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中国茶を淹れる茶器のひとつ、茶壺(ちゃふう)。日本の急須よりも小さなものが多く、手のひらに収まるようなかわいらしい茶壺もあります。茶壺を見ていると、形や大きさ、作り手による違いなど、いろいろなところに目がいきますが、もうひとつ面白いのが、「土」です。中国茶を始めたばかりの頃は、茶壺の色が違うのはデザインの違いくらいに思うかもしれません。けれど、中国・江蘇省の宜興(ぎこう)で作られる紫砂の茶壺には、さまざまな泥料が使われています。使われる土や焼成
開炉の候となりました。地球温暖化のせいで、袷の着物がいつまでたっても暑苦しく感じられる10月を過ごしましたが、さすがに立冬を過ぎると朝夕の寒さが身に沁みるようになってきました。炉に炭を置き釜をかけると、身も心も温かくなって、お茶を楽しむ者たちは、丁度口切とも重なるこの季節を、特別な思いをもって迎えます。11月になると、壺飾りのお稽古をなさる方々が大勢いらっしゃると思いますが、表千家では、壺飾りは軸飾りに次いで第二番目に位置する飾物の相伝課目になっ