ブログ記事2,162件
●毘倶胝菩薩(びくちぼさつ)(※画像は「仏教珍籍刊行会」発刊『新纂仏像図鑑.地之巻』より)梵名を「毘哩倶胝(ひりくち:Bhrukuti)」。密号を「降伏金剛」。別名を「毘倶胝天女」。観音菩薩の額の皺の中より生じた尊。胎蔵界曼荼羅観音院の第一行第一位に住す。大日経疏十に曰く「今人忿する時額上に皺ある如し。この菩薩身を現じ、大忿怒の状を作す、時に諸金剛皆怖心あり、金剛蔵の身中に入る」と。その尊容は大疏に曰く「聖者毘倶胝は手に数珠鬘を垂れ、三目にして髪髻を持す。
みなさん、こんにちは😊2026年度守護神木札の沢山のお申込みありがとうございます😊先生より、、、お年玉として来年の札に2026年の個人別のワンポイントアドバイスをつけてくれるそうです‼️授けて頂いた守護神さまからのメッセージを頂けるなんて最高です‼️😊今年、1年、何も起こらなかったではなく起こらないようにお守り頂いた大変な年だったアナタはそこから何を学びましたか神さまとの向き合い方は人それぞれ来年もまた新たな守護神さまと共に歩く味方は多ければ多いほ
●大勝金剛(たいしょうこんごう)(※画像は「文化遺産オンライン」より大阪市指定有形文化財『木造大勝金剛坐像』)別名は「大転輪王」、「金剛手」。古来より秘仏として伝わる尊。台密には大日如来自らの所変であると説き、東密仁和寺方に於いては愛染明王の一徳を現すものとし、三宝院方に於いては大仏頂と説く。それらより、一切衆生の根本無明にして浄菩提心を現じて金剛薩埵の形となる」とする。瑜祇経大勝金剛品に曰く、「十二臂を有して、智拳の印を持し、また五峰金剛蓮華、摩尼、羯
昨日の土曜日は二件、本日の日曜日は三件のご法事がありました。それぞれ一件は一周忌のご法事でした。あらためて、一周忌の意味について考えることになりました。一周忌は、もちろんのこと、故人さまがご逝去されて一年目のご法事です。お葬儀があって、四十九日満中陰、そして一周忌です。来年は三回忌となり、毎年ご法事がつづきます。その中での一周忌です。一周忌をむかえて、あらためて、ゆっくりと故人さまのことを振り返っていただく。その上でご遺族さま、そして故人さまも、新たな歩みを進めていただく。三回
●青頸観自在菩薩(しょうきょうかんじざいぼさつ)(※画像は「仏教珍籍刊行会」発刊『新纂仏像図鑑.地之巻』より)梵名を「儞羅建制」。単に「青頸観音」とも。胎蔵界曼荼羅には属せず、観音部に於ける忿怒尊である。青頸観自在菩薩心陀羅尼経に曰く、「その像三面、当前の正面は慈悲熈怡の貌に作る、右辺は獅子面に作り、左辺は猪面に作る、首に宝冠を頂き、冠中に化無量寿仏あり、また四臂あり、右第一臂錫杖を執り、第二臂蓮華を執把し、左第一輪を執り、第二螺を執り、虎皮を以て裙と為し、黒
●大吉祥大明菩薩(だいきちじょうだいみょうぼさつ)(※画像は「仏教珍籍刊行会」発刊『新纂仏像図鑑.地之巻』より)梵名を「摩訶室利摩訶微地也(まかしりまかびちや:Mahasrimahavidya)」。密号を「靈瑞金剛」。別名を「大吉祥明王」。胎蔵界曼荼羅観音院の第二行第五位に住し、妙用(不可思議な働き)を司る。その姿は秘蔵記に曰く、「肉色にして左手に開敷蓮華を執る」とあり、右手は小指を立て他の指を曲げて胸に当て、赤蓮華に座す。印相真言不明。===========