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5.どうやって脊柱をストレートに引き伸ばし、直立させるのか?(答)仙骨を立て(仙骨の長軸を垂直に近づけて)腰椎の前弯を減らして直線に近づける。脊椎の動きは連動する。仙骨と腰椎がストレートになり直立すると、胸椎と頸椎は、身体重心のバランスをとるためにそれぞれ後弯・前弯を減じストレートになり直立する。その結果、脊柱全体がストレートに引き伸ばされて直立する。逆から、つまり頚椎・胸椎の操作も、腰椎・仙骨のアラインメントに影響を及ぼすので、頚椎と胸椎を真っ直ぐにすることで腰椎・仙骨を真っ直
体の動きのしくみを理解することは、ダンステクニックの上達につながります。大人のダンサーこそ、むやみに動くのではなく、頭で自覚しながら動きたいものです。怪我をしないために。そして疲労も自らコントロールできるようになるために。ということで、まずは反るテクニックについて考えます。ダンスやバレエのレッスンを受けているとき、「胸から反ってー!」とか「腰から反らないでー!」とか、先生に注意されて、「・・・??」となった方、少なくないはずです。先生によって表現
2.なぜ引き上げをするのか?(答)脊柱の強度を上げるため脊柱の可動性を制限し椎骨を固定する必要があるから脊柱は人間の体を中心で支える重要な柱であるが、固定された1本の長い柱ではなく、頚椎から仙骨まで25個の椎骨で構成され、途中に多数の関節を含んだフレキシブルな構造の柱である。個々の関節の可動域は小さいが、関節の数が多いために脊柱全体としては大きな可動性を持ち、体幹を柔軟に動かすことができる。しかし、体重を支持し身体を移動するためには、柔軟性だけでなく、外力による変形に抵抗できるだ
脊柱の骨の数として正しいものをえらびなさい1.242.253.264.27骨に関する問題も5,6問でました。2級50問中、4分の1は骨と筋肉です。筋肉問題に比べると、骨問題はそんなに難しくは感じませんでした。細かい骨の名前を問う問題がなかったからでしょうか。本問はいわゆる「背骨」の数を問う問題です。歯の数、染色体の数など、人体の「数」問題ではポピュラーだと思います。ひとつ気をつけないといけないのは、「脊柱=背骨」の数と「脊椎」の数はちが
みなさんこんばんは!理学療法士、セラピストフォーライフ認定講師の伊佐次優一です。前回はナイトセミナー報告を書かせて頂きました。http://ameblo.jp/ptoste/entry-12283905271.html解剖生理・運動学から学ぶ~骨盤帯編を近日公開予定なのですが・・・・・・その前に脊柱編が終わりましたので脊柱を診る上で大事な原則をここで紹介しておきたいと思います。それはフライエットの法則と言われるものです。三つの原則に分かれます。