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「方法がないこともないな」「え?そうなの?」テーブルの木目ばかり見ていた俺は、彼の顔に視線を移した。「あれ?知らない?」彼は「なぜ知らないのだ」というような目で見てきた。・・・だけど、今まで全く聞いたことがなかったのだ。「セイの交換」「セイ?」ああ、これすらも知らないのか、と彼は呟いた。「え?どういうこと?」「オレの生をジュンに渡して、ジュンの生をおれがもらう」「どうやって・・・」今までの互いの吸血と何が違うのだろうか・・・「たとえばこう
彼と互いの血を分け合うようになって半年以上が過ぎた。飢えを感じることもない、体調に不安もない。だが、「相手の血を啜る」という生々しい行為が、「相手の命を奪って」いるようで嫌悪感がつきまとう。俺自身も相手に吸血をされているのではあるが、吸うよりも吸われている方がよっぽど気が楽なのだ。今日は少し話をしたいと、自分の店へと誘った。すぐに話はできそうにないからワインを開け2つのグラスに注ぎ、簡単な食事メニューを用意した。「ジュンがいつも美味しいのは、こんなに美味しいものをいつも食べて
気がつけば、自分のマンションの部屋のベッドの上で。なんなら風呂も入っていて、ちゃんと着替えもしていて。慌てて自分の首筋を確認したがそれらしい後は何一つ残っていない。(夢でも見た・・・?)だが、自分の体の渇きは無くなっていて呼吸はゆっくりと安定している。(どういう、こと?)記憶をたぐると、彼のニヤリと笑った顔が思い浮かぶ。その瞬間、心臓が強く脈撃ち始めた。(これは、たまたま・・・)何度か頭を振っても鼓動は落ち着かない。考えても埒が開かないと、シャワーを浴
彼の血は。ねっとりと濃くて、爽やかさと男臭さ(もちろん不快ではない方の。男が惚れる男という意味の)が混じり合い、だがその中に、彼のぱっちりとした二重の瞳とキュートな唇を体現しているような甘さが程よく喉を伝い、体を満たし、「生きている」と感じると同時に下半身が疼く感覚に少し戸惑った。あれからどのくらい経っただろう、俺は夢中でその男の首筋に牙をたて、無我夢中で自分の欲を満たした。「・・・と満足した?」「・・・した。」こんなに激しく血を吸ったのは、いつぶりのことだろ
この物語は、潤くんの誕生日が終わろうとする夜の翔潤のお話(リアル設定)です潤くん語りですどうぞよろしくお願いします--※このお話は個人の妄想(BL)であり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。J「……着くの遅かったね」玄関で翔くんを出迎え、開口一番俺はそう言う「ごめん色々と忙しくて思ってたより遅れちゃってさ」翔くんが申し訳なさそうに少し眉を下げて「……ふふ冗談だよ翔くんの、、仕事が忙しいのは分かってるから」俺のその言葉に翔くんは答えず、そのまま2人でリビングに
潤くんのお誕生日にこんにちは!渡辺貴子です。今日はお誕生日配信もありますね。当日に(一方的に)おめでとうとお祝いできることはとても嬉しい物です。さて、瑞稀さんのお誕生日企画に乗っかりました。お話です。どうぞ。**********************都会の片隅で、俺は小さなレストランを営んでいる。取材やグルメアプリの掲載は掲載は一切していない、口コミだけで予約が埋まっているとても小さなレストランだ。少し前までは田舎の一軒家風のレストランを営業していた。
「・・・ちょっと羨ましい」「え?」櫻井さんが真剣な顔で呟いた言葉。・・・そ、れはどういう意味デスカ?「さとにぃ、アイス買って!アチいもん」「おお、チューペットならいいぞ」「「チューペットやだーーー」」「ホームランバーならいいけど」「えーー。ワタシ、しろくまアイス」わーわーわー「ああ、もうわかった。アイス買いに行くぞ」「「いやったーー!!」智兄が根負けしたようだ。ニノと雅紀が喜んでいる。「じゃあ、二人連れてアイス買ってくるから。翔くんは何アイスがいい?
「・・・ほんとにきた」(まさか、本当に来てるなんて・・・)(あ、潤ちゃんの言った通り、本当にイケメンさんだぁ)今日はニノと雅紀も一緒に家に帰ってきたら、すでに二人分の靴が玄関にある。一足は智兄ので、見覚えのあるもう一足はもちろん櫻井さんの靴だ。リビングで初めてニノと雅紀を見た櫻井さんはちょっと驚いた顔をした。「こんにちは。櫻井さんいらっしゃい」「。潤くんこんにちは」「あー、ニノと雅紀か。久しぶりだな」「さとにぃ、相変わらず日焼けしてる。文化部なのに運動部みたいな焼け方
それからは3日と明けずに櫻井さんはうちにきてくれる。「生徒会の話を智くんとしたくて」とか「次のテストのポイントを智くんに教えに」だの「あ〜、もう!口を開けば『智くん』『智くん』って。俺の顔見にきたんじゃないの?!」挨拶もそこそこに智兄の部屋に行ってしまうのに、部屋に篭れば『潤くんが挨拶してくれた』『笑ってくれた』とか、聞こえているのである。(まあ、伝えてしまったらきっと櫻井さんの本音を知ることができないだろうから、あえて言ってないんだけど)「もうそいつ、ヘタレだ
確かに、櫻井さんはイケメンでかっこいい。爽やかな笑顔に意志の強そうな瞳。智兄たちの学校は男子校だからそんな目に会うことはないだろうけれど、俺の行っているような共学だったら、毎日女子をゾロゾロと連れて歩いているだろう。男の俺から見ても「かっこいいな〜」と思うくらいだから、きっと女子たちは放っておかないはず。・・・いや、もしかしたら学校外にファンクラブがあったりして。(なぜなら、智兄が去年一昨年とバレンタインシーズンにたくさんのプレゼントをもらってきたからだ。「どうしたの?」と聞
いただいたクッキーをお茶請けに、アイスカフェラテを智兄と櫻井さんの分を作って智兄の部屋へ持って行った。自分は片付けが面倒だから一階のリビングでお茶とクッキーを楽しんで、櫻井さんが返してくれたクリーニングの品を自分の部屋に持っていく。「〜〜〜、〜〜〜〜〜〜!」隣の智兄の部屋から何か聞こえてくる・・・元々、智兄は絵を描いたり、粘土をこねたりと自室では静かに過ごすタイプだ。かという自分も、音楽を聴くときはイヤフォンをしたり、勉強や漫画を読んだりとうるさくするタイプでもない
櫻井さんが帰ってから3日後の金曜日。彼はまた家に来てくれた。「この間は服をありがとう」そう言って出してくれた俺の服は、「クリーニング!こんな普段着、クリーニングになんか出さなくても・・・」「あ///。ごめん。せっかく貸してくれた服を、洗って変な風にしちゃうの怖くて・・・なんか高そうな服だし・・・てか、オレ。普段洗濯機使ったことないからやり方わからなくて・・・」櫻井さんは整った眉をハの字にしてポリポリと頭をかいている。え?そのためにわざわざ???「えっと、なん
『まるでオカンだな』『マメすぎて、私、息が詰まりそう』『親切心で言ってくれてるのかもしれないど。それ、ちょっと求めてないし』いつかのクラスメイトの言葉が思い出される。それは、どちらかといえば自分にとっては嫌な思い出に入る。『そんなこと、言わないであげてよ。潤ちゃん、後で困らないようにやってくれたんだよ?』『はん!潤くんがあなたのこと気にかけるなんて2度とありませんから。目障りなんでどっか行ってくれません?』その度にいつも自分を庇ってくれる幼馴染。そこまでがいつもセ
兄たちが2階に上がるのを見計らって、3人分の靴の中に新聞紙をセット。風呂上がりにもう一回入れ替えて、帰る前にドライヤーで乾かせばいいかな。「マジで風呂入ろ」洗濯機に3人分の制服を入れてスイッチオン。その間にゆっくりお風呂に入って、出たタイミングで乾燥機へ入れ替えて。1回目の新聞紙を抜き取ると、もう一度同じように新聞紙を詰め込んだ。あったかいお茶を飲んでいるうちに乾燥機が終了合図を鳴らす。取り出して制服にアイロンをかけて、櫻井さんの分の制服は帰り道で雨に濡れないようにビニール
「だろー?おれの弟の潤、かわいいだろー??」「智兄、もう!ちゃんとあったまったの?雨に濡れたんだから、体が冷えたら風邪ひくんだからね!」ったく、相変わらずの烏の行水なんだから・・・いつものように、智兄につい口うるさく言ってしまう。本当に、無頓着というか、絵以外に全く興味がないというかと思っていたら、櫻井さんが声を押し殺して笑っている・・・あ!しまった!櫻井さんいること忘れて、つい大声を上げちゃった!「は、はははは・・・」ガックリ「く、は。ごめん、笑っちゃっ
「おお、翔くんなんか垢抜けた感じがする」智兄が、俺の貸した服を着た友だちさんを絶賛している。「ね、普段俺がきなさそうなイケメン服。スッゲーな」俺にとっては普段の当たり前の中から、一応無難な服を選んで貸したつもりだが、お友だちさんは妙に関心してしげしげと眺めている。「もお、智兄!早くお風呂入ってよ!」「ああ、潤。ワリーワリー」そう言って全然悪そうなそぶりも見せずに智兄が風呂場へ消えた。リビングに残る、俺とお友だちさん。「あ、自己紹介がまだだったね。櫻井翔
ナンデ?!うちの中に超絶イケメンな男の人がいるの?!ってかドロボー?????「あ、あ」「ああ、ごめん。驚かすつもりはなかったんだけど」いや、家の中に知らない人がいたら驚くでしょう!「あ、翔くん。お風呂上がったんだ」「智くん」「さと兄ぃ!」「ごめんごめん。潤が帰ってること知らなくて、上で貸す服を探してたんだ」そう言って智兄の持ってきたのは、もう何年も着ている使用感たっぷりの智兄の普段着?(あれ?これって先週粘土をこねていた時に着てた記憶があるけど俺洗
ね、想像してみてよ。大雨に降られて、友人と別れてダッシュで家に帰って。「げ、靴の中までびしょびしょ」後で新聞紙入れて乾かそう。制服は。。洗濯して乾燥機かけたら明日には着れるな。靴下脱いで、鞄を先に拭きたい。中の教科書、ノート、無事かな?廊下に歩いた足跡が残るけど、後で拭くからゴメンなさい。・・・ああ、でも先にお風呂かな?そんなことを考えながらキッチン側のお風呂へつながる扉を開けようと手を伸ばしたらガラっそこに、腰にバスタオルを巻いた、全く見ず知らずの
地元独特の空気感、というものが存在する。関西出身の人はせっかちで、東北出身の人は慎重、だとか風土がそうさせるのか、同じ地元出身者はどこか似たところがあるそうだ夫婦というものは似るらしい。毎日一緒に過ごすうちに、同じものを見て、同じような感想を持ち、思考が似てくるんだそうだ。家族というものも、やっぱり似ているらしい。父親、母親、血のつながりで目元だったり顔の表情だったり、「若い頃にそっくり」なんて言葉も。兄弟だけでなく、異性の姉妹とでも、同じ血が流れているとどこか似て
「っ!」そっと前髪をかきあげられて意識が浮上した。・・・ぼんやりしている間に、飛んでいたようだ。「おまえが、何考えているかはゼンブわかんないけど。イチブはわかっているつもりだよ」「・・・何が」「考えすぎんな。いいんだよ、周りのことなんか。大事なことは、オレとオマエだけわかってりゃいんだ」いいんだよ、周りのことなんかちゃんと、オマエとオレだけが真実を知ってればアイツらも、オレたち見てればわかんだろそれで口出ししてきたり、邪魔してこなけりゃいいんだよいつかし
今回の物語は、タイトルに使わせてもらった「Five」の歌詞を少しずつ散りばめています潤くん語り、翔潤ベースの5人のお話(リアル設定)ですよろしくお願いします--※このお話は個人の妄想(BL)であり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。Jドームの周辺では、早朝から押し寄せるような人波で溢れかえっている空にはマスコミのヘリが旋回し、道端ではインタビュアーがファンの声を集めようと取材合戦が繰り広げられていた2026.5.31開演前のバックステージの一角皆から死角になったその場
※このお話は個人の妄想(BL)であり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。--※前話はこちらです※やけに馴れ馴れしい感じのその人がねっとりとした口調で俺に話しかける。「ねぇ、、君、、めちゃくちゃ可愛いね?色がすごく白くて肌も綺麗だし、腰なんかびっくりするくらい細くて……」その人がおもむろに手を伸ばして俺の脇腹辺りに触れてきたから。俺はびっくりして固まってしまう。「……この腰のくびれ……たまんないよ……」その人の手がヌルりと滑り落ち、俺の腰のタオルに手をかけて……ハァ
こんにちは。潤担、翔潤大好きのルリと申します。こちらのページはお話紹介兼目次です。(タイトルをクリックすると、それぞれの1話目のリンク先へ飛べます)基本は『翔潤』です。(他メンバーとのエロを含めたカラミや他カップルも時々あります)BL要素を含むので、読んだ方が驚かれないよう、お話紹介の中に、私基準ですがエロ度合いを書いてみました。ですが、私基準なので、『普通』と書いてあっても普通じゃないのかもしれません…なので、参考程度に(汗)ご縁があって私のアメブロを見て
今日は双子の日、なんだって。はぁ?双子座でもないのに?「ふ(2)たご(5)」(双子)、って読むからなんだって。んはっ。双子、ね。2月5日は2と5がよりそう、俺たちの日、だろベッドの中で、他愛のない話をした。一通り楽しんだ後のまったりタイム。互いの素肌が触れ合って、暖かく心地いい。俺たちの日?そう、並んでて、支え合って。愛し合ってる日。愛し合ってる、ねぇ・・・お?足りなかった?さっきは手加減したしな。手加減しなかったらどう
注)この前にアメげん2つあります。読めなかったアナタ、ご想像にお任せしますすみません、作業がしばらくできそうにないのでアメンバーの募集は後日!時間のある今のうちに、他のお話も読んでいてくださいね。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「ダメ!壊れちゃうぅ!」と無意識に叫んでしまったと、思う。自分の意識が半分飛んでいたから、うまく伝えられていたかも怪しい。でも。しょおくんに抱き留められて、その腕に自分のゼンブを預けた。
喉の奥でくくっと笑った。年齢を重ねて姿も、声の低さも変わったのに。根本のところで変わりなく「しょおくん」なんて呼んでくれるから・・・「もう・・・なぁ。に・・・」半分眠っている潤に、いいよこのまま寝ようよと伝えたが「やだ・・・」と言ってトレーナーの裾を離してくれない。「上着を脱ぐだけだから」と断れば応じてくれたものの、「風呂入ってくる」にはやだを繰り返す寝ぼけているはずなのに?俺の首に両腕を巻きつけてぎゅうぎゅう抱きしめてくるから、己の体を支えきれずにのしかかるようにベッド
持っている鍵で部屋を開けておまえの部屋に入った。光量は落としてあるとはいえ、電気はつけたまま。いつも片付いているダイニングテーブルには、飲みっぱなしのグラスが一つとアルバムが数冊。・・・今夜は出かけずに、待っていてくれたんだ。と思うと嬉しさで口元が緩んだ。寂しさを与えているのは自分だというのに、相反する感情が湧いてくる。奥まった寝室のドアをそっと開ける。少しだけ盛り上がったベッドに、そこに居る、いてくれるんだと自己満足で心が躍った。もともと、暗い中で眠ることが
ほう。と白い息を吐いた。自分の誕生日、になって数分の夜の中。自分のお祝いなのに、自分のプレゼントは自分で手に入れないといけないみたいだ。いつも気を使いすぎるくらいにあれこれ考えてしまうおまえからは、何の連絡も来ていない。寒すぎる今夜の気温が、車のフロントガラスをも冷たく曇らせている。・・・だから、今から会いに行く。(愛に、いく)おまえのゼンブを欲しいと思う。キャリアだって(積み上げてきたもの)友人関係だって(慕う人や、慕われる人)「そいつを全部切って。俺の
こんばんはーーー。渡辺貴子です。(本名じゃありません)1月25日、はsyoくんのお誕生日。おめでとうございます。生まれてきてくださってありがとうございます。junくんと出会ってくれて、ありがとうございます。グループになってくれてありがとうございます。お誕生日をお祝いしたい気持ちを、書き手として表すならやはりお話だろう、と時間が遅くはなりましたが、UPできることに感謝と安堵でいっぱいです。それでは、お楽しみいただけたら嬉しいです。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※このお話は個人の妄想(BL)であり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。--※前話はこちらです※「……ふぅやっぱり大浴場は開放感があるし気持ちがいいなぁ!な!潤!」「う、うん……」勇んで銭湯に来たはいいけれど。。前回と同じく、、やっぱりしょおくんの方を直視できない俺……。。あの時は、、自分が何故翔くんを真っ直ぐ見れないのか全く分からなかったけど今は……何となく……「……潤?顔が真っ赤だぞ?まだ風呂に入ったばっかりなのに、、大丈夫?もうのぼせたのか?」浴槽