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「小学校に入ってもおねしょが治らない」「本人も気にするように…」そんな相談をたくさんいただきます。実は——私は小学校6年生までおねしょをしていました。今でこそ泌尿器科医として“尿もれ”の専門外来をしていますが、当時はまさに「ミスター尿もれ」だったのです。🔹おねしょが治ったきっかけ今でも鮮明に覚えています。ある日、母に「おねしょした下着とシーツを自分で洗いなさい」と言われました。冷たい水に触れながら、情けないような、でも“自分のことは自分でしよう”という気持ちが芽生えた瞬間でした。
先週の心療内科外来に、「自分は境界性パーソナリティ障害です」と話す若い女性が受診されました。境界性パーソナリティ障害とは、「対人関係や自己像、感情が不安定で、見捨てられ不安を背景に衝動的な行動が出やすい」状態です。このようなケースでは、治療の中心は薬物療法ではなく、心理療法(行動療法など)になります。そこで私は、その考え方と治療の進め方について説明しました。すると彼女は、「どうして私がそんなことをしないといけないの?私はただ治してほしいだけだ!」と、怒り出したの