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夫が突然、「僕は薬物依存症だ。」薬物依存症は否認の病といわれ、「絶対に自分は依存性ではない。」と死ぬまで言い続ける人もいます。夫もずっとそうでした。私は夫の口から、夫が薬物依存依存症であることを認めた発言を聞き、驚きました。しかし夫の話を聞いてあげたいと思い、冷静に相槌を打ちました。私は、車を運転しながら、「うん…。」と答えると、夫はもう一度、「僕は薬物依存症だ。しかもかなり重度の。」(Veryveryheavyone.)Veryを二度と、ゆっくり言いま
地方在住。結婚8年目に突入した、46歳。ブログを書き始めた当初、娘は生後半年。そんな娘も→現在7歳です時の流れが早いです2017年4月に、初の待ち人になり…2022年4月に、旦那は、また居なくなりました2度目の待ち人中『tiara』と申します。覚醒剤なんて、自力で辞められる!?そういう方も、もちろんいらっしゃいます!根性論で辞めれる方も、もちろんいらっしゃいます!それは、重々、分かっています!しかし、そんなに甘いもんじゃない人も、現実問題…いるのです
「私の夫は現在、重度の薬物依存性です。このままでは死んでしまいます。私は最愛の3人の子供を思うと、とても苦しいです。お義父さん、助けてください。」まったく…学べよ、私しかし私は必死でした。最愛の子供たち3人の為に、今すぐ、とっとと、夫の薬物依存性を完全にやめさせたかったからです。突然、地雷を踏む私に、夫、夫の父、更にその場にいた2人(夫の父の彼女と、そのお嬢様)しーん…気まずい誰もこの話をしたくない雰囲気。しかし私はこのチャンスを逃したくありませんで
アメリカに到着して、私が一番最初にしたこと…それは、夫の両親にハガキを出したことでした。本当にそれが一番最初にしたことでした。アメリカに着いてすぐ、宿泊したオーシャンフロントの素敵なホテルの一階で、素敵なハガキを買いました。Facebookやスマホが主流だったあの頃、夫の両親と連絡を取るのにまさか本当にハガキしかなかったとは…。ハガキには、「こんにちは、お元気ですか?夫がアメリカ勤務になり、今、あなたの近くの米軍基地にいます。子供は2人産まれました。ご連絡をお待ちしています。
「漂流の果てに」というタイトルの本を読んでしまいました。サブタイトルは茨城ダルク薬物依存者の回復へそう!薬物依存者が更生するために共同生活するダルクのお話です。ちなみに自分で購入した本ではありません。娘の部屋の本棚で見つけたのです。ゲッなんでこんな本が!!と思いましたが、そういえば昨年娘は大学の実習で茨城ダルクに行ってました。その時に、この本を貰ったようです。ダルクは薬物依存者のケアを専門に行う、日本でただ一つの民間リハビリ施設だそうです。でも確か近
「お義父さん!?今、どちらに!?」「最近、刑務所から出所したんだ。」「そうだったんですか…!それより今、大変です!夫が『死ぬ』と言って、もう24時間近く姿を見ていません!こちらは雨風が強いです!」「え!?」「夫は市販薬をもう2年間も乱用し、重度の薬物依存性です!」「え!?」「米軍はもうそれを知っています!」「え!?」夫の父に向かって、いきなりとんでもないニュース3連発、時系列バラバラ「ルーク(夫のあだ名)に会ったら、僕に電話をしてくれ!」「だから!会うも何も、死
夫のおばあちゃんに会いに行きました。夫はよく「世界で一番大好きだったおじいちゃん(血のつながりはないステップグランドファザー)」の話をしましたが、何故かあまり夫の話にあまり登場しなかったおばあちゃん。夫のおばあちゃんは、脳梗塞を起こした後遺症で、子供に戻っていました。そんな夫のおばあちゃん家で驚いたもの。それは…。アメリカにはリビングが2つある家があり、1つは来客用、もう1つは家族用。その家族用のリビングの壁一面には、孫ふたり(私の夫と弟)の写真が18枚ほど、飾られていま
前回のブログは待ち人さんからいただいたメッセージを元に、私が考える「前科者を支えること」について書きました。3月15日のブログはお休みさせていただきますが、YouTubeの動画upや告知はさせていただきます。受刑者との文通碧の森の活動の一環として受刑者と文通をしています。相談者さんのご家族やパートナーと文通をすることがほとんどです。湯浅と受刑者が文通をするメリットはいくつかありますが、まず受刑者の思いや考えに「元受刑者として」客観的な意見を伝えられるということです。私が普段
『私の息子は薬物依存症でした①』私の息子は「薬物依存症」でした「薬物」と言っても、覚醒剤や大麻を使っていたわけではありません。最初は、ごく普通に薬局で市販されている薬を本来の目的や方法から逸…ameblo.jp私の息子は「薬物依存症」でした誰でも簡単に手に入る市販薬と精神科での処方薬の乱用から…それは始まりました。最初のメンタルクリニックでは「鬱病」と診断されました別の診療内科では、薬の乱用で暴れる息子の行動を見て「双極性障害」だと言われました。後から行った診療内科では、ホルモン薬
クリスマス・イヴに誰だろう。そこにいたのは…「メリークリスマス!」なんと…Familyadvocacyのスタッフ3人。『夫が逮捕されて…支援団体その①Familyadvocacy』11月のある日、Familyadvocacyという軍の支援団体の女性たちが我が家に来ました。「私たちがあなたを助ける。全部話して。」私は何とか助けてほしく…ameblo.jpある日、私はFamilyadvocacyに不信感を感じてしまい、以来、彼らからの電話に出るのをやめました。大人とし
精神科の緊急保護施設でのお医者様は、インド系アメリカ人の40代くらいの男性でした。「看護師から聞きました。あなたはどう見てもstableだからここで保護する必要がないと。」「はい、その通りです。」私はお医者様に全てを説明し、「今日はハロウィンだから帰らせてください。子供たちには私がいないといけません。」「しかしこの緊急保護施設は最低3日間は保護する必要があります。その規則は変えられません。」「その規則は自殺の恐れがある患者さんに対してですよね。お医者様も見てわかるでしょう、
夫の両親は、夫が小さい時に一度、離婚しました。そこから夫は、平日は母親の家、週末は父親の家で過ごしたそうです。父親の家は離れていた為、お友達とも遊べず、ひたすら父親の家で、週末に行われる大人のバーベキューの中、子供ひとり、とてもつまらなかったそうです。母親は、息子である私の夫に「私たちがどこに住んでいるか、パパとパパの家族には絶対に行っちゃダメ。」と口止めをするほど、関わりたくなかっだそうです。しかし…夫が小学生だった頃のある日、家族みんなで海沿いのレストランに行ったそうです
ペアレント・トレーニング第1回め。ワクワクして臨み、ノートも買いました。講師の先生に、ペアレント・トレーニングの勉強にあたり、今どんな気持ちか聞かれ、「妊娠中から育児本を読むのが大好きで、良い母親になりたいと思っていました。最近は、もっと子供の為にしてあげたくても、体が動かないことも多く、私を見直したいです。『叱らない子育て』に賛同していて、むやみに叱るより、お手本になる姿を見せたいですが、『叱らない子育て』ほど難しいものはないな、と感じています。とにかく…ペアレント・ト
突然、逮捕された私。その逮捕の理由は…家の外の警察官の近くになんと、さっき車で逃走したはずの鼻血を出した夫の姿が。警察官は、私に向かって、「あなたを家庭内暴力の容疑で逮捕する。」夫は自作自演で、おそらく自分の鼻をパンチして、鼻血を出していました。米軍基地で、ケンカの通報があったとなれば、処分されるからです。私は、「私は一切手を出していません!今まで一度も夫に手をあげたことはありません。身長180超えの軍人に、とてもじゃないけど手をあげることなんてできません。」警察官は
どもYellowHeartBLACKSTORY店長です(*˘︶˘*).。.:*『Methamphetamine』&『Philopon』刺繍入りハンカチ各種¥650-(税込み)(定形外送料無料)サイズ:30cm×30cmナイスなデザインだと思いませんか?愛好屋∞BLACK✞STORY∞夜露死苦どうぞ〜
夫が薬物乱用を始めて、大きな事件は…5つ起こりました。これは最初の事件です。2013年6月、私は「あれだけ言ったらわかってくれるだろう、もうやらないだろう」と思っていました。ある平日のお昼近く、夫は仕事に行っていました。私は家で子供3人と過ごしていました。3歳と2歳の上の子2人はとにかくヤンチャでした。第一子は、2歳の頃から冷蔵庫の上に上がっていました。『冷蔵庫の上に登る2歳児』少し余談…私の子供が、キッチンのカウンターや冷蔵庫の上によじのぼる話ですが、本当に2歳から登っていま
それから小児精神科医は、隣の部屋のプレイルームみたいなところに第1子を連れていきました。プレイルームはマジックミラーになっており、こちらから第1子と小児精神科医の様子が見えました。役職はよくわかりませんでしたが、小児精神科の他に、おそらく心理士さんのような方も2名いました。第1子がおもちゃを見てはしゃぎ、次から次へと夢中になる姿を、小児精神科医たちが声をかけたり、一緒に遊んだり、見守ったりしていました。相変わらず第1子は、走り回ったり、カウンターに登ってそこからジャンプし
地方在住。結婚8年目に突入した、46歳。2度目の待ち人中『tiara』と申します。ブログを書き始めた当初、娘は生後半年。そんな娘も→現在7歳です時の流れが早いです2017年4月に、初の待ち人になり…2022年4月に、旦那は、また居なくなりました本日、愚痴一色です薬物依存症のまわりには、薬物依存症がいるもう、お互いに電話番号も削除して、住む場所も変え、顔を合わせる事なく生きた方がいいと思うよ…お互いを頼る事なく、自立したほうが
覚せい剤をやりたいという欲求は全く無くなりましたそれはなぜか??これはもう懲役が長くて痺れたからこの理由に尽きます懲役2~3年目までは出たら○○に連絡してその日にやろう!すぐやろう!!なんて考えていましたが景色の変わらぬ6年で私も変わりました来る日も来る日も同じ事の繰り返しまた正月を刑務所で迎えてしまったまた誕生日を刑務所で迎えてしまったよくそんな事を思いました気持ち的には捕まった29歳のまま時間が止まっているような感じですそこからは中の生活で娑婆とは全く違う世界
『依存症』「依存症」は病気ですそして、それは本人に自覚がないことが多いみたいです。依存症の対象には色んなものがあります。代表的なものにはアルコール・薬物・ギャンブル・タ…ameblo.jp『私の息子は薬物依存症でした①』私の息子は「薬物依存症」でした「薬物」と言っても、覚醒剤や大麻を使っていたわけではありません。最初は、ごく普通に薬局で市販されている薬を本来の目的や方法から逸…ameblo.jp『私の息子は薬物依存症でした②』『私の息子は薬物依存症でした①』私の息子は「薬物依存
精神科の緊急保護施設を出た日の夜。私は子供たちを連れて、ハロウィンのお菓子をもらいにご近所を回りました。子供たちがクリスマスと同じように大好きだったハロウィン。もうこんな風に過ごせるのはいつまでだろう…。私は決心しました。このままでは夫は死んでしまいます。だから、米軍に、夫の薬物依存症を相談をします。そして夫に治療を受けさせたいです。軍人の健康保険では、軍人は勝手に民間の病院へ行くことができないからです。米軍病院に、夫の薬物依存症を相談すれば、米軍病院のお医者様が軍医でも軍
夫は日本の米軍基地勤務でしたが、転勤シーズンを前に、必死で日本在留を延長しようとしていました。そんな中、次の勤務地は、夫の期待通りではなく、生まれ故郷のアメリカの州に決まりました。日本からアメリカへの引っ越しは、米軍がすべてを手配してくれた為、ラクでした。米軍に「引っ越し中に、子供がいては危ないので、奥さんと子供は1週間近くのホテルに待機してください」と言われましたが、転勤シーズンの当時、近くのホテルは満室。スイートルームしか空いていなかったのですが、米軍が「空いていないから仕方ない」
優しくて真面目だった夫。子供とも一日中、遊んでくれたり、私が妊娠中、夜中にトイレに起きると、夫は寝ぼけながら一緒にトイレについてきてくれました。米軍は体育会系の超激務で、ジム通いもしていた夫は、夜は疲れていましたが、それでも私が転倒しないように、体を支えてくれました。夫の勤務時間は朝7時からでしたが、何故か毎朝5時に起きて、5時15分に出かけていく夫。自宅から勤務地までは車で10分。自宅を出るのが早すぎますよね。夫はそんなに朝早く家を出て、何をしていたのでしょうか。それは…
拘置所に入れられる前に、「ご飯は食べたか」聞かれました。気づいたら、朝から何も食べていなかったので、食べたいと伝えました。私ははじめての拘置所ご飯をこちらに投稿するにあたり、食べたアレをどうしても画像に載せたかったのですが…。おそらく豆を煮たものですが、食べ物の名前がわかりません「どうしよう…検索して画像を載せたいのに…。」と思いながら、適当に「jailfood」と検索したら…2発目で出てきましたまさにコレ豆の味がしました。あと、このスポンジケーキがくずれたようなも
第1回めのペアレント・トレーニングは、「独裁者」でした。映像を見せられ、親が子に向かって、「まだゲームやってたの!目が見えなくなってもいいの!?宿題やりなさい!聞いてるの?10秒以内にゲームをやめないと、取り上げるよ!10、9、8…」親の本心は、「ゲームをやりすぎると視力が悪くなるので心配だよ。宿題をしないと、今や将来にあなた自身が困るので心配だよ。」と、子供の心配をしているんです。しかしその心配が、何故かイライラと怒りに変換されています。しかし、子供には当然、
3月19日に開催した元女子受刑者BARの様子を動画にupしました。たくさんの方に来ていただきました。本当にありがとうございます。みんなでワイワイおしゃべりしている様子を観ていただければと思います。6月17日に第2回目を開催します!正式な告知はまた後日させていただきます。【ドキュメント】元女子受刑者BAR2024年3月19日(火)に開催した女子受刑者BARの様子を動画にまとめました。ご来店いただいた皆さま、どうもありがとうございました。#元受刑者#イベントバーエデン#刑務所6
夫の記憶力…日本で出会った当時23歳の夫は高校以前の記憶がありませんでした。しかしアメリカに転勤で戻り、両親と交流をする中で、夫は突然、昔の話をするようになりました。その中でも強烈だった話は、「小学生だった時に死体を見た。」夫の小学校時代に、一度、離婚をしていた夫の両親。父親の家に泊まる週末は憂鬱だったそうです。何故なら週末の父親の自宅はいつも大人が溢れ、バーベキュー、酒、おそらくドラッグ三昧。小学生の男の子に構う大人はいなかったそうです…悪い人以外。思えば夫の父は、当
こんばんは。先週、もらったばかりの薬、オーバードーズして足りない状態。診察はまだ先なのに。私、薬飲まないと、全然眠くならない。眠らなくても、全然、次の日も仕事できる。ただ、目まいとかするけどね。
※少し時系列がズレますが、2014年12月の10日前後。私と同じく、現役軍人のご主人が薬物依存症のかおりちゃんからメールが届きました。かおりちゃんのご主人は、米軍で、違法ドラッグ検査を行う部署で働いていました。そんなかおりちゃんから突然…衝撃的なメール「今日、夫が逮捕されました。抜き打ちの尿検査で、ドラッグ反応が出たそうです。」えっ!?かおりちゃんのご主人は、最初は私の夫と同じ、市販薬の乱用でしたが、かおりちゃんは「最近は、夫は違法ドラッグにまで手を出してしまっ
夫が精神科受診を拒否し、私はキャリッサに謝りました。「キャリッサ、ごめんなさい。あなたが尽力してくれたのに、最後のチャンスを無駄にしてしまった。」「気にしないで。依存性は否認の病で、自分が依存性だと認められず、受診を必死で抵抗するのよ。」「うーん…。夫が精神科を拒否したのは、実はそういう理由ではなかった…。とにかく本当に本当にごめんなさい。」「大丈夫よ、ご主人がお家に帰ってきたから、次の段階に進みましょう。児童相談所からのオファーは3つある。①夫婦で両親学級(ペア