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『メイドの推理とミステリー作家の殺人』ニタ・プローズ著二見文庫【内容(「BOOK」データベースより)】五つ星の〈リージェンシー・グランド・ホテル〉のティールームで、世界的に人気のミステリー作家が、ある「秘密」を発表する会見を開くことになった。ところが、当の作家が会見場で倒れて絶命し、毒殺と見られることから殺人事件の捜査が始まる。まず疑惑の目が向けられたのは、作家にお茶を供した新人のメイドと身近にいた作家の個人秘書だった。メイド主任に昇進していたモーリーはふたたび殺人事件に巻き込まれ
真梨幸子さんの『ご用命とあらば、ゆりかごからお墓まで万両百貨店外商部奇譚』を読みました。2018年に単行本、2020年に文庫化されています。久しぶりに読むイヤミスの女王・真梨幸子さんの本。本作は軽めのタッチで、コメディ色もあり、色々あるけど面白いお仕事小説……かと思いきや、徐々に深まる空恐ろしさといったら……いやあ、怖い怖い。相変わらずの人間観察の鋭さと、人間の本性を面白くシニカルに調理する真梨ワールドを存分に楽しめました。読んだのはこの本ご用命とあらば、ゆ
宇宙は遠いのに、すれ違いはすぐ側にある。『宇宙のネロ』は星新一のショートショートセレクションシリーズの内の一冊。題名にあるネロといえば、新約聖書黙示録に登場する獣とされる人物。星新一の小説において、どのように捉えられているのだろうと気になったことから頁をめくりはじめたが、その関心とは関係なく読むことになった。印象的ないくつかの作品を取り上げて、物語の展開、結末について感想を記したいと思う。目次「待機」「友好使節」「信用ある製品」「復讐」「しぶといやつ」「宇宙のネロ」思った事