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■「告解」50代男性へのおすすめ度★☆☆☆☆←50代男性には、おすすめできません。■あらすじ内容紹介(「BOOK」データベースより)飲酒運転中、何かに乗り上げた衝撃を受けるも、恐怖のあまり走り去ってしまった大学生の籬翔太。翌日、一人の老女の命を奪ってしまったことを知る。自分の未来、家族の幸せ、恋人の笑顔ー。失うものの大きさに、罪から目をそらし続ける翔太に下されたのは、懲役四年を超える実刑だった。一方、被害者の夫である法輪二三久は、“ある思い”を胸に翔太の出所を待
ボーイズバーでバイトをしていた佐野楓雅(ふうが)が“潜入”を命じられた男性限定料理教室。謎めいた女性、小鳥遊(たかなし)りらが講師を務め、元刑事の頑固な爺さん、他人の気持がわからない建築家、気弱な中学生などが通ってくる。さまざまな問題に悩む男たちをクッキングを通じ導く、りら。やがて浮かび上がってきたのは彼女自身の驚くべき過去だった。とびきり美味しくてドラマチック。最高の料理小説。どんなきっかけでこの本をポチッとしたのかはわからないけれど、順番が回ってきて読み始めたら物語に引き込まれ、読
先月からハマってしまった「海が見える家」シリーズの新展開となる「山に抱かれた家」シリーズも手にしてみたら、あっという間に既刊2編を読んでしまった。海辺の街で田舎暮らしの夢を果たした父が遺した南房総の家を出た文哉は、軽井沢に近い群馬の山奥の限界集落に居を移して新たな生活を始める。文哉は格安で買った農地付きの古い空き家を修理したり、山に戻りつつあった農地に手を入れたりし、近所の農家に教えを請いながら、買った農地に植えてあった梅を農協に出荷もした。前シリーズと同様、自分なりの自給自足の生活を模索する
019枻出版社/出版「旅自転車ランドナー&ツーリング車の本」を読了!(4/12)★★★☆☆旅自転車ランドナー&ツーリング車の本[雑誌]エイムックAmazon(アマゾン)1,500円
■「BUTTER」50代男性へのおすすめ度★★☆☆☆←50代男性にはチャレンジが必要■あらすじ内容紹介(「BOOK」データベースより)結婚詐欺の末、男性3人を殺害したとされる容疑者・梶井真奈子。世間を騒がせたのは、彼女の決して若くも美しくもない容姿と、女性としての自信に満ち溢れた言動だった。週刊誌で働く30代の女性記者・里佳は、親友の伶子からのアドバイスでカジマナとの面会を取り付ける。だが、取材を重ねるうち、欲望と快楽に忠実な彼女の言動に、翻弄されるようになってい
「荘子の哲学」山田史生やや難解。とことん理詰めであろうとする姿勢が荘子の魅力。いくら読んでもわからない。わからないなりに繰り返し読んでいるとわかりたいという気持ちがつのってくる。わかることと同じくらい、分からないことも大事。学問にはみずから考えられるようになるためのミニマムな知識みたいなものが設定されている。自分のなかに蓄積した知識がある臨界点を超えないと学問のスタートラインには立てない。荘子の哲学について考えるためのミニマムな知識を呈することを目的に書かれた書。また改めて時間をおいてから読む
(ややネタバレあり)初の中村作品。この作家の売れ筋は長編が多いのでなかなか手を出せなかったけれど、書店で200ページに満たない本作を見つけ、手にとってみた。愛する女性を自死で失った精神科医の復讐の物語なのだけど、一度読了し、もう一度読み返しても消化不良も甚だしく、あらすじを書こうにも書けないぐらい僕には理解しがたい作品だった。主人公の小塚は患者のゆかりと恋に落ちる。ゆかりは養父から性的な虐待を受け、母は自死、身を投じた風俗業でも客にひどい目に遭わされ、心に深い傷を負っていた。強い薬を求めるゆ
先月何とはなく手にした本シリーズ第1作「海が見える家」を読んですっかりハマり、続編である「海が見える家それから」「海が見える家逆風」「海が見える家旅立ち」を立て続けに読んでしまった。たった4編とはいえ、こんな短期間に一つのシリーズ作全部を一気に読んだことは余り記憶にない。なにが僕をこんなに惹き付けたのか、うまく言葉にできないけれど、とにかく主人公・文哉がどうなっていくかが気になってしょうがなく、どんどん読み進んだ。就職氷河期に唯一合格して飛びついた就職先がブラック企業だった文哉はわず