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「王徳伝茶荘」をあとにして次は台湾茶を飲ませてくれるお見せにむかいますただ台北はもう初夏日本の6月っぽいにわか雨もよく降ります皆さん折りたたみ傘を持って外出されていますあちこちに置き傘もありお金を払って使いますが返すとお金が戻ってくる仕組みらしい・・・暑いので珈琲でも飲みたい!!ということでよさげなカフェに入りました若い人がスタッフさんで当たり前のように英語が使えますそしてカタコトの日本語も『森高砂珈琲館』おとい
茶道教室のお問い合わせはコチラから。稽古で使用した主菓子のお話しです。四月後半は濃茶のお菓子として早蕨(さわらび)と菫(すみれ)を使用しました。↓早蕨はこなし製で中は小豆の漉し餡でした。しっかりした食感でした。↓菫はういろう製で中は白餡でした。少し甘い白餡と外郎が良くあっていました。どちらも鎌倉豊島屋の製でした。美味しく頂きました。毎月、主菓子を印刷したカラープリントを玄関まで御持ち下さいますので、そこから選んで注文しています。
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちらゴールデンウィークの昨日、生徒さんのうち希望者を対象に灰型教室を開催いたしました。以前、初心者の方が灰型を見て「先生、これって型枠があるんですか?」と聞かれたことがありますが、見るとやるのは大違い、一度灰匙を使って実際にやってみようと声を掛けたところ連休にもかかわらずお集まり頂きました。ろ先ずは、風炉の種類や道具等の勉強です。次に私が灰型の切り方
「水指は塗蓋のみ」というお流派もあれば、「荘物では水指は塗蓋」というお流派もあるそうです。どちらのお流派でも「四露を避ける」と教えられるそうです。露とは・掛軸の露花(つゆ)・茶花の露・茶杓の露のことです。掛軸の露とは「風帯の先についている房」のことです。扇状になっているのが遠州好、丸くなっているのが石州好だそうですよ。ただし、これ全部についてるか?というと、そんなことはなく、張風帯や筋風帯には露はありませんので、そのことも考え合わせる必要
昨日紹介した裏千家のWebsiteの「一問一答」の「内隅、外隅の使い分けをお教え下さい」という質問を掘り下げたいと思います。以下、裏千家家元の全文を転載します。「風炉台子を基準にそこから派生した点前は主として外隅狙いになります。そうでないものは内隅狙いになります。小習の前八ヶ条の場合は、全ての取り合わせや扱いが定まったものです。後八ヶ条はどちらかというと、はたらきの点前になります。ですから入子点は小間の場合外隅になったりいたします。続き薄茶で炉の場合どうするかというと、広間は内
これは、「武蔵鐙(むさしあぶみ)」と言います。武蔵国で作られていた鐙(あぶみ)(乗馬の際、左右の足をかけて支える馬具)に似ているので、この名前がついたそうです。サトイモ科の多年草で、苞(ほう...つぼみを包むように葉が変形した部分)は、上部が幅広く、鐙(あぶみ)状をしています。「浦島草」にも少し似ていますね。この「武蔵鐙(むさしあぶみ)」にまつわる利休の手紙があります。秀吉の小田原征伐に同行した利休が関東遠征に出掛けた「古田織部」に宛てた手紙です。「むさしあぶ
八十八夜が過ぎ一気に初夏の気候です天気よし!よし!畳をかえよう!倉庫から丸畳を出してきて干しますそして和室から鍵畳をあげてとなりに干しますなんだかもうこの時期が来たか!と月日の流れに早さを感じました炉の中もきれいにしないと畳を敷けませんずいぶんと灰が溜まったなーと記念写真です五徳をはずして透き木釜だったので灰が上の方まで来ていますザルに灰を入れては外に出てふるいます底に近い灰は汚れておらずあら!きれい!!
令和庵には、小間があります。2畳台目の小さな茶室です。小間は、少ない人数で、亭主と客が近い場所でおこなうので、より和やかで、親密なやり取りができます。今は、コロナウイルス感染予防のため、なかなかお稽古できませんでしたが、空気清浄機を設置しにじり口をや窓を全開して、お稽古をしました。風が穏やかでまさに新緑の薫風の中、お稽古できたのはとても気持ちがよかったです。小間では、広間とは、勝手の違うところがいくつ
お茶席向きのきものの注意点を伺うと皆さん「色無地が〇で紬が×」ざっくりと言われますね。ざっくりならその通り。紬×な理由として紬は元々作業着、野良着だったからと言われています。注①あれ?でも男子は茶席で紬の長着を着ますよねぇ。男子は紬〇で女子は×ってヘンじゃないですか?紬のきものと一口に括っちゃいますが紬にも色々あります。細かく言えばきりがないのですがここでは紬の代表選手大島と結城について考えてみます。まず見た目の問題から。大島の代表的なもの。ごちゃごちゃしてます
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら11月に炉の季節に変わり、まず平点前から始め、次に四カ伝をみっちり稽古、行之行台子を経て大円之草のお稽古が終わりました。先ずは炭手前からです。茶入れを清めます。唐物茶入れのお茶を入れます。お茶を練ります。大円之草のお稽古は奥伝に必要な基本的な所作の繰り返しですので、とても良いお稽古になります。今月はいよいよ真のお点前のお稽古が始まり
GWだけど~いつもどおりの茶道教室これがあったから余計にあんまりGW気分にならなかったかな。「卯の花点前(茶箱)」この日は快晴でしてね。おかげで思う存分洗濯ができたのですれど…炉に炭なんてやってられーんというほどの暑さなので閉じました(笑)(とりあえずです、また灰をふるって漉さねばね)お弟子さんのひとりがそういや去年お休みしてたときに茶箱したなと思いつき急遽しつらえを替えました。「薫風自南来」オダマキ&ナルコユリ花入は河井創太
今日から、5月、皐月となります。朝から、「五月雨(さみだれ)」の空模様です。そして、二十四節気の「八十八夜」になります。「八十八夜」とは、立春から数えて、88日目にあたる日のことだそうです。「夏も近づく八十八夜…」と歌われるように、ちょうど新茶が出回る季節なのだそうです。子どもの頃、手遊び歌で、友達と楽しく遊んだ事を思い出しました!茶道の濃茶、薄茶に使うお茶は、新芽を摘んだあと、「茶壺」に入れて、11月の「口切り」まで、熟成させますので、煎茶のように、新茶はい
台北101ランドマークであり滞在中の自分のいる場所の目印になりましたこの日はてっぺんは雲の中91階の展望台にはでられそうにありませんでも登りました高速エレベーターで89階の展望台市内の地形や街の位置がよくわかりますここでチャレンジしたかったことが野点ものを飲んだり食べたりしている人たちが見られたので人がいない窓際で茶道具をひろげますオレンジシリーズですお湯は台湾では割合手に入りやすのですこの写真は空港にある給
流派を変えるというのはどういうことでしょうか。「個人の自由」と言いたいところですが、私としてはあまりオススメしていません。といいますのは、「それまでに費やした時間とお金を取り戻せない」からです。流派を変えると、それはもう一からやり直し。入門からとなりますし、大抵、最初に習った流派の癖が抜けません(長く習えば習うほど)。当流にも裏千家や表千家から流派を変わった方がいらっしゃいますが、やはり癖は抜けないですね。若干点前が違うように見受けられます。ですから
東京での大学生活を終えた私は父からの「帰って来い!」の言葉に従い帰郷。そのまま父が経営する会社に就職(?)しました、が、自分の親が経営する会社で友達など出来る訳もなく、「習い事をしなさい」と母から言われ、生け花、フラワーアレンジメント、マナー教室、スイーツ教室、ゴルフスクール等に勤しむ日々…そんなある日、母から「〇〇酒造の大奥様がお茶を教えていらっしゃるから、あなたにもいらっしゃいですって」と。その方は以前より存じ上げているお優しい笑顔の穏やかなおばあちゃま。へー、〇〇酒造のおばあちゃま
松無古今色【まつはここんいろなし】当家にあります掛軸は六々斎という塗師さんが書かれたもので、この句は夢窓疎石が遺した禅語で五灯会元に出てくるものです。これを対句だと思っている人が多いのは、「松無古今色竹有上下節」という引用が多いからなのですが、これは本来三句で成り立つものです。松無古今色【まつはここんいろなし】竹有上下節【たけはじょうげのふしあり】梅自発清香【うめはおのずからひらいてせいこうあり】と書き下すそうですが、私は【うめはおのずからせいこうをひらく】と読んだほうがいい
二宮金次郎が読んでいる「大学」という本。茶道を通してこの本に触れることになるとは思ってもいませんでした。(写真は2年前)この本の有名な一節は…___________________一家仁一国興仁一家讓一国興讓一人貪戻一国作乱其機如此一家仁なれば一国仁に興り一家仁なれば一国譲に興り一人貧戻なれば一国乱を作す。その機かくのごとり___________________だそうです。実際には、読んでません。「こういう事が書いてあるんだよ」という話をある先生から聞
今日も、降ったり止んだりの「梅雨日」です。午後、豪雨の予報が出ているので、警戒が必要です。今日の掛け軸、「青山緑水(せいざんりょくすい)」とは、字の通り、「青い山、緑の水」のことを指し、雄大な自然の情景を表しているそうです。私は、一年の中で、草木が青々として、生命力に溢れた緑が美しいこの時期が一番好きです。草木の日々の成長は、いつも目を見張るものがあり、励まされます。草木の世話を日々する中で、茎が伸びれば、その成長の速さに驚き、花が咲けば、その美しさに大喜
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら過日、ある会の水屋仕事を受け持ち、私が炉に下火を入れたところ、色々ご意見を頂き、その後も色々ご意見がありましたので、下火炭の入れ方を再考したく思います。お家元のお側で修行中、月に一度総出で自分たちで使う炭切りを行いました。土嚢袋に入れられた約1メートル位の一本の炭に定規をあて糸鋸で切っていきます。木を窯に入れて炭を作りますので、当然、炭も根本が太く先端が
私の茶道のスタートはなんと裏千家流でした友人のお母様が先生で初釜に呼んでくださり何も知らない私でしたが御礼状を書いたら褒めてくださり茶道って私の好きなものばかりが詰まっている!!と感じ習いはじめました炭でのお稽古茶花は野の花のように見えました着物を着ていく場所ができます和菓子は美しく懐石の器もお料理も美しく手紙を書くことも好き好きなことをやれて褒められて盆略点前そして薄茶のお点前までやって先生がお亡くなりになってしまいお稽古場にはともに学
日本人は兎角他人のことを否定する人を煩がります。私も自由にしていい部分では他人を否定することはない……と思っていますが、ことテーブル茶道については、一切を否定しています。それは「茶道とは合理の塊でありそれ以上簡略化できない極地である」からです。あくまで立礼などは「正坐のできない人への配慮」から生まれたものであり、本道ではないからです。というかですね、立礼があるのになんでテーブル茶道なんです?と。しかも、これに資格まであるとか。要らんですやん、資格なん
山口県裏千家茶道「晃々庵」こと島﨑宗昌です。先日四カ伝をしましたので、今回は行之行台子をしました。奥伝ですので道具組だけ。行之行台子は、四カ伝の唐物と台天目の道具の扱いをしっかりやれば大丈夫です。八卦盆です。風炉の行之行台子は常に台子に向かって点前し、中蓋・中仕舞ががないので、炉にくらべ手順は随分楽に感じます。横移動が炉と比べ全然少ないので、着物の裾の乱れを気にしなくていいです。
こんにちは!シュミネ茶道教室です。なんだか突然暖かくなって、まるで初夏がやってきたかのような日もありますね。私(西田)はついに、Tシャツ始めましたー。4月の2週目、4/18(火)・19(水)のお稽古日記です。今週のお菓子は、「岩根つつじ」(いわね・つつじ)わ~、これを見たらもう春というより、新緑の季節。いつも5月上旬によく見かけるので、私の中では、GW(ゴールデン・ウィーク)を連想させるお菓子です(笑)うちのお菓子屋さんは今回「練り切り(茶巾絞り)」で作ってくださいましたが
半年ごとに行う炉の仕舞いそして風炉の支度社中の方々と行います皆さんの熱心な姿勢に感謝✨炉の灰を丁寧に篩ったり炭を洗ったり茶事に使う分と稽古用と考えながら炭の入れ替え炉と風炉道具の比較が出来るのもこの時ならではの学び作業が終わって皆で一服🍵お疲れ様でした☺️
皆さん、こんにちは!シュミネ茶道教室です。「前編>茶花勉強会~初めての花寄せに挑戦」に続き、この<後編>では花の紹介と、皆さんが入れた床の花姿をお伝えします。今回出逢った花たちは数日で儚く姿を消してしまいますので、ぜひその姿と名前を何度も振り返って覚えてもらえるよう、長くなってしまいますが、ここに記しておきます。どれも今の季節(6月)の茶花です。ご参照ください。↓)鉄線(テッセン)-青や赤クレマチスとも呼ばれることの多いつる性の植物ですが、厳密にはテッセンは中国に自生し
★Instagram5月笠間教室茶道稽古端午の節句の室礼でお迎え木地の曲げに葉菖蒲矢車草は鯉のぼりの天球に見立てられます美しく華開いた河骨を添えて『4月茶道稽古~端午の節句~/海老澤宗香茶道教室』もう夏のような日差し庭のツツジも藤も満開ですみかの原わきて流るる泉川いつ見きとてか恋しかるらむ中納言兼輔水辺が恋…ameblo.jp今回は伊勢物語五十二段をご紹介あやめ刈り君は沼にぞま
平成28年(2016年)10月22日:投稿こんにちは!シュミネ茶道教室の西田宗佳です。いつもお稽古日記ばかりなので、今回は10/20(木)に行ってきたお茶会レポートを書きます。と言っても、茶会の中を撮影できるわけでもありませんので、たいした写真はお見せできません。いつもお稽古で生徒さんに、「お茶会ではね…」とか説明することも多いのですが、うちの生徒さんはまだ皆さん初心者さんなので、本格的なお茶会に行ったことはありません。そのうちに気軽なものからお連れできればと思ってますが、
愛媛県松山市裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら◎茶道教室体験見学会(無料)開催中⇒詳細はこちら大炉の稽古と並行して、真之炭手前と真之行台子の稽古をしました。真之炭手前です。湿し灰の撒き方では、山から谷へというような単純な撒き方でないコツを伝えました。真之行台子の拝見物が帰ってきたところです。座掃きの際、方立て口が狭いので、下がる足を少しずつ大きくしないと出られなくなりますので稽古が必要です。また、掃出し口が無い茶室では座履きをしてはい
黄金週間in台湾台北に滞在します台湾といえば台湾茶!?知人二人にお茶を買ってきてと頼まれましたお二人ともお茶のエキスパートさんよくわからないですがお土産屋さんでの購入は避けたい通りがかったお茶屋さんにはいりましたお爺さまが対応「『凍頂烏龍茶』が欲しいです」と中国語では言えないので「凍頂烏龍茶」「美味しいもの、高いもの」と日本語で言ってみるとお爺さま日本語が少しわかるようです赤い缶から出してきて茶葉を見せてくれます「『
昨年は開炉の茶事をしたので今年は初風炉の茶事をしました初風炉とは気温も上がってくるので炉を閉じて風炉を使い始めること暖かな炉を囲む茶事も格別爽やかな初夏たくさんの草花があふれ田植えを終えた水田は水鏡のように美しい景色が広がっています茶事は食事をする「初座」には窓の外に御簾を掛け茶を飲む「後座」には御簾を外し天窓を開けたりして大胆な光の演出をします茶を美味しくいただくための食事一汁三菜お向こうは鰹のたたき赤味噌がちの汁は姫竹ご飯はもちろん茨城県産のコ