ブログ記事3,576件
旧暦六月に入ろうとしています。梅雨時らしくじめじめしとしとのこの季節、お稽古場はすっきりした桑小卓でしつらえましょう。今日のお軸は「清風生八極」大徳寺高桐院義山筆「清風生八極老虎出南山」と続く言葉です。花入緑釉流春二造香合屋形舟脇棚ビルマの托鉢鉢花岡虎の尾桔梗南山から出でた老虎のしっぽね。薄板は花入が施釉の国焼ですから本来真塗蛤でしょうが、侘びた方がいいかなっと木地の蛤を敷きました。このあたりは亭主の好みで良いかと思います。如心斎
茶道で用いる花には、「禁花」と言われる花があります。一、においの悪い花、また強すぎる花沈丁花、梔子、金木犀、銀木犀。百合なども含まれます。茶室は香を微かに焚きますので、その香りを邪魔するものはよろしくないということですね。二、とげの多いもの・毒のあるものも扱いがむずかしいので避ける現代でいうと棘が多い花といえば「バラ」ですかね。これは「茎に棘があるもの」の意味ですので、注意しましょう。三、名前の悪い花も避けるが、別名をつかって生けることがある。
今日の主人公は京鹿の子(きょうかのこ)です😌💓薊(アザミ)🎵琉球月見草(りゅうきゅうつきみそう),✨️下野(しもつけ)💓山紫陽花🎵雪ノ下✨️岡虎の尾(オカトラノオ)🎵河原撫子(カワラナデシコ)白色🎵河原撫子赤色✨️昼顔😍今日の一服✨️空也の最中で❤️
シャクヤク(芍薬、学名、Paeoialactiflora)ボタン科。初夏大形の紅、白色などの牡丹に似た花を開く。シベリア、中国、モンゴル原産。中国では宋代には育種が始まっていて根を薬用として使われていた。日本へは中国から薬用として平安時代には渡来。安土桃山時代に栽培、江戸時代には茶花として愛された。芍薬の白は項垂れ全き紅(しゃくやくのしろはうなだれまったきこう)歌子
茶道教室のお問い合わせはコチラから。今日の稽古の花は山紫陽花(ヤマアジサイ)、紫片喰(ムラサキカタバミ)、矢筈薄(ヤハズススキ)でした。ラオスで求めた見立ての籠に入れました。やっとヤマアジサイが色付きはじめました。他の茶花ももうすぐ開花のようですから、これからが楽しみです。今日は初炭、更好棚で貴人点濃茶、薄茶、薄茶の総飾りの稽古をしました。昨年入会して、薄茶、濃茶と順調に稽古を積んできた方に、今日は初めて炭点前をして頂きました。自分が
すっかり、涼しくなりました。今日は、「茶花」の中でも、「育てやすい茶花」について、考えてみました。茶花は、野に咲くような草花を使うことが多いですが、その中でも、根付きやすいもの、庭土と相性のよいものがあるようです。夏の代表的な花として、「木槿」や「芙蓉」「蛍袋」があります。幸い、2つとも令和庵の庭で、綺麗な花を、次々と咲かせてくれています。また、「縞芦」「すすき」「水引き」「とくさ」などは、花を添えるのにぴったりですね。秋から冬にかけては、「椿」が代表的です
3月30日ヒュウガミズキとトサミズキ4月2日利休梅4月13日やまぶきと姫空木4月24日紫蘭4月28日翁草5月13日都忘れ紫蘭下野5月22日下野と甘茶お庭の茶花たち❤️お稽古に生けるお花がないということなく、何とか咲いてくれています。お茶花たち、どの子もかわいいです〜
夏蝋梅(ナツロウバイ)ー都立水元公園タナゴ釣の途中に撮りました!クロバナロウバイの隣に咲いていて、春にのせたマンゲツやソシンロウバイが咲いていた所です。原産:中国の浙江省科/属:ロウバイ科/クロバナロウバイ属花径:7〜10cm開花期:5月〜6月花はロウバイよりかなり大きく、直径8センチ程度になるが、香りはほとんどない。全体に「わび」があることから、初夏の茶花として使われることもある。byGoogle
茶道教室のお問い合わせはコチラから。今日の稽古の花はミヤコワスレとコバノズイナでした。蛇篭花入れに入れました。近くの阿久和川の川筋に沿って蛇篭が行儀よく並べられています。川岸には野の花も繁っています。きっと小さな生き物も住処にしてるだろうなぁ~と感じるのどかな景色です。その川辺を思いながら二種入れました。今日は運びで初炭、濃茶、薄茶、玄々斎好みの更好棚で薄茶と花月の稽古をしました。お蔭様。
今日の主人公は茶花五種です😌💓蛍袋、唐竹蘭、紫蘭、梅花空木、突抜き忍冬です掛軸は薫風南より来る✨国泰寺元管長、稲葉心田老師筆😊一年ぶりに50年来の親友とお茶を飲み、昔話に花が咲きました😍💕彼女は高校の時、ソフトボールでインターハイ出場しており、二男が小学生の時に良く野球指導をしてもらいました✨️来週は孫のキャッチボールデビューに付き合ってくれます😍感謝です🙇❤️お菓子は亀広良の華氷で🎵蛍袋(ホタルブクロ)✨️唐竹蘭(トウチクラン)❤️梅花空木(バイカウヅキ)🎵お土産に頂いた
やはり、茶道の稽古は良いですね。点前座でお茶を点てる、それを頂く、それだけの事なのに、気持ちが引き締まり異世界旅行をしたような気持ちになりました。コロナ禍を体験しているのでなおさらそう感じるのかもしれません。今日の稽古の花はヤマアジサイとホタルフクロでした。通い筒に入れました。ヤマアジサイは二輪で一枝です。切り落とすに忍びなくて二輪入れました。どちらか一輪を選んで、縞葦を入れて三種にしても良かったかな、と思います。今日も楽しく稽古をしました。お蔭様。
こんばんは。台風接近中ですね🌀今月の自宅教室は先週で終わりましたので良かった〜安心です。今日は師匠宅でのお茶のお稽古。先月分の振り替えでした。5月は毎週4回お稽古ありました。茶会も2回参加出来て充実していました。茶通箱を教えていただきました。四ヶ伝の一つで相伝となります。二種のお濃茶を差し上げるお点前です。二種とは亭主が用意したお濃茶と客から到来のお濃茶ということになります。茶通箱はお正客がリードを取って、言われた通りにお点前が進んでいくイメージです。このお点前で
5月後半は水指から運び出す「運びの点前」をしています座学で坐禅をする宗派がまとめて「禅宗」と呼ばれていますというお話をしますので掛物は「茶禅一味」を曼殊院大僧正山口圓道筆宗全籠に蛍袋、破れ傘、紫陽花破れ笠の花破れた傘のような葉っぱだから破れ傘珍しい花をご覧いただけました正座が苦手な方は立礼卓でお点前です主菓子は川口屋さんの初鰹眼に青葉山ほととぎす初鰹ですね~雲龍釜のつまみは変わってます掻立鐶、掻き立
床の間にもいろいろあります。細かく説明するときりがありませんがざっくりざっくり分けると「畳床」と「板床」の二種類。畳床とは床の間の中が畳敷、こっちが好きです。花入と花と敷板を工夫できるからです。板床は薄板(花入の下に敷く板)を用いません。まったく用いません。工夫のし甲斐が無いし、風情が…何か敷きたくても板床では薄板を使わないのが決まりですから敷きません。おうちに茶座敷が三つくらいあれば一つは板床でもいいかな、くらい。庵主の立ち回り先、出かけるお茶会の床などほとんど畳床です
茶道教室のお問い合わせはコチラから。今日の稽古の花は山法師(ヤマボウシ)と桔梗草(キキョウソウ)でした。備前焼の掛け花入に入れました。ヤマボウシはミズキ科の樹木です。花弁にみえるのは総苞片(そうほうへん)で花は真ん中に集まっています。尖った総苞片に野趣を感じます。キキョウソウは北アメリカ原産の一年草です。1940年代に初めて東京で確認されたそうです。ご近所さんに教えてもらうまで気が付きませんでしたが、意識すると見かける花です。今では我家の茶
ゴールデンウィークも明けて今日から普段の生活が始まります。最後の土日は大雨で大変でしたが、リムパーザ休薬で体調が一気に戻ってきてそれなりにやりたい事ができました。新緑の季節であり色々なお花が咲き始める季節。小さな我が家のお庭も賑やかになってますので写真をアップしてみます。その前に3月の終わり頃に強剪定したサザンカの写真。スカスカでなんとかしたかった頃思いっきり強剪定新芽がいっぱい。これから濃い緑の葉っぱへと順調に育てばなんとか持ち直すかな?初めから素人作業
庭のホタルブクロが咲きだした。誰かが種を蒔いたとか植えたとか、そういうことは全くないので、どこかから飛んできた種が育ったんだろうと、父は言う。咲きだしたのは一本だけど、まだ小さい茎が何本も出ている。ホタルブクロは、何年もお世話になったお茶の先生が大好きだった。ご存命であれば、今年でちょうど100歳だと気付いて、驚いたり残念に思ったり、懐かしくもあるし寂しく思ったり、鼻の奥がツンとなってしまった。
昨日の稽古の花はテンジクスゲ(天竺菅)キンシバイ(金糸梅)キキョウ(桔梗)でした。毛利政詩作の籠花入れに入れました。テンジクスゲは業躰先生の月稽古でご一緒していた茶友さんから株を分けて頂きました。鉢植えでも地植えでもどちらでも良く育つそうです。我が家では鉢植えにしています。天竺(インド)の名がついていますが、中国雲南省の原産です。一年中元気な観葉植物です。この時期は円筒形の穂が出来ますので、茶花としても使いやすいです。稽古時は毎回、茶花の調
福岡の実家に戻っておりました。戻るたびに、草が伸びて、ワイルドな感じのお庭ですが、雑草と言われる草花も、綺麗なお花を咲かせます。ドクダミの花こんなに可愛らしくて、お茶花にも使いたいと思います。ワイルドになってしまっているから、色々な草花が咲いていて、お庭にいると飽きる事がありません。今回は、東京からお友達も遊びにいらしてくれて、有田、伊万里にも旅しました。そこで買った、茶杯でお茶をいただいてみようと思います。それは、また今度。とても幸せな福岡滞在となりました。どうもありがとうござ
令和2年(2020年)10月23日皆さん、こんにちは!シュミネ茶道教室の西田宗佳です。今日は〈10月のお稽古日記〉を。10/11(日)の週末稽古、「午後の研究会」では、教室で初めての「花月之式」を稽古してみました。ほぼ全員が、「花月って何?」という状態。折据や札を触るのも初めてです。何から始めていいものやら…と思案しましたが、とりあえず最初は、「七事式」のご紹介から始めるべく、阿部宗正業躰先生の本「七事式・花月之式(上)」から参考文を抜粋し、プリントにして皆さんにお配
昨日、6月5日の茶花「二人静」、「撫子」、「金糸梅」を入れました二人静の枝だがもう少し長ければバランスがよかったかな~?!花入れは「せせらぎ籠」です。二人静は4枚の葉の間から2本の花穂が延びて白い花を咲かせるんですよ。二人静も撫子も清楚な佇まいが素敵です。金糸梅はツボミを入れました。昨日の朝、咲いている花がなかくて残念!昨日のツボミは今朝、開いていました。金糸梅も可愛いでしょ。どんよりした曇り空を明るくしてくれるような花です。【お稽古日程】日程はこちらを
おはようございます今朝の一服は松月のアヤメ団子と共に上の画像のお花はヤマボウシです花弁の先が丸いですが下の画像のヤマボウシは花弁の先がシュッと尖っています丸みのあるのも可愛いですがシュッとしている姿が好きです
こんにちは。茶道体験の銀座茶禅です。今日は5月9日。二十四節気の「立夏」、七十二候の「初候蛙始鳴(かえるはじめてなく)」にあたります。今日は茶室で飾られる花について、ご紹介したいと思います。茶道では、亭主がその日の茶会に対する想いを込めて掛け軸を選び花を生けます。そして、茶席を彩るお道具やお抹茶とは異なり、唯一「命」があるお花。季節を表すだけでなく、同じ花には二度と会えない、まさに一期一会の大切な役割を果たしているのです。大きな役割がある茶花にはいくつかの決まり事がありますが、
おはようございます。自宅教室五月一週目備忘録です。初孫誕生記念で購入したお軸を掛けました。お香の先生が「鯉のぼりは本当は全部吹き流しと言う」とおっしゃったことを思い出しました。薫風画讃茶花は灯台という籠の掛花入に生けました。紫と白の花はいかにも初夏❣️という感じがしますね。小手毬と蔓日々草炭手前をお稽古する時は、点前座は二箇所にすることにしました。薄茶は土風炉で基本のお運びです。最初に習った先生は生徒が多かったので点前座は常に二つ。同時進行で生徒にそれぞれ違
7月9日の茶花「京鹿の子」「浜撫子」京鹿の子は、小さな蕾が集まっている姿が京染めの鹿の子絞りに似ていることからつけられた名前なのだそうです。咲くとフワッと綿菓子のよう。撫子は、わが子を撫でる【撫でし子】で、「わが子を撫でるように可愛いお花」の意味。子供や女性の例えに使われる花ですが、そのような意味を知ると河原撫子より小さく白く丸い花びらの「浜撫子」は小さな子供ちゃんのようにも見えます。どちらも、とても可愛いらしい花でした。【お稽古日程】日程はこち
茶花菖蒲1茶花菖蒲2茶花菖蒲3茶花菖蒲を写真にしたとき、見た目の茶色が出るだろうか。そんな茶色の勝負だったが、、、トム・ブラウンの合体ネタが、目に浮かぶ。
皆さん、こんにちは!シュミネ茶道教室です。「前編>茶花勉強会~初めての花寄せに挑戦」に続き、この<後編>では花の紹介と、皆さんが入れた床の花姿をお伝えします。今回出逢った花たちは数日で儚く姿を消してしまいますので、ぜひその姿と名前を何度も振り返って覚えてもらえるよう、長くなってしまいますが、ここに記しておきます。どれも今の季節(6月)の茶花です。ご参照ください。↓)鉄線(テッセン)-青や赤クレマチスとも呼ばれることの多いつる性の植物ですが、厳密にはテッセンは中国に自生し
令和2年(2020年)9月28日皆さん、こんにちは!シュミネ茶道教室の西田宗佳です。めっきり朝晩肌寒くなってきました。今日は初めての〈茶箱〉のお稽古風景を。月に2回土曜稽古を開催していますが、9/26(土)の午後の研究会では、初めて茶箱のお点前をしてみました。まずは、茶箱の平点前(入門編)とも言われる「卯の花」点前を。茶箱には他に「雪」「月」「花」のお点前と、「和敬点前」「色紙点前」などがありますが、この「卯の花」のお点前は、仕覆や細かい小道具を使わず、手続きの煩雑さ
茶会!お茶会?お茶を楽しむ会!お茶を楽しむかい?体にいい和菓子第三弾は、「あわ雪」と「真味糖」「あわ雪」おすすめポイント岡崎備前屋あわ雪https://bizenya.co.jp/名前からは冬のお菓子ですので、もちろん、冬にも。しかし、冷やして夏にもおすすめです。ひと箱(500円程度)が二つに分かれていて、半分ずついただけるので便利です。さらに、とても甘ーーーいので、その半箱の4分の1、それこそ8分の1でも美味しくお抹茶がいただけます。コストパフォーマ
茶会!お茶かい?お茶を楽しむ会!お茶を楽しむかい?体にいい和菓子第四弾小松松葉屋「月よみ山路」http://www.matsubaya.jp/company.htmlただの栗蒸羊羹ですが、この羊羹だと切り口が満月に見えるような気がします。お月様に見えない部分は、自分で食べてしまうので、お客様にお出しするときは余分に買います。お茶会情報があればうれしいのですが、今のところ皆無です。一番のおすすめは、コメントを頂戴した「東京大茶会」。もう一つ、例年、おすす