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「香港の甘い豆腐」大島真寿美17歳の彩美(あやみ)が学校をサボり留年の危機を迎えた時、母親と香港に行き、いないと思っていた父親と初めて顔を合わせる。母は先に帰り、母の昔の友人・マリイの家に夏休みの間居候させてもらうことにする。激高する母に思わず口を突いて出た「どうせ父親も知らない私ですから」。ずっとずっと気になってたんだよね、悲しくて寂しくて空しくて、でも押し殺してた思いを言えて良かった。そのひと言から新しい扉が開くのを、彩美のなかの隠された彩美は前々から知っていて、
人生には実は「意味」がなくすべてはニュートラルでありのままにある自分で好きに「意味づけ」すればいい*統合プロセスの中ではこれまでの自我ちゃんが描いていた人生設計や人生に対する捉えかたが一旦クリアされて「真っ白」になるフェーズがありますこれは通常の人生の節目(卒業や退職、離婚など)で体験する何らかの「役割」を降りたときに感じる特定のアイデンティティの喪失体験みたいなのではなくて