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「……先輩……」「……ま…つじゅん……?」陽に当たってキラキラ光る金髪とピアスが眩しい青年は憧れの先輩だった。櫻井先輩と会うのは中学以来だ。2学年上の櫻井先輩とは、同じ小学校のサッカークラブで知り合った。自分も小さかったけど、先輩も小さくて、でも負けん気は強くて明るくて笑顔が可愛い先輩はみんなの人気者だった。学年が違った分、仲良くなるまではまあまあ時間がかかったが、先輩が6年生の頃には「翔くん」「潤」と呼び合うくらい仲良くなり何人かのグル
翌日、いつもよりも早く家をでて、始業の30分前には櫻井の家に着いた。ところがインターフォンを鳴らしてもなんの反応もない。「・・・これって、上がっていいんだよね・・・」おとといから預かったままのカードキーを取り出し、エントランスを抜けて部屋へと向かう。玄関前のインターフォンも鳴らしてみたがやはり反応がない。仕方なく扉をあけてリビングに入ってみると・・・「なんでだよ・・・」昨日の朝、綺麗に片付けたシンクにはカップとグラスが置きっぱなし。調理台の上にも、チーズの
Sside軽く触れられただけのふっくらとした唇から、潤の優しさが水のように流れ込み、枯渇状態だった俺の身体と心が潤されていく。触れた唇の心地良さと暖かさがもっともっと欲しくなり、離してやれなくて嫌がり戸惑う潤の咥内を犯すかのように貪った。『はぁ、あぁっ・・・』初めこそ抵抗を見せた潤も、そのうち俺とのキスに吐息を洩らし、自分から舌を絡めてきて。気づけば潤にリードされるまま、純名の名前を呼びながら、俺は彼の中で果てていた。今まで男を抱いた事などなく、こんな経験は初めてなのに潤の身
「今日から同じ学校だな。」「うん。1年だけだけどね。」「大学も一緒の学校を受ければいいんだよ。」「でも、僕が翔兄ちゃんと同じ学校・・・入れるかなぁ?」「大丈夫だよ。一緒に勉強するんだから。」「そっか。そうだよね。」「ああ。」朝食を、雅紀君の家で食べて、仕度をするために家に帰ってきた僕と翔兄ちゃん。翔兄ちゃんと同じ制服に袖を通して、ちょっとテンションが上がっている僕。そんな僕に、翔兄ちゃんはチュッと唇を重ねて
遠くの方から聞こえてくる着信音いつもスマホが置いてあるはずの枕元に、手を伸ばし探すけど触れられず、仕方なく重い瞼を開けた。「おはよう。」朝日が射す僕の寝室のベットの上僕の右隣でにっこり笑う翔くんがいた。「お、おはよう・・・。」・・・そうだった。昨日あれから翔くんに抱かれてリビングじゃあ床が硬くて、何度もしたら背中が痛くなるからってベットに運ばれて今までで一番激しくて、だけど一番甘くて体も心もトロトロに蕩けさせられたんだった///『もっ・・・無理だって・・・、翔くんっ・・・
二人がラブラブイチャイチャ新婚生活を始めるまえに時は二人が関係する前のお話に遡ります二人がどういう経緯でそんな関係になったのか今回からは翔くん目線で進みますどうぞside翔何時からだろう…潤の事が欲しいと思い始めたのは何時からだろう…潤の全てが欲しいと思い始めたのは「はぁぁぁぁ…。」「翔さん、どうしたの?なっがいため息。」今日の雑誌の撮影は潤とペアで、インタビューがレギュラー番組収録の前の予定だったけど先方の都合で結局収録後に変更になった。ので、二人楽屋で時間を持て
「……翔くん……」「……なんだよ」俺が近付いても翔くんはそっぽを向いたままだ。正面に回るとやっと俺のことを見てくれた。俺はいままで悩んでいたいろんなことが思い出せなくなるくらいどうでもよくなっていた。ただ、目の前にいるこの人に想いを告げたいと思った。「俺、翔くんが好きなんだ」言葉に出してみると、どうしてこれまで言わなかったのかと考えてしまうくらい自然なことのように思えた。俺の気持ちは俺のもので、他の誰かが翔くんを好きだろうが、もっと言うと翔くんが誰を好きだろうが関係ないんだ。「
※このお話は個人の妄想(BL)であり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。--※前話はこちらです※それからは毎日、一緒に仕事に行って、一緒の布団に寝て。(あ、シフトは同じにしていたけど、作業するラインを俺と一緒にしたのは最初だけで、その後翔くんには別のラインに入ってもらっていたよ。色んな場所を経験してもらいたかったし)で、今日はお休みの日。とは言っても翔くんはバイトだから「お休みの日」というよりは単に「シフトを入れなかった日」なんだけど。うちの工場は常に人手不足だから、基本的
「俺ホントにしょおくんとこんなことができて嬉しいよ。しょおくんも気持ち良かったんでしょ?だってめっちゃイクの早かったもんね」めっちゃ?!潤が聞き捨てならないことを言う。……実際そうかもしれないけどっ!!「いや俺が早かったのは!こういうのが久々だったからであって…!」どっちにしろカッコ悪い言い訳をする俺。。だってしょうがなくね?編入試験って、ある意味入試より難しかったりするから、普通の大学生が遊び回る時期も俺は勉強を続けなきゃいけなかったし…。。まぁそんなことは今コイツにさ
雅紀との約束当日和の家に朝も早くからお邪魔する「おはよーございまーす。」「あらぁ、おはよう翔くん早いのね!今日は和也とデートなんでしょう笑?ご飯食べたの?」「食べてなーい!いただきまーす!」二宮家は俺を息子の様に扱ってくれる勿論隣の櫻井家も和や和葉の事を同じく扱う同じ時期に引越してきて同じ時期に子どもが産まれたふた家族は家族ぐるみで仲が良く子どもたちも産まれた時から一緒にいるので俺の妹、弟共に五人で兄弟の様に育ってきた中でも俺は和を溺愛中の溺愛してきたこんな可愛いくて構いがいの
新人研修が終わり、各配属先に新人が配属された。まさか・・・同姓同名ではなく、本当にあの時の彼だった。それも・・・・何故か同じ大学出身だと言うだけで、僕が彼の教育担当になってしまった。もう、どうしたらいいのか分からないけど。でも、ドキドキしているのは、僕だけだよ・・・きっと。彼は、もう僕の事なんて忘れて、今まで過ごしてきたんだと思う。それなのに、また再会しちゃって・・・何だか申し訳なくなってくる。だから
Still…の途中ですみません💦久々にアオゾラペダルのPV見て悶えました。翔潤すぎますよね笑「お先に失礼しまーす」できるだけ小さな声で言い、素早くドアを開けて身体を滑り込ませる。ドアが閉まる瞬間に名前を呼ばれたような気がしたけど、気のせいということにしてそのままバイト先の居酒屋を後にした。追いかけられているわけでもない。この後用事があるわけでもない。それでも、通行人の誰よりも早足で家に向かう自分に思わずため息をつく。(……何してん
俺は潤の胸ぐらを掴んでソファに座っている潤を起き上がらせる。「…来い」俺は潤を無理矢理引っ張ってバスルームに連れて行く。そしてナイトガウンのままの潤を洗い場に突き飛ばす。よろめいた潤はバランスを崩して倒れ込み、浴槽のふちに背中をぶつけ、そのままもたれこんでペタンと座った。俺はそんな潤を一瞥してシャワーを出し、水量を最大にして潤に頭から浴びせかける。潤は全く抵抗しないので、みるみるうちにずぶ濡れになっていく。俺はシャワーが出るボタンを長押しして水量は変えたが、設定変更などはしていない
<Jside>智くんとカズが面会に来てくれた。あの時、智くんが店に降りて来てくれなかったら、俺は多分生きてはいなかっただろう。そう思う位、あいつは異常だった。翔さんが、誰かに声を掛けられて、部屋から出て行ってしまうと、智くんが声を掛けてきた。「大丈夫か?」「あ、うん。」「翔さんが、助けてくれたんだな。」「・・・そうだね。」「きっと・・・」「ん?」「これからも、翔さんはお前を守ってくれるよ。」「ふふっ・・・
二人とも服を脱ぎ捨ててキスを繰り返すそのまま唇を下に下に降ろして行く途中の胸の尖りにもキスをして口に含んだまま舌先でクリクリと刺激する「はぁ…。しょおくん…。」気持ちよさそうに吐息を漏らした指で刺激を与えたままに唇を下へずらして行く潤の中心に到達したら潤のソコをペロリと舐めるチロチロ舐めながら指を尖りから離して先程のボトルを引き寄せた「まず、ここを軟らかくするらしいよ。」潤にそう言ってボトルから粘度のある液体を掌に出して指に絡ませるそのまままた潤自身をパクリと咥えながら中指
※このお話は個人の妄想(BL)であり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。--翔くんと連絡先の交換がしたくて、いそいそとスマホを取り出す俺。だけど翔くんは困った顔をして。「……あの、、実は、、……俺、スマホとか、、持ってなくて……」「え?!」俺は驚きを隠せない。今どき、、そんなことがあるだろうか。いや、絶対に無いとは言えないけど……お金に余裕のない俺ですらスマホは所持しているのに。(パソコンは俺も持っていないけど)……。。。これは、きっと、、……俺とは、、連絡先
社長室で潤と別れ、仕事に追われる俺。不在時の決裁書類のチェックと、面会・・・その繰り返し。「おい、二宮。」「はいはい。」「潤の様子はどうだ?」「かなり辛そうですよ。」「・・・そうか。」「少しは松本さんの身体の事もちゃんと考えて行動してくださいよ。」「あれは、俺だけの責任じゃない。潤だって俺を散々煽ったんだからな。」「はいはい、そういうことにしておきましょう。」「そういえば大野は来たか?」「すでに、あ
大野さんお誕生日おめでとうございます"(ノ*>∀<)ノほんわか癒し系アイドル貴方の笑顔が嵐さんの暖かい風なのかな大台40歳お身体には気を付けて…お話お休みで短編大野さんのお誕生日だけど結局の翔潤です思いつきで書いてるので不定期です私のあたまにはやっぱり大野さんは皆の兄さんなんですねどうぞ~✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰side智うちの弟はいま絶賛片思い中らしい誰かはわからないがクラスの子らしい我が弟ながらかなりのイケメンだし頭も良いし性格も優しくて面
本日4つめのお話です。ひとつ前に「うたかた」4.5(傍流–番外編)上ふたつ前に「キミの夢を見ていた」14みっつ前に「CONFUSION」26があります。よろしくお願いします。「Shakeit!」前話はコチラです──────────────はぁ…。。さすがの俺も、今日は講義が頭に入らなかった…。。スマホがある時代で良かった…。あとで録音した講義の内容をレコーダーで確認しよ。てか、、東京で仲良くなった2人が両方ともゲイって…。。(いやバイ?だからどっちでもいいってか…)
※このお話は個人の妄想(BL)であり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。--「……あ、えっと、、お腹すいてる……んですか?」俺はおずおずと尋ねてみる。きゅるきゅるとさっきよりは控え目に鳴っている彼のお腹の音。。「……あ、いや、、えっと、、……そのパンが、、美味しそうだなと、、思ったら…………勝手にお腹が、、反応しちゃったみたいで……」その人がしどろもどろで俺の肘にかけている小さなポリ袋を指さした。俺が職場から持って帰っていた袋の口から惣菜パンが見えている。ソーセー
※このお話は個人の妄想(BL)であり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。--んん……あったかい……ふふ……気持ちいいなぁ……あれ……?あったかいのが、、にげちゃう……?俺はあったかいのが離れないように、、胸に、、かき抱いて……「ふふ……こんなに熱烈に抱きしめてくれちゃって……潤はほんとに、、可愛いね……」……え?俺はぼんやりと目を覚ます。「……しょおくん……」目の前に、、愛するひとの顔が……って!俺めっちゃ翔くんを抱きしめちゃってるじゃん!アワア
※このお話は個人の妄想(BL)であり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。--Jsideじゅんはかわいいなぁ色が真っ白で、まつ毛が長くていつものようにしょおくんが人差し指で俺の頬をつんつんとつつく。「!!」って、ピアノの高音キーにちょっと似た音が俺の喉から出そうになったけど、、すんでのところでミュート成功。こんなの。他の人にされたら絶対に嫌だけど。しょおくんだから俺は、、ほっぺをつつかれようとふにふにとつままれようと好きなようにさせておく。でも。ピアノを弾くしょおく
翔潤の日おめでとうございます「いままでも、これからも…」の新婚カップルのなんて事ない日常をお届けします特に内容は無いですこちらの二人リアル設定で元セフレな二人がめでたくゴールインしてます前のお話見なくてもわかると思いますけど読んだことないよって方で興味をお持ちの方はもし良ければ読んでやって下さいなかなかヘタレな翔くんがいらっしゃいます『いままでも、これからも…1(翔潤)』嵐さん結成記念日おめでとうございます!おめでとう記念のお話を少々結成記念日とはあまり関係ないですが
Jside〜それから2年後〜「若宮先輩、おめでとうございます!旦那様、すっごくイケメンじゃないですかー!」「ふふっ、ありがとう。そうでしょ?松本さんにはかなわないけど、外見も内面もかなりのイケメンなの。」ウエディングドレス姿の若宮さんが、羨ましそうな広瀬さんに惚気けるように言った。溢れそうな満面の笑みは、眩いばかりに輝いていて、彼女のこの先の未来そのものに見えた。厳しく指導されながらも、面倒見のいい若宮さんに、実は誰より懐いていたのは広瀬さんで「良かった、良かった・・・。絶対、
Epilogue「いらっしゃいませ……って、翔くん?!」「うわ、何それ」「そんなでかいバラの花束ドラマの中でしか見たことないわ」「マスター、翔ちゃんてこんなヤツなのよ。ヘタレなくせにカッコつけんの」「うるせえないちいち!」俺はあれからも定期的に例のレコード喫茶に通っていて、そのうちメンバーとも来るようになっていた。それでも今日は久しぶりに全員集合していた。「まあでも翔くんにとっては待ちに待った日だもんな。カッコはつけた方がいいよ」「アメリカ行ってから何年?」「7年くらい」「
Oside「うんめぇー!!おばさんのご飯、やっぱめちゃくちゃうめぇわ!」「あら、ありがとう翔君♡嬉しいわぁ!智はあんまり食べないから作りがいがないのよねぇ。」・・・つまんねぇ今日は松潤もゆっくりして行くと思ったのに暗くなる前に帰って行った。いつもなら夕飯まで食べて行くのに。「マジで?!こんなうめぇのに信じらんねぇ!おばさん、オカワリ!」・・・何となく様子がおかしかったんだよなぁ「はい、翔君。たーんとおあがり♡」もしかして、変なヤツに付き纏われでもしてんじゃねぇだろうな・
Oside翔君に渡された免許証を見ると男の名前は神崎徹。年齢は27歳。社員証なんかも探して見たら大手企業で働いていた。こんな事して馬鹿なヤツ・・・いい大学も出てるだろうに、お前の母ちゃん悲しむぞ!でも、松潤を辛い目にあわせたんだから許さねぇけどな。男だけならオイラが担いで連れて行けたんだけど、さすがに車まではどうにも出来なくて母ちゃんに来て貰って男の家まで運転して貰い、松潤を送り届けた翔君とも合流して、今は男の部屋にいる。翔君はさっきから男のパソコンをいじったりスマホを操作して忙し
Sside潤の家からの帰り道アパート近くの携帯ショップに寄って、電源の入らなくなったスマホを点検して貰う。最悪、機種変かな・・・保証期間の無料交換ていつまでだったっけ?そんな事を考えながら店の人の手元を見ていると数回電源ボタンを押しただけで、あんなに俺が何をしても反応しなかったのが嘘みたいに、スマホは正常に作動し始めた。「ありがとうございました。」苦笑いする店の人に見送られ、狐につままれたような気分で店を出ながら、これはやっぱり智君の呪いなんじゃないかと思えてくる。やりかねない
Sside「あれ?松潤は?」部屋に上がるなり智君が、キョロキョロと潤を探し出す。「オイラ今日松潤ちに行く約束してたのに、松潤出掛けてて家に居なかったから、てっきり翔君とこかと思ったのに来てねぇの?」智君が不満気に言った。俺に用事があるのかと思いきや、潤を探しに来たのか。どんだけ潤が好きなんだよ。俺の恋人にちょっかい出すのやめて!って・・・潤からは、もう関係ないって言われたんだった・・・「来てない・・・と言うより来たけど、すぐ帰った」「へ?わざわざここまで来て、すぐ帰ったの
※コメ色強めのラブコメです。翔くんと智君が、色々おかしいですがご容赦ください。Sside「・・・へっ、はっ、はくしょんっ!」ん?・・・・・・ここ何処だ?鼻のむず痒さにクシャミが誘発されて目を開けるといつもとは違う部屋にいて、、、、慌てて周りを見れば、あんなデカいくしゃみを近くでされても物ともせず、気持ち良さそうに俺の胸の上に頭を乗せて眠る潤がいた。「・・・か、かわいい。グッモーニン、潤♡」そうだった。昨日は潤の部屋に泊めてもらったんだ。実家に泊まるはずだったのに、久しぶりに