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若山富三郎のヒットシリーズとなった“子連れ狼”は全6作あり、『子連れ狼・親の心子の心』(1972年・東宝/監督:斎藤武市)は、シリーズ4作目。かつて拝一刀(若山富三郎)に敗れた柳生軍兵衛(林与一)は、偶然出会った大五郎(富川晶宏)の後をつけ、再び一刀と立ちあいますが敗れます。追手の尾張藩士を次々に殺害する別色女・お雪(東三千)の暗殺を、藩士の家族から依頼を受けた一刀はお雪の出身地・乞胸村へ。村の長・仁太夫(山村聰)からお雪の居所をそれとなく知らされます。お雪は自分を凌辱した剣術指南役・孤塚円鬼
「子連れ狼子を貸し腕貸しつかまつる」(1972)スプラッター時代劇シリーズ第1作を初めて観ました。監督は三隅研次。予告編はコチラ。時は江戸時代。"子を貸し腕貸しつかまつる"という墨文字入りの旗を立てた箱車を手で押して街道を歩く浪人。箱車には幼い男の子を乗せています。『子連れ狼』の異名をとる男の名前は拝一刀(若山富三郎)。子供と腕前のレンタルサービスを行っています。彼には壮絶な過去がありました。代々、拝一族が勤める公儀介錯人(幕府認定の死刑執行人)の要職の座を狙った柳生一族
#何度でも観てしまう映画『魔界転生』1981年よくよく観ると設定など結構アラも目立ってますが、転生した魔人たちが単に欲望の赴くまま勝手に行動しているうちに、いつのまにか徳川幕府崩壊の危機と化しているトンデモ感は嫌いではありません。そして何といっても若山富三郎!クライマックスの江戸城炎上における壮絶な殺陣もさながら、転生して以降は一切瞼を閉じない魔人の恐怖に戦慄!
「白蛇抄」(日・1983)伊藤俊也監督、小柳ルミ子主演の人間ドラマ。2年前に「滝に身を投げた女性」うたは、華蔵寺の住職・懐海(えかい)に救われ、そのまま後妻として寺で暮らしていた。懐海の息子、昌夫はうたに好意を抱いているが、刑事の村井もまた、うたに惹かれていて…。うた役、小柳ルミ子。懐海役、若山富三郎。昌夫役、杉本哲太。村井役、夏木勲。(夏八木勲)まつの役、仙道敦子
「博奕打ち総長賭博」(1968)任侠映画の最高傑作の1本をU-NEXTで久々に観ました。博奕打ちシリーズとしては第四弾。監督は山下耕作。予告編はコチラ。昭和9年、天龍一家の荒川総長(香川良介)が脳溢血で倒れてしまい、跡目相続問題が浮上。六人衆のトップ、中井信次郎(鶴田浩二)が二代目に推挙されるも、自分は外様出身であり、現在服役中の兄弟分で、妹弘江(藤純子)の亭主松田(若山富三郎)が継ぐのが本来の筋であるとして辞退。叔父貴である仙波(金子信雄)は、血の気の多い暴れん坊である
横溝正史原作のドラマや映画について毎週金曜日にお届けする「週刊金田一」はーーー、今日も疲れた休暇中なのに耳鼻科、役所、図書館に行って、ブティックに行って、帰ってから猛烈な勢いで雪かき今日は家の前の川(流雪溝)が流れてたので、2時間でありえないぐらいの量を片付けることができました。体じゅう痛い先週でずっと引き延ばしてきた「蒼いけものたち」が終わってしまい、どうしようかと考えてたら、まだやってない「犬神家の一族」が
人生、勉強することだらけ!笑福亭仁鶴が「3分間待つのだぞ!」というボンカレーCMの名ゼリフを懐かしのTV特集でみたりTV版の子役の子(西川和幸)が成長して新潟県の市議会議員になるも強盗殺人・死体遺棄などの罪に問われ無期懲役中などとその存在は知っていたが今まで一度も観た事が無かった映画版【子連れ狼】シリーズ!今回、肥後橋アワーズルームでその第二作【子連れ狼三途の川の乳母車】を研究する会がありはせ参じて来た次第ですが乳母車に子
「子連れ狼第1話しびれた」6月11日(木)CSで子連れ狼第1話“子を貸し腕貸しつかまつる”をみた萬屋錦之助主演の大ヒットテレビドラマです実はだてひろしは原作(劇画)も観たし1972年に公開された若山富三郎主演の映画『子連れ狼子を貸し腕貸しつかまつる』も封切りで観ました子連れ狼はオアハルそのものなんですヽ(^。^)ノ物語冒頭、箱車に乗ってる大五郎が拝一刀を見上げて「ちゃん」と呼ぶと一刀が抱き上げおろすのですそしてトットットと木の根元へゆき放尿するのです(^-^)ある意味、抒
「修羅の群れ」「修羅の群れ」プレビュー1984年11月17日公開。稲川会総裁・稲川角二をモデルとした任侠映画。配給収入:6億5千万円。原作:大下英治脚本:村尾昭監督:山下耕作出演者:松方弘樹、北大路欣也、酒井和歌子、菅原文太、北島三郎、天知茂、丹波哲郎、若山富三郎、鶴田浩二、清水健太郎、張本勲、小林繁あらすじ:昭和8年の冬。雪の舞う横浜の浅間町。柔道の吉岡道場を、横浜四親分の一人、加東伝三郎(丹波哲郎)が訪ねてきた。そこで柔道を習う稲原
「社葬」「社葬」予告編1989年6月10日公開。大新聞社の後継者争い、内幕をシニカルに描いたブラックコメディ。配給収入:5.1億円。脚本:松田寛夫監督:舛田利雄出演者:緒形拳、十朱幸代、井森美幸、吉田日出子、藤真利子、高松英郎、根上淳、小松方正、船越英一郎、芦田伸介、北村和夫、中丸忠雄、野際陽子、加藤武、佐藤浩市、江守徹、若山富三郎あらすじ:日本有数の大新聞「太陽新聞」のトップでは、会長派と社長派の間で権力争いが起こっていた。関東の地方紙だったのを
飛び蹴りで人は死ぬか。死ぬ。それが、この映画で分かる。私事ながら、前のめりにババアな当方には『子連れ狼』シリーズはTVの印象。映画は初体験ながら、こりゃとんでもねえなと、すぐに気づくわけなのだ。大五郎少年の前で人殺しをする父親、拝一刀(おがみいっとう)。全てを受け止める大五郎。今なら、児童虐待で逮捕の事案。大五郎の覚悟に泣ける。人前で長時間、ほぼ全裸。子どもとはいえ、恥ずかしいのだろう、ちょいちょい股間を隠そうとしては、はッ!今は仕事中だった!と思い出す大五郎