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(追記)連投でくどくなってしまうが、この茶箪笥に関し、新しい情報を得たので、追記しておきたい。改めて、先日アップした菊水葵紋ちらしの茶箪笥。この茶箪笥と同じ「菊水葵紋ちらし」の薬箱を文化財アーカイブで発見!<出典>ADEAC(アデアック):デジタルアーカイブシステム(trc.co.jp)菊水葵紋散し蒔絵薬箱(trc.co.jp)この2つは、ワンセットのものだったのだろうか。以下、薬箱の説明文から抜粋。<説明文>大名婚礼調度では、厨子棚・黒棚・
特別展「本阿弥光悦の大宇宙」往訪日:2024年2月2日会場:東京国立博物館・平成館所在地:東京都台東区上野公園13‐9会期:2024年1月16日~3月10日(月曜休館)開館時間:9時30分~17時観覧料:一般2100円大学生1300円高校生900円アクセス:JR上野駅から10分※撮影NGです※終了しました(※ネットより写真を数枚拝借いたしました)ひつぞうです。二月初めに東博・平成館で開催された特別展を訪ねました。本阿弥光悦(1558-1637)といえば国宝・
茶道具で、季節感を感じさせる道具としては棗(薄茶器)がある。4月の棗(薄茶器)としては、時代嵯峨棗、春野棗、夜桜棗、雲錦棗桜川棗、柳桜棗、雲錦棗、雲錦蒔絵大堰川棗、扇面流水、波千鳥棗、柳棗、柳蒔絵、詩中次このうち桜の蒔絵の棗は、時期限定で、取合せも限られてくるので、なかなか買いづらいもの。私も、以前取り上げた夜桜棗くらいしか持っていない。嵯峨棗、桜の蒔絵棗を探して、美術館の図録をいくつか見たが棗は、薄茶用のものなので、やや軽い扱いとなっていて、良い写
皇居三の丸尚蔵館で開催中の【開館記念展皇室のみやびー受け継ぐ美ー】の第3期に行って参りました。第1期と2期は、うっかり失念しておりまして、拝見できませんでした〜😹第1期の伊藤若冲の「動植綵絵」も見損なってしまいました〜😹😹😹しかし、第3期のテーマ「近世の御所を飾った品々」も見応えがございましたよ♪雅な美しい作品がたくさん…✨✨✨私が一目ボレしてしまった作品からご紹介致しましょう。〜糸桜図簾屏風〜糸桜図屏風狩野常信作六曲一双江戸時代京都御
先日の川崎大師(平間寺)で開催された「川崎大師ご供茶式とお茶会」で、最初に回ったのが、淡交会川崎支部の薄茶席であった。お点前が始まると、淡交会の半東さんがお席の説明をされたが、本日のお席の隠れたテーマはNHKの大河ドラマを意識して源氏物語と言われていた。そういえば、薄茶器は、「粉溜御所車蒔絵」裏千家14代淡々斎の花押この棗は、蓋裏に梨子地(なしじ)に桔梗と秋草の見事な蒔絵があって、点前の後の、お茶のすくい跡は、本当に綺麗で、お点前をなさった方の技量を感
月に1回のお楽しみ、「モダン仕覆」教室に行ってきた。前回3月に「大津袋」と「へだて」が完成し、しつけをして落ち着かせる過程が終わり、ついに完成。私は、茶道の知識は高校必修クラブのみなので分からないが、茶道では茶入れに大津袋を使うよう。「モダン仕覆」教室ではお茶碗用の大津袋も作成できるのでチャレンジ。前回完成したリバティの小花生地で作った茶器用仕覆と、ベージュの縮緬生地で作成した今回完成のお茶碗用大津袋で記念撮影。「へだて」は2タイプの型紙を選んで作成。
9月は、季節が秋に移り変わる時期で秋草や菊などが季節のお道具になってくる。ということで、季節のお棗の拝見を・・・今日は、高台寺棗を出してみた。中村宗哲【高台寺蒔絵】棗調子に乗って、もう一つ出してみた。川端近左黒大棗【菊桐絵】裏千家15代鵬雲斎書付花押宗哲の棗は、典型的な高台寺棗で、近左の棗は、朱色があって華やか見比べて、どちらがお好みか?高台寺というのは、京都東山のお寺で、豊臣秀吉の正室北政所ねねが秀吉の冥福を祈るため建立した寺院で、ねねの落飾
もう、20年ほど前のことです。まだ紙カルテの時代で、万年筆で魅力的な字を書く先生がいました。研修会などでもらうボールペンで書いていた私も、こだわりの万年筆で書くと素敵な字になるかと思って、張り切って万年筆を買いに行きました。でも、万年筆で書いたからといって、字は特に良くなるはずもなく、うっかりすると、インクが擦れてカルテの紙が汚くなるだけでした。それですぐに、ボールペンに戻り、万年筆は、引き出しに入れたままになっていました。最近お家にこもる時間が長くなっ
品川宿・ぎゃらりー連/永坂景子のブログです。蒔絵は日本の伝統工芸の一つです。伝統工芸と、よくお土産屋さんで見かける工芸品と呼ばれるものとは、似ている響きですが違うものです。蒔絵は、もともと器や茶器・茶道で使われるような漆器に、金粉を塗して装飾することに使われてきた技法です。漆器と漆塗りはお互いに相性が良く、日本のように湿度の多い国のものづくりには非常にマッチしていたのでしょう。この馴染みのある蒔絵というものを、身につけるアートとしてもっと身近に感じながら楽しんで頂きたいという願
母の入院3日目、相変わらず骨折の痛みは強く絶対安静の日が続いていますが入院手続きも終わり担当してくださっている孫より若いイケメン理学療法士さんが自分と同郷と解り今回は鬱になることなく「若いボーイフレンドができたのよ~~」と気分は上々。とりあえずほっとできたので昨日は予定していた横浜人形の家に雛人形展を見に行ってきました。今回の一番の目的は七澤屋の雛道具の研究を続けながら収集をされている川内由美子さんの雛道具の展示です。今回人形の家での展示は嬉し