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猫の伸びのポーズ・マージャリアーサナ四つ這い位で脊柱と骨盤をしなやかに動かすヨガのアーサナ。引き続いて胸椎の動きを肩甲骨から意識するお話です。脊柱伸展/背骨を伸ばして骨盤を前傾させる両手掌の押し付けと共に、下方・手関節付近を膝方向に引き付け両脇を尾側方向に引き下げて肩甲骨を骨盤に近づける(下制)僧帽筋下部・広背筋の緊張を高める※しっかりとマットに手掌を押し付けて、両上腕を固定する事で、広背筋や僧帽筋の力が脊柱伸展に働
体の中にある「隔膜」をご存知でしょうか?多くの筋肉は通常縦方向に走行しています。大腿四頭筋や上腕二頭筋を想像すれば分かりやすいでしょうか。それに対して隔膜は横方向に走行して、体各部を分けています。筋肉や筋膜、硬膜など8箇所あるようですが、一番有名な隔膜は「横隔膜」でしょうか。他には骨盤隔膜(骨盤底筋群)も話題になることがあるかもしれませんね^_^隔膜は筋肉や筋膜なので、当然左右差があったり歪んだりします。この歪みをうまく調整すると立位姿勢が綺麗になったり、歩きやすくなったり、痛みが軽
昨夜はティップネス宮崎台でマットピラティスのグループクラスでした。その中で、背骨の長さの正しい意識が皆さんの動きの質を上げると感じたのでブログでもシェアしてみたいと思います。昨日、予約サイトにプライベートのお客様からこんなレビューをいただいたのですがグループレッスンの中でも解剖学的なお話をたまーにさせていただくことがあります。昨夜はスタート前に背骨の長さについてご自身で触りながら再確認していただいたらエクササイズ中の皆さんの動きの「質」がぐんと上がっていました。背骨の長
腰仙関節とは、名前の通り腰椎と仙骨の関節のことです。脊柱と骨盤の動きを診るに当たって関節がどのように動いているのかを確認できます。関節そのものとしては、下記のようなものになります。この関節の動きを知ることで、仙骨へのアプローチおよび評価をするに当たって、とても大切なことで。次回紹介させていただく、「仙骨の斜方軸」の評価をするに当たって、これが理解できていないとアプローチができないことになります。腰椎と仙骨は基本的に連動して動いております。・腰椎:屈曲、仙骨:起
いつもお世話になっております。四国支部の河井達章です。もうじき8月が終わろうとしておりますが、まだまだ暑い日々は続いております。先週の週末にセラピストフォーライフでは広島でセミナーを開催しました。脊柱をテーマに基礎となる、解剖、運動、評価そして治療の流れで開催しました。脊柱のアプローチをするにあたり、重要なのが触診です。みなさんは臨床において、この形をイメージ出来ておりますか?書籍で見ると2Dではありますが、触るに当たって3Dで捉える必要があります。このイメージができないと、椎体
脊椎動物の体幹筋は、脊柱との位置関係により大きく2つに分けられ、尾側方向に並んだ横突起のレベルを基準にして、これよりも背側にあるものを体幹背側筋(Mm.truncidorsales)、これよりも腹側にあるものを体幹腹側筋(Mm.trunciventrales)と呼ぶ。これはは脊柱を体軸と考えて、軸上筋(epaxialmuscle)、軸下筋(hypaxialmuscle)とも呼ばれ、支配神経は、前者が脊髄神経前枝の背側枝(後枝)、後者が腹側枝(前枝)である。脊椎動物の四肢は、体幹
体の動きのしくみを理解することは、ダンステクニックの上達につながります。大人のダンサーこそ、むやみに動くのではなく、頭で自覚しながら動きたいものです。怪我をしないために。そして疲労も自らコントロールできるようになるために。ということで、まずは反るテクニックについて考えます。ダンスやバレエのレッスンを受けているとき、「胸から反ってー!」とか「腰から反らないでー!」とか、先生に注意されて、「・・・??」となった方、少なくないはずです。先生によって表現