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Duolingoでスウェーデン語をかじり始めた。まだ今のところ、幼稚な会話文しか出てこない。しかし、友人、机、服、必要、欲しい、とか、また、私、彼、彼女、彼らなど代名詞は入門レヴェルでも出てくるから、これらの語源が気になって仕方がない。生成AIに聞いてみたりもしたが、答えはどうも信頼しがたい。しかたなく、スェーデン語語源辞典をスェーデンの古書店へ注文する。語源辞典は、記号や、語の羅列だからどうにか読めるものである。届いてみると、ほとんどがゲルマン語に由来、で終わっている。このページ
10月31日(水)「日本語コミュニケーション論」では教科書『新版・日本語語用論入門』第3章「関連性理論」の2回目をやりました。前回の講義終了後に、「表意と推意の違いがわからないので、もう一度教えてください」という質問がありました。今回の講義では板書でも説明しましたが、本書を補う意味で改めてここで整理して説明します。表意と推意とを対比的に説明するとしたらこんな感じになります。「表意」(explicature)とは、当該発話の想定を確定するために必要な情報を文脈から呼び出して明示したもの「
大学院の比較言語学演習、もう40年前になる。なんとその時の教官はまだ90何歳かでご存命である。あるときアイスランド語を専門にする院生が、先生に、ロシア語読めますか?と失礼な質問をした。先生は辞書ないと読めないとお答えになった。これは、恐ろしい答えで、つまり、ロシア語は辞書が必要だが、ほかのヨーロッパ語は辞書なしですらすら読めるということになる。やはり本物の学者に触れることは大切だ。真の学者だとこうした雑談さえ勉強になる。太極拳の羅競老師もそばにいるだけで、なにか学ぶことができ
永遠に、などといふが、この場合の永遠とは、3〜40年の意味にすぎない。壽命には限りがある。だから、死ぬまでとか、40年間と言つても同じことで、レトリック、表現の問題である。ラヴソングには、この永遠に、が多い。タイでも、臺灣でも。「永遠」といふ語を使い始めた經緯を知りたい。和語でも、既に日本書紀で、「とこしえに」などという例があるから、西洋の發想だけではない。最近、戰前まで2,000年續いた正字、舊假名遣ひに凝つており、書いてみた。かなり古臭く見える。しかし、三島由紀夫などは、ずつと昭
今、超絶スローペースで、野矢茂樹著『語りえぬものを語る』っていう本を読んでいる。哲学の魅惑!内容は――ウィトゲンシュタインの転回について、相対主義、論理空間と行為空間‥‥‥、なんだなんだ…って感じなんだけれど、著者が読者の手をひいてガイドをしてくれている感じなので、私みたいな初心者にも分かりやすく書かれている(著者にそんな気はさらさら無さそうではあるが…)。まだ序盤なんだけれど、言語に関することも書かれてあり、今の資格を取る前にそういえばこんな実験をしたなぁ、、、という
昨日、5月2日(金)に放映された「探偵ナイトスクープ」番組の惹句では「父親のへそくり7万円をゲットすべく家まで壊して家族間争奪戦勃発!?」でしたが、、、依頼者はどうして探偵に依頼する気になったのでしょうか、、、三つとも、なんか変でしたが、、、、この日の顧問は羽野晶紀、局長代理は竹山隆範①桂二葉探偵の「大家さんに請求された水道代¥29,000」広島県江田島の女性(47)から。1年前、江田島に引っ越してきて楽しく暮らしているが、一つモヤモヤすることがある。それは水道代
メンバーシップの第14講です動画(解説+英語音声)付き(月1500円初月無料)初級者から上級者まで陥ってしまっている英文法の〈大きな大きな落とし穴〉(14)|誠実に、ひたむきにメンバーシップの第14講です動画(解説+英語音声)付き(月1500円初月無料)note.com当方のロゴです↓
ふと迷ってしまった言葉・・・割合は大きい?多い?高い?それとも・・・疑問に思ったら考えている暇はない調べよう!ということでいろいろな例文を調べてみました(写真は写真ACよりoldtakasuさんの作品をお借りしました)もちろん辞書も調べましたそんな中で数研通信95号(2019年10月)に掲載された北島かおるさんの論文に面白い解説を見つけましたその論文はこちら「割合」は,「高い」か「多い」か「大きい」か(北島か
ブログご訪問いただきありがとうございます鳥取県米子市のソフィア英語教室です子どもの頃にフォニックスを習える教室が近所にあったらよかったのに・・・↑大人になって初めてフォニックスを知った年上の先輩たちから何度聞いたことでしょう。日本で初めて松香洋子氏によってフォニックス学習が導入されたのは1979年だそうです。私がmpi松香フォニックスのフォニックスメソッドに出会った時に感心したことがいろいろあります。沢山ある中のひとつは、文字の色分けについて。
内=存在そのものの主題的な分析前回、現存在が〈…のもとにある〉という側面、すなわち内=存在という側面から記述され、それは実存論的には、現存在がおのれ自身を主旨として世界全体を有意義性の連関として了解するというありかたであった。また現存在はもとから、〈…ともにある〉というありかたを持つ共同存在であり、現存在のあらゆる意趣に即した方位づけは、本質的に他の人々への配慮や気配りも内に含んでいる。これらはすべて現存在を構成する基礎的な契機であり、「同根源的」なものである。ありとあらゆるものについ
語学熱が上がりそうな季節が近づいてきました。NHKテキストの販売間近です。そんななか、年明けに面白い記事を読みました。フランス語通訳をしている平野暁人さん。舞台芸術等の通訳などもされています。趣味は短歌で東直子門下生だそう。とてもユニークで楽しい方のようで、すっかり魅入られたわたしは他のnote記事も拝読することとなりました。語学を勉強しようとする方なら必見。・noteより英語偏差値31からフランス語通訳者になれた理由・外国語を学ぶ人が絶対やるべきこと(他の記事もぜひ。面白