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『一私小説家の日乗不屈の章』西村賢太2026年1月、同『野性の章』『遥道の章』と合冊で刊行された角川文庫で読んだ。■576ページ自分自身の「誇れる仕事」として藤澤淸造、田中英光の3冊の文庫復刊を挙げている。芥川賞まで取っているのに自作を挙げない。西村に惹かれる点は多数あるがこういう点も大好き。「自分の仕事を評価し判定するのは自分だけ。他者からの評価は一切考慮しない」という揺るがぬ姿勢。男たるもの、かくありたい。(西村も好きだった)『刑事コロンボ』の最終回に「男は自分自身の主であるべき」と
2025年、飛鳥新社。単行本・ソフトカバー。税込1900円。■西村ファンなら必読の本。■どうせ元恋人による暴露本と思い、買うまいと思ってた本だが本屋でパラパラ、買わずにおれなくなった。西村の素顔がよく描かれている。■「松本清張と山田太一は天才だと思う」と西村は言ってたという。公式にはこういうことを発言しないので、西村の私的発言を読めるのはファンには有り難い。母親に対する思慕も、恋人には素直に吐露していたようである。■小林氏は西村と住んでいた部屋に阿部合成の絵を飾っていたという。阿部合成は