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「もしも…」神沢利子末っ子ちゃんのことばかりを忙しそうに対応しているときふと今一緒に住んでいる長女はどう思っているんだろう?と思う。そんな長女の気持ちに寄り添えたらという思いで読んでみたいと思ってかりてみた。実際に読んでみるとちょっと違った感想を持つ。本にはそういうところもある。嫌なことから逃げるため「もしも物語」を展開する。嫌だなと思う場から離れる時間を持つことで、新たな目で新たな見方ができる。仮想世界を深く探検すると、やはりどの世界にも嫌な部分があることも見えてくる。そうすると案外
「婦人公論2024年12月号」特集「母と娘は、近くて遠い」。表紙には「娘よ、なぜ不機嫌で感謝が足りないの?」「母よ、私はあなたの所有物ではありません」というのを見て、読んでみたいと思った。いろんな母娘があるが、同性だからこそ親から娘への「こうすべき」が強くでやすく、そこに問題の源がある気がしました。どういう関係においても期待を抱かないことが上手くやっていくためには大事。特集の巻頭は、野際陽子さんの娘・真瀬樹里さん。甘えることを許されなかった母親に30歳の時泣きながら「ただ抱きしめて欲
この作家の作品は初めて。書店の文庫売り場前のワゴンに平積みされ、書店員の思い入れのこもった推薦のポップに騙されたと思って手にしてみた。いろいろ突っ込みどころは多いのは確かだけれど、香港を主な舞台に日本人ビジネスマンが数奇な運命に巻き込まれるストーリーはなかなかスケールが大きく、読者を飽きさせずに読ませる力に満ちている。タイトルはシェイクスピアの悲劇「マクベス」から取ったもので、勤め先の陰謀と戦う主人公をマクベスになぞらえている。恥ずかしながら僕はシェイクスピアを読んだことがないけれど、マク
カトリック洗礼2年生の私が、令和の福音宣教ってどうしたらいいのか、勉強するために、晴佐久神父様の『福音家族』を読み、感じ入ったところを抜書きしてみました。本文は、素晴らしい事例と、キリスト教的裏付けのパートで構成されていますが、事例成分多めのメモになっています。ぜひ、私のメモを読んで気になると思われた方は、本を買ってお読みください!『福音家族』晴佐久昌英著オリエンス宗教研究所刊読書メモAmazon.co.jp:福音家族:晴佐久昌英:本Amazon.co.jp:福音家
わたしは、自宅の駐車場で小さいライブラリーをやっています。大きな道ではないのですが、住宅地の中なので人通りはそこそこあり、覗いてくださる方がちらほらいらっしゃいます。そのライブラリーで、カトリックに関する本を少し置きたいなと思い、そういう観点で4月は本を読みました。自分が、面白くてためになり、沼にハマってしまいそうな予感です笑希望する力:コロナ時代を生きるあなたへ晴佐久昌英(著),片柳弘史(著)コロナ禍にZoomで行われたキリスト新聞社主催の対談をもとに作られた
いま最先端にいるメジャーな10人からの重大メッセージ池田整治増川いづみ小林健船瀬俊介白鳥哲永伊智一滝沢泰平磯正仁KNOB大石和美2016年7月初版⭐︎読書メモ⭐︎②前半の続き。ゴッホの妻のエピソード、日本とフランスの売春婦の扱いの違いに驚く。花魁が大名の嫁になり、吉原の卒業生は全員武士の妻になった時代があった⁈(明治維新以前)池田整治氏より抜粋↓日本の浮世絵に影響されたゴッホヤパンインプレッショニストのゴッホは、浮世絵「大はしあたけの夕立」をまね
本屋大賞を受賞した「羊と鋼の森」以来となる宮下作品。美味しい料理と雰囲気の良さでなかなか予約が取れないという街のレストラン「ハライ」をめぐる6編の短編が収められている。夏の繁忙期に入って重いテーマや長編をじっくり読む気になれないところ、200ページ足らずとお手軽な分量だったので手に取った。本作にはプロローグとエピローグにしか、ハライの場面が登場しない。各編それぞれの主人公とハライとの関係は、大切な人の思い出の店だったり、憧れの店たったりと様々だ。そして少なくとも5編の主人公はハライに行ったこと
生理前は情緒が不安定です。邦画の宇宙人のあいつで泣けるなんて。たいした作品でなくとも泣けるくらいに感受性は弱っていると思う。\水戸ちゃんの旦那に謝りなさい/生理前いうと何か若そうですけど更年期との境界線はどこなのと思ったりするほど中途半端な年齢です。いわゆる中間管理職の年齢です。救心世代です。おそらくボリュームゾーンですよね???たぶんボリュームゾーンだと思う。\もうええて/バラエティーに富んでる年代だと思いますよ
076安次富順子/著「琉球菓子」を読了!(12/24)★★★☆☆
5年間つき合ってきた彼にふられた雑誌編集者のみのり。イタリアンレストランの若きオーナーシェフである元彼を見返すため、自らも飲食店を開店し人気店にしてみせると心に誓う。そのために彼女は、夫を亡くし実家に引きこもっている姉ゆたかに一緒に店をやろうと誘う。姉も亡くなった義兄もシェフだったからだ。そして姉妹は神楽坂の路地の奥の奥にあった木造家屋にスパイス料理専門店を開店させる。心に栄養が染み渡る料理小説スパイス・ボックスシリーズは今のところ3巻まで出ています。食に関わるお話って、お店で働く
深夜、寝る前にちょっと本を読んでからなんて思っているとついついやめられなくなって布団に入るのが遅くなってしまう質の良い睡眠が得られてない来年は70歳になる健康に留意しなくては読書メモ多部未華子さんとWESTの重岡大毅さんでドラマ化されたその時よりだいぶ話は進んでしまったので続編ができればいいのですがドラマ化されてから読むときは脳内で多部さんと重岡さんがしゃべってる伊藤沙莉ちゃんの役どころもイメージにぴ
第2次世界大戦の時代、ナチスドイツでホロコーストを主導し、悪名高き秘密警察ゲシュタポの長官も務めたラインハルト・ハイドリヒの暗殺事件を題材に2009年に刊行された小説。作家の本国フランスをはじめ、欧州各国でベストセラーとなり、文壇でも激賞された話題作だが、僕はまったく知らなかった。たまたま本屋の文庫本コーナーで平積みされていて、以前からこの暗殺事件を知っていたのと、日本でも本屋大賞の翻訳書部門の受賞作ということで手に取ってみた。ドイツが併合したチェコの総督代理でもあったハイドリヒの暗殺事件
「諏訪縁起」を読んでみたいです。以下、谷川健一『魔の系譜』(講談社学術文庫)から引用&作成諏訪の明神は狩猟の神であり、鳥獣の肉の大好きな神である。とりわけ鹿の肉は、諏訪明神の祭に欠くことのできない供物『神道集』の「諏訪大明神の秋山祭の事」で、諏訪明神みずからが「自分は前々から狩猟の遊びが大好きである」と告白しているp.113~114『神道集』に収めてある「諏訪縁起の事」は甲賀三郎の人穴めぐりを中心に展開しているが、そのなかで、長楽寺の僧正が、諏訪大明神にむかって、衆
様々な方にこのブログを読んでもらっているようだ。同業者、仕入先、経営者、お客様、社員さんとそのご家族、弊社への就職検討中の方等々。初めてお会いする方からも「ブログ読んでます」「ブログ楽しみです」などのお言葉を頂戴するにつけ、筆が進まなくなる。もうこうなってはお気楽に馬鹿な事は書けない。少し前に企業のコンプライアンスやガバナンスに詳しい社員さんが入社してくれ、過去のブログの問題箇所を指摘され、急ぎ修正した。さわさりながら、先日北陸の同業者さんにお邪魔した際、経営幹部の方が
本はメモりながら読む!読書ノートの作り方!読書するときって、どうやって読んでますか?本を読んだら読書ノートを書くと読んだ記録が出来て便利ですよね。私は以前、読書感想ノートをちょっと書いてました。本のタイトルや著者、出版社をメモして、感想と評価を書くんです。小説とかは感想ノートで良いんですが・・・実用書の場合、感想だけだと足りないんです。「すごくためになる本。実用的ですぐに使えそうな気がした。」
075与那原恵/著「わたぶんぶんわたしの「料理沖縄物語」」を読了!(12/20)★★★★☆わたぶんぶんわたしの「料理沖縄物語」(講談社文庫)Amazon(アマゾン)