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初の感想文はこちら、「八日目の蝉(著者:角田光代解説:池澤夏樹中公文庫)」です。こちらは昔映画化されましたね。当時CMを見て「絶対に見よう!」と思っていたため印象に濃く残っており、書店で見かけて購入した本です。(因みに映画は見逃しました←)【あらすじ】元恋人の子供を誘拐してしまった主人公、希和子。小さな赤子を抱えながら、様々な女性達と出会い、そして助けられながら逃亡生活を送ることとなる。希和子の願いはただ一つ、「この子と生きていきたい」それだけだった。【感想】こちらの作品です
こんにちは!今日は最高気温28度まで上がりました。半袖で十分な1日となりました今日は久々に何もない日曜日でしたので、のんびりしてました。午後に事務所に来て、明日から準備などをしてました。ようやくのブログは昨日参加したこちらです昨日は、午後から土庄町立中央公民館へ以前に紹介した~tabiwaスペシャル企画~ほな西へいこか本大賞「八日目の蟬」トーク&上映会supportedbyFMCOCOLOほな西へいこか本大賞で「八日目の蟬」が大賞を受
ささめやゆき「グーテンベルグの時代に回帰して」に出てきたユトリロの逸話に唆られて、再読またまた、角田光代氏の前書きに納得する。作家には、完成型と成長型とがあると私は思っている。開高健は、完璧な前者だ。満26歳のときに発表した「パニック」はすでに開高健作品として完成されている。その翌年、「裸の王様」で芥川賞を受賞する。そして、受賞前から「自身の内心によりそって作品を書くことはするまいと決心していた」。小説の中心を、自己ではなく社会に置く。に、"開高"熱が再上昇。本書の書き出し
【対岸の彼女】著者:角田光代さん★★★★☆あらすじ(裏表紙)専業主婦の小夜子は、ベンチャー企業の女社長、葵にスカウトされ、ハウスクリーニングの仕事を始めるが…。結婚する女、しない女、子供を持つ女、持たない女、それだけのことで、なぜ女どうし、わかりあえなくなるんだろう。多様化した現代を生きる女性の、友情と亀裂を描く傑作長編。第132回直木賞受賞作。心に残ったフレーズ◆ひとりでいるのがこわくなるようなたくさんの友達よりも、ひとりでいてもこわくないと思わせてくれる何かと出会う
過去に6冊ほど読ませてもらっている角田光代さんの最新作(2024年2月出版)になります。図書館でだいぶ待ちました。この最新作。やや「怖い物見たさ」的な感じで読み始めました。映画化された「紙の月」の主人公の最後の狂気的な部分とか、「八日目の蝉」で永作さんが演じた誘拐犯とか、「女性って怖いなぁ~」という印象が強く残っていたからです。(あくまで角田さんの本の中でのお話ですよ)あらすじは主人公は2人です。最初に登場させているのが、1967年生まれと思われる飛馬君。私