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今日は読書です。本日はこちらの本。対岸の彼女(文春文庫)[角田光代]楽天市場『対岸の彼女』角田光代文春文庫専業主婦の小夜子は、ベンチャー企業の女社長、葵にスカウトされ、ハウスクリーニングの仕事を始めるが……。結婚する女、しない女、子供を持つ女、もたない女、それだけのことでどうして女同士わかりあえなくなるんだろう。多様化した現代を生きる女性の、友情と亀裂を描く傑作長編。第132回直木賞受賞作。******裏表紙あらすじより*****なん
この作品は、元々は新聞連載です。読売新聞朝刊に2020年7月~2021年7月まで掲載されていて、単行本になったのは、2022年2月です。すぐに思い出すのが、東京オリ・パラ2020です。この本の中にもパラの大会を目指す選手が登場します。しかし、東京2020はご存知のようにコロナの影響で、2021年に延期されました。しかも無観客でした。(私もチケット取ってまして、残念でした)勝手な想像では、構想を練っている段階では、当然2020で開催される、とお考えだったのですが、延期になって、まるで物
過去に6冊ほど読ませてもらっている角田光代さんの最新作(2024年2月出版)になります。図書館でだいぶ待ちました。この最新作。やや「怖い物見たさ」的な感じで読み始めました。映画化された「紙の月」の主人公の最後の狂気的な部分とか、「八日目の蝉」で永作さんが演じた誘拐犯とか、「女性って怖いなぁ~」という印象が強く残っていたからです。(あくまで角田さんの本の中でのお話ですよ)あらすじは主人公は2人です。最初に登場させているのが、1967年生まれと思われる飛馬君。私
【対岸の彼女】著者:角田光代さん★★★★☆あらすじ(裏表紙)専業主婦の小夜子は、ベンチャー企業の女社長、葵にスカウトされ、ハウスクリーニングの仕事を始めるが…。結婚する女、しない女、子供を持つ女、持たない女、それだけのことで、なぜ女どうし、わかりあえなくなるんだろう。多様化した現代を生きる女性の、友情と亀裂を描く傑作長編。第132回直木賞受賞作。心に残ったフレーズ◆ひとりでいるのがこわくなるようなたくさんの友達よりも、ひとりでいてもこわくないと思わせてくれる何かと出会う