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封印された超古代史「古史古伝」の謎:その15唐松神社と天日宮の謎を解くため、同じ「玉鉾神」を祀る愛知県武豊町の「玉鉾神社」を調べていたら、少々沼にはまってしまった(笑)。それにしてもこの神社、かなりへんてこりんな神社である。メインの祭神が第121代孝明天皇なのに、どうも本当の祭神は違うようで、神殿の右隣りにある小さな祠である「倭日高宮」という社が非常に妙なのである。なにせその名前に「ミロク」がついており、「魅録天照国照饒速日命」「さくや姫改神みろくかぐや姫命」とあるのだ。まるで最近
『金星の女神はまるっと同一神の内緒話』『お稲荷さんと豊穣の女神の内緒話』『お稲荷さんと冥界の神様の内緒話』『お稲荷さんの正体と秦氏の内緒話』『空海と二柱の竜神の内緒話』『空海と渡来人と飛…ameblo.jp『アラハバキとウシトラの金神の内緒話』『アラハバキと鬼と埼玉の内緒話』『アラハバキと遮光器土偶の内緒話』『アラハバキと浦島太郎の内緒話』『琉球方言とアラハバキの内緒話』『沖縄の奇祭の内緒話…ameblo.jp↑のつづき。さて、まずは疑問に感じていたことを。イザナギ
・玉と剣の発動「それは玉と剣だよ」といって、ハハハハ、と豪快に笑った出口王仁三郎師は、意表をつかれてキョトンとした岡崎鉄首の顔へ、ブーッとたばこを吹きかけた。「玉と剣?……どこにあったものです」「綾部の大本の宝物だったよ。玉は水晶、剣は天国(あまくに)の名刀だ。それをソッと持ち出し蒙古に置いてきた。この二つが発動しだすと世界は動くことになるのじゃ」「へぇ……」岡崎には何のことか神秘めいたことはわからなかった。出口師に会うと、きっと一、二度は神秘的な言葉に接す
竜宮城は沈んだムー大陸ではないか・・・竜宮城と言えば、浦島太郎。誰もが知る浦島太郎の物語。私は以前、獅子舞や祭が、実は大切なことを伝えている場合があると書きました。浦島太郎の物語にも何かヒントが隠されているのでしょうか。『平岡鳥見神社の獅子舞』千葉県の印旛沼周辺には、鳥見(とみ)神社が21社ほどある。これらの神社はニギハヤヒを祀る。ニギハヤヒはスサノオの息子であり、当然、出雲族なので、千葉県のあ…ameblo.jp『ホーランエンヤ』ホーランエンヤ島根県松江市で
・節分の「人型」の由来“高天原なる天上界での天津罪を背負わされ、素尊は髪を切られ手足の爪を抜かれて根の堅洲国へ追放される。即ち罪穢に満ちた地上立て直しの苦しい旅に出発されることといえる。人々の苦しみ(国津罪)を自らのものとして引き受け、解除してゆかれる。いわゆる贖罪神であり、代受苦の神となられる。神道史の第一人者西田長男氏(国学院大学)は、代受苦の神として素戔嗚尊を理解され、いくつかの論文を発表している(日本神道史研究・講談社)が、その中で人型の起源を、天上界を追放され、雨風の中、青
・外宮の神、豊受大神は国祖・国常立尊である。(写真は国祖に扮する聖師)“出口聖師は、豊受大神はもと綾部の本宮山に祭られ(月鏡)、出口家が代々これに奉仕しておられたといい、また丹波の真奈井の原から伊勢に還られるときに出口家の分家がお供をしていかれたと示されている。また外宮の神主が代々出口姓を名のっているのは、もと綾部からお供をして行った出口氏であると記している。また大本の元老、藤原勇造先生の談によると、かつて昭和七~八年ごろ、伊勢参宮の折、とくに外宮の前で大勢の昭和青年会員を前にして聖師は
封印された超古代史「古史古伝」の謎:その26「九鬼文書」(くかみもんじょ)は、古代出雲王朝の正統性を主張する古文書である。この文書には記紀とは異なる記述が登場するが、中でも天照大神と同格の神は、スサノヲの子の「アマテラスオヒルメ」としている。天照大神の弟神であるはずのスサノオが、アマテラスと思しき神の父神となっているのだ。だが、「九鬼文書」の謎の記述はここだけにとどまらない。それは「天岩戸」に関する記述なのである。本連載でも改めて「天岩戸神話」の概略が書いたが、天照大神が弟