックであり、デビュー年である99年の秋ごろに刊行されました。だいたい以下のような内容であり、音楽バブル真っ只中というのも影響しているのか、昨今ではなかなか見られないようなボリュームとバラエティの豊富さです。[主なコンテンツ]撮りおろしグラビアヒストリー&ディスコグラフィー機材紹介パーソナルインタビ
イヤミスの女王、湊かなえさんの作品ですが、これはとっても心が温かくなるお話です。南の島トンガを舞台に、再び歩き出す人を描いています。ちょっと原田マハさんっぽくて好き。4つのお話からなる短編集なんだけど、どれも阪神大震災と絡んでて、それぞれの話も少しずつ繋がってるというか、関係してるのね。だから、他のお話を読んで、そうか、あの時はこうだったんだとか、そういう感じにもなりつつ楽しめます。「楽園」双子として生まれ、5歳の時に震災で片割れを失った主人公が、20歳を迎えるにあたり、自分
この作品はいつもどおりインターネットで面白そうなミステリー小説を検索して買ったものです。ずいぶん前に買ったので、買ったときの紹介文などは全く忘れていましたから、予備知識がゼロの状態で読み始めることができました。そして小泉喜美子さんの作品も始めて読むので楽しみにして読み始めました。読み始めてすぐになんか時代背景や文体が古いな~と不思議に思いました。そこで巻末を開いたら「この作品は一九六三年二月に文藝春秋社より・・」と書いてあり、昭和の中期の作品であることを知りました。読み終わって・
読書履歴と個人的なカテゴリー分け【1】へ戻る三津田信三さんの作品を読むのは「厭魅の如き憑くもの」に続いて2作目です。この物語も“ミステリーの中に説明不能な怪異は存在する”といったハイブリッドな感じです。しかし「厭魅・・」よりは、“ミステリーは多め、怪異は怪異としてよりはっきり”としているため、「厭魅・・」で私が感じたどっちつかずな感じはありません。この物語の中で斧高の母親の無理心中や岩槻の発狂(?)と死など、どことなく怪異をにおわせるものがありましたが、ラストではっき
皆さんこんばんは。夜中の本紹介。「N」道尾秀介全作品読んでいる道尾ワールド。何やら今作は何時もと違う実験的作品の香り。さてどうでしょうか?六章からなる連作集。夫々の作品の主人公は違うけど場所は同じ場所。そして他の作品出て来た人物が脇役で登場する仕組み。1.魔法の鼻を持つ犬とともに教え子の秘密を探る理科教師。2.死んでくれない?と鳥がしゃべった言葉の謎を解く高校生。3.定年を迎えた英語教師だけが知る、少女を殺害した真犯人。4.殺した
ケーキ作ったことある?無い。ただしホットケーキは除く。そんなめんどくさいことを、マダムがすると思って?思わんよな。マダムのこと、皆さんよくご存知よね~~。わっはっは。祭火小夜の後悔1,512円Amazon読みました。これも最後のホラー大賞受賞作。ホラ大W受賞。こちらのほうが読みやすかったかな。摩訶不思議で薄気味の悪い事件に巻き込まれる人たちのそばにいる、祭火小夜。彼女は、その事件で知り合った3人に、あることを協力し
やりたいことして知りたいことを知って、健康的に長生きをしていきたいと思っています。なぜ!?高齢者向けの本を読んでいるのか?80歳は、将来自分がたどり着く場所だからです。これから行く道を既に歩いてきた方や、既にその状況を知っている人からの意見を知りたいです。行く先を知ることで今から(心の)準備ができるし、もし良いことならば年齢に関係ありません。今からやればよい。これから取り入れることができれば、すぐにやればよいのです。「食べたいものを食べて、したいことをして、前向きに愉快に暮らそう」が
テスカトリポカ(角川書店単行本)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}Amazonの紹介文🔽山本周五郎賞受賞、とあるけど直木賞も取ってたみたいです。てかミステリーに分類されるんか、これミステリーの守備範囲が広すぎる何となくダークな空気出してんのはもうみんなミステリーにブッ込めばいいってこと?w強いていえば「テスカポリトカとはなんぞや」という点がミステリー要素かもしんない結構分厚い本で、一気に読むには時間が足りなく、ちょこちょこ読みしてたら登場
読書日記2024-68アミュレットホテル方丈貴恵(著)[光文社2023年7月発行]あらすじ警察の介入が一切なく、偽造パスポートでもグレネードランチャーでもルームサービスでお届け可能な犯罪者御用達ホテル。そこでは守るべき2つのルールが存在する。①ホテルに損害を与えない。②ホテルの敷地内で障害・殺人事件を起こさない。そんな絶対的なルールが破られる時、ホテル探偵が独自の捜査で犯人を追い詰める。感想犯罪者御用達なんていう凄いホテルで起こる事件を解決するホテル探偵の話。久々にこれ
最後の夢は殺戮のネヴァーランド。タイトルどおり妖精ティンカー・ベルが殺害される事件ですが、下手人は明白のようだけれど不在証明もあるし、何かが妙な感じ。そこには意表外の仕掛けが仕込まれていた訳ですがそれには全く気が付かず、解決編では『アリス殺し』に比肩するミステリー的な快感が味わえました。冷酷無慈悲な人物造形のピーター・パン。そして、ラストにおける報いの無間地獄がまた悪魔的であり、それはどこか、永遠に大人になることのないピーター・パンに擬えているようにも思いました。夢と現実の交錯、クルエルでブラ
皆さんこんばんは。恒例の夜中の本紹介。「もう別れてもいいですか」垣谷美雨現実社会で問題になる事項を作品にするのが持ち味の坂谷さん。今作は熟年離婚がテーマ。さてどうでしょうか?主人公は58歳の主婦。若い頃に結婚し娘を二人育て上げ、今は給食センターでフルタイムで働き夫と二人で暮らしています。ある日、高校時代の同級生から夫が死んだ事を知らせる喪中ハガキが届きます。その時に胸に沸き上がったのは、羨ましい、早く自分の夫も死んでくれないかな、という
季節の変わりめ、身体の不調は出ていませんか?私は膝を痛めて運動できなくなり運動できないと、また新たな不調がうまれと、負のスパイラルでしたが、やっと!テニス復帰しました〜😊まずは、優しめなレッスンクラスでゆっくりと再開です。ゆるゆるテニスレッスンだと10000歩の散歩よりも、脚への負担は少なく感じます。テニスが出来ると、体調も安定してくるのが不思議です。読んだ本は、また老後のお話。ブロ友さんのところで気になっていた作品です。高原のサ高住、優雅だなぁ。私のイメージだと
読書日記2024-64白日月村了衛(著)[角川文庫2023年12月発行]あらすじ組織の論理の中、いかに、人間でいられるか―。風太郎賞受賞作家の会心作千日出版の教育部門で課長を務める秋吉は、[引きこもり・不登校対策]を標榜した新時代の高校を開校する一大プロジェクトを進めていた。梶原局長の中3の息子が、屋上から転落死したことでプロジェクトは一時中止となり、事故ではなく自殺という噂が社内で広まる。秋吉は部下の前島と独自に調査を行うが、会社の上層部は秋吉に隠蔽を働きかける――。
名古屋時代の友達から久しぶりに電話がありました。本当に久しぶりで、いろいろと1時間くらいしゃべってました。楽しかった〜名古屋もしばらく行ってないな。チャオのあんかけスパ食べたい今年の桜またまた上堰潟公園毎年同じだぁ〜💦公園手前のカフェで駐車場をお借りしたので、御礼も兼ねてジェラートをいただいてきました。今月の読書敬語で旅する四人の男麻宮ゆり子それぞれに事情がある4人の男たち。敬語で話す4人の距離感がいい。いつでも4人で旅するんじゃなくて都合のつく人だけで
2020年の恋人たち(中公文庫)Amazon(アマゾン)母が事故死した夜から、葵の日々は一変する。遺されたワインバーを継ぐのか。同棲しているのに会話がない恋人との関係をどうするのか。仕事、恋愛、家族――。人生を見つめ直し、傷ついた過去と対峙することになったとき、32歳の葵が選んだもの、そして選ばなかったものは……。第1回本屋が選ぶ大人の恋愛小説大賞受賞作。読み終わりました。サクッと読めるし面白かったですね。例えるならばおしゃれな女性雑誌に連載されてそう
主人公・文絵は、家事と育児に追われ、自分のことは放ったらかしの生活。子供の頃に太っているせいでいじめられた文絵は引っ越しを期に大変身を遂げ、美少女ともてはやされる中学時代を過ごす。しかし結婚してからはまたぶくぶくと太り、内にこもった生活を送っていた。そんな中、中学時代の同級生・加奈子と偶然再会し、加奈子に化粧品販売の手伝いをしてほしいと頼まれる。加奈子はある事情で客の前に立つことができなかったのだ。躊躇しながらも中学時代を思い出さずにいられない文絵はダイエットに励み、またしても客
【冒頭のメッセージ】『時は待ってくれない』時は待ってくれないから、目いっぱい走った。でも、本当にがんばろうと思っている人には、時はきっと待ってくれる。「時は待ってくれないから、急げ」ということじゃなく、何かを一生懸命やろう、何かをスタートするということが大事なんだ。本当にやりたいなと素直に思うことがあるならば、時はきっと待ってくれる。夢を追いかける人のために、時は待っていてくれる。『時はきっと待ってくれる』「時は待ってくれない」中で、目いっぱい走った。本当にがんばろ
三体1,980円Amazon2015年にヒューゴー賞を受賞しオバマ大統領もハマった『三体』は『地球往事』というシリーズ作品(三部作)の第1作目2作目は『黒暗森林』3作目は『死神永生』と続きます日本語訳は今年2020年に2作目が出る予定ちなみに2作目は1作目の1.5倍3作目は倍の分量なんだそうあらすじは忘れてしまうといけないので備忘録程度に書いておきます物理学者の父を文化大革命で失った葉文潔は自らもまた天体物理学
※※※※※※※※※※※※変更点(4/13)今村昌弘に魔眼の匣の殺人を追加しました。※※※※※※※※※※※【あ】愛川晶ヘルたんヘルパー探偵誕生相沢沙呼medium霊媒探偵城塚翡翠青柳碧人赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。むかしむかしあるところに、死体がありました。赤川次郎マリオネットの罠アガサ・クリスティーアクロイド殺し(羽田詩津子訳)そして誰もいなくなった(清水俊二訳)秋保水菓コンビニなしでは生きられない秋月涼介月長石の魔犬
読書日記2024-66鴨川ホルモー万城目学(著)[角川文庫2009年2月発行]あらすじこのごろ都にはやるもの、勧誘、貧乏、一目ぼれ。葵祭の帰り道、ふと渡されたビラ一枚。腹を空かせた新入生、文句に誘われノコノコと、出向いた先で見たものは、世にも華麗な女(鼻)でした。このごろ都にはやるもの、協定、合戦、片思い。祗園祭の宵山に、待ち構えるは、いざ「ホルモー」。「ホルモン」ではない、是れ「ホルモー」。戦いのときは訪れて、大路小路にときの声。京都の街に巻き起こる、疾風怒濤の狂乱
和菓子屋系時代小説も、以前は数シリーズ読んでたけど、完結したものもあって、今はこれとあともう1シリーズくらいになってしまった。子ごころ親ごころ藍千堂菓子噺(文春文庫)[田牧大和]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}内容紹介(「BOOK」データベースより)さちの友だち、おとみの母はおとみを残して町火消の組頭に再縁した。大工の伯父夫婦が養女として引き取ったが、おとみがようやく新しい暮らしに馴染み始めた矢先に事件がおこり、おとみの姿が消えたー。おとみの騒動
読書日記2022-183笑うマトリョーシカ早見和真(著)[文藝春秋2021年11月発行]✩✩✩あらすじ親しい人だけでなく、この国さえも操ろうとした、愚か者がいた。四国・松山の名門高校に通う二人の青年の「友情と裏切り」の物語。27歳の若さで代議士となった男は、周囲を魅了する輝きを放っていた。秘書となったもう一人の男は、彼を若き官房長官へと押し上げた。総理への階段を駆け上がるカリスマ政治家。「この男が、もしも誰かの操り人形だったら?」最初のインタビューでそう感じた女性記者は
人を愛すること欲すること第1次世界大戦下のパリ。15歳の「僕」はある日19歳の人妻マルトに出会う。マルトの夫は戦争へ出ており、その留守の間にマルトとの愛を育んでいた。時は流れ、マルトの夫が戻ろうとする頃、ある変化が・・・肉体の悪魔(新潮文庫)Amazon(アマゾン)15歳の少年が少年の身勝手さで人を愛することを丹念に捉えた作品。周囲をやや見下すこまっしゃくれたタイプ。それが愛や欲を持つとこうなるか。正直なところ相手のことなどどうでも良い自分のことばかりの愛し方にイ