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新刊の紹介瀧音能之さん監修『最新考古学が解き明かす空白の4世紀』宝島社新書より瀧音能之さん監修『最新考古学が解き明かす空白の4世紀』が2026年6月10日(水)に発売されました。宝島社の橋詰久史さんと弟の杜出版代表の青木康が編集をしました。小野瑛里子さんが編集協力をして、郡麻江さんと青木康が執筆協力をしました。卑弥呼の後を継いだ倭の女王台与による266年の晋への朝貢を最後に古代日本は中国王朝との外交を停止します。それから約150年にわたって中国の歴史書の記述かは倭国が消えま
柴犬は縄文犬の子孫なのか。頭骨や下顎骨の比較から、日本犬成立の歴史と古代犬との共通点をわかりやすく解説します。骨が残した、日本犬成立の痕跡柴犬の祖先を考えるとき、多くの人はまずDNA研究を思い浮かべるかもしれません。近年の犬の起源研究では、遺伝子解析によってさまざまな事実が明らかになっています。どの犬が近い系統なのか。いつ頃分岐したのか。どの地域から広がったのか。こうした問題に対し、DNA研究は非常に大きな力を発揮しています。しかし、研究者たちが犬のルーツを探ろうとしてき
古代オリエントのたてものとまちづくり—模型で探検!—@古代オリエント博物館のつづきです。建築模型を通して、古代オリエントの建築と都市計画の歴史を探る展覧会。今回は、古代の公共建築についてメモ。▼前回、古代の民家編『【古代のお宅拝見】古代オリエントのたてものとまちづくり—模型で探検!@古代オリエント博物館の覚書』7月某日、古代オリエントのたてものとまちづくり—模型で探検!—@古代オリエント博物館に行きました。古代都市や神殿、墓など、同館がこれまでに製作してきた…
私たちは今日、トウモロコシを何気なく食べています。コーンスープ、ポップコーン、コーンフレーク。日常のどこにでも転がっている、ありふれた穀物です。しかし、中米・メキシコの大地では、その存在の意味はまったく違いました。かつて人々はこう信じていたのです。「人間はトウモロコシから作られた」これは比喩でも、詩的な表現でもありません。数千年にわたり栄えたマヤ文明やアステカ文明にとって、それは世界の成り立ちそのものを説明する、揺るぎない真実でした。なぜ、世界中に存在する無数の作物の中で、トウモ