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確かに、櫻井さんはイケメンでかっこいい。爽やかな笑顔に意志の強そうな瞳。智兄たちの学校は男子校だからそんな目に会うことはないだろうけれど、俺の行っているような共学だったら、毎日女子をゾロゾロと連れて歩いているだろう。男の俺から見ても「かっこいいな〜」と思うくらいだから、きっと女子たちは放っておかないはず。・・・いや、もしかしたら学校外にファンクラブがあったりして。(なぜなら、智兄が去年一昨年とバレンタインシーズンにたくさんのプレゼントをもらってきたからだ。「どうしたの?」と聞
いただいたクッキーをお茶請けに、アイスカフェラテを智兄と櫻井さんの分を作って智兄の部屋へ持って行った。自分は片付けが面倒だから一階のリビングでお茶とクッキーを楽しんで、櫻井さんが返してくれたクリーニングの品を自分の部屋に持っていく。「〜〜〜、〜〜〜〜〜〜!」隣の智兄の部屋から何か聞こえてくる・・・元々、智兄は絵を描いたり、粘土をこねたりと自室では静かに過ごすタイプだ。かという自分も、音楽を聴くときはイヤフォンをしたり、勉強や漫画を読んだりとうるさくするタイプでもない
櫻井さんが帰ってから3日後の金曜日。彼はまた家に来てくれた。「この間は服をありがとう」そう言って出してくれた俺の服は、「クリーニング!こんな普段着、クリーニングになんか出さなくても・・・」「あ///。ごめん。せっかく貸してくれた服を、洗って変な風にしちゃうの怖くて・・・なんか高そうな服だし・・・てか、オレ。普段洗濯機使ったことないからやり方わからなくて・・・」櫻井さんは整った眉をハの字にしてポリポリと頭をかいている。え?そのためにわざわざ???「えっと、なん
『まるでオカンだな』『マメすぎて、私、息が詰まりそう』『親切心で言ってくれてるのかもしれないど。それ、ちょっと求めてないし』いつかのクラスメイトの言葉が思い出される。それは、どちらかといえば自分にとっては嫌な思い出に入る。『そんなこと、言わないであげてよ。潤ちゃん、後で困らないようにやってくれたんだよ?』『はん!潤くんがあなたのこと気にかけるなんて2度とありませんから。目障りなんでどっか行ってくれません?』その度にいつも自分を庇ってくれる幼馴染。そこまでがいつもセ
兄たちが2階に上がるのを見計らって、3人分の靴の中に新聞紙をセット。風呂上がりにもう一回入れ替えて、帰る前にドライヤーで乾かせばいいかな。「マジで風呂入ろ」洗濯機に3人分の制服を入れてスイッチオン。その間にゆっくりお風呂に入って、出たタイミングで乾燥機へ入れ替えて。1回目の新聞紙を抜き取ると、もう一度同じように新聞紙を詰め込んだ。あったかいお茶を飲んでいるうちに乾燥機が終了合図を鳴らす。取り出して制服にアイロンをかけて、櫻井さんの分の制服は帰り道で雨に濡れないようにビニール
「だろー?おれの弟の潤、かわいいだろー??」「智兄、もう!ちゃんとあったまったの?雨に濡れたんだから、体が冷えたら風邪ひくんだからね!」ったく、相変わらずの烏の行水なんだから・・・いつものように、智兄につい口うるさく言ってしまう。本当に、無頓着というか、絵以外に全く興味がないというかと思っていたら、櫻井さんが声を押し殺して笑っている・・・あ!しまった!櫻井さんいること忘れて、つい大声を上げちゃった!「は、はははは・・・」ガックリ「く、は。ごめん、笑っちゃっ
「おお、翔くんなんか垢抜けた感じがする」智兄が、俺の貸した服を着た友だちさんを絶賛している。「ね、普段俺がきなさそうなイケメン服。スッゲーな」俺にとっては普段の当たり前の中から、一応無難な服を選んで貸したつもりだが、お友だちさんは妙に関心してしげしげと眺めている。「もお、智兄!早くお風呂入ってよ!」「ああ、潤。ワリーワリー」そう言って全然悪そうなそぶりも見せずに智兄が風呂場へ消えた。リビングに残る、俺とお友だちさん。「あ、自己紹介がまだだったね。櫻井翔
ナンデ?!うちの中に超絶イケメンな男の人がいるの?!ってかドロボー?????「あ、あ」「ああ、ごめん。驚かすつもりはなかったんだけど」いや、家の中に知らない人がいたら驚くでしょう!「あ、翔くん。お風呂上がったんだ」「智くん」「さと兄ぃ!」「ごめんごめん。潤が帰ってること知らなくて、上で貸す服を探してたんだ」そう言って智兄の持ってきたのは、もう何年も着ている使用感たっぷりの智兄の普段着?(あれ?これって先週粘土をこねていた時に着てた記憶があるけど俺洗
ね、想像してみてよ。大雨に降られて、友人と別れてダッシュで家に帰って。「げ、靴の中までびしょびしょ」後で新聞紙入れて乾かそう。制服は。。洗濯して乾燥機かけたら明日には着れるな。靴下脱いで、鞄を先に拭きたい。中の教科書、ノート、無事かな?廊下に歩いた足跡が残るけど、後で拭くからゴメンなさい。・・・ああ、でも先にお風呂かな?そんなことを考えながらキッチン側のお風呂へつながる扉を開けようと手を伸ばしたらガラっそこに、腰にバスタオルを巻いた、全く見ず知らずの
地元独特の空気感、というものが存在する。関西出身の人はせっかちで、東北出身の人は慎重、だとか風土がそうさせるのか、同じ地元出身者はどこか似たところがあるそうだ夫婦というものは似るらしい。毎日一緒に過ごすうちに、同じものを見て、同じような感想を持ち、思考が似てくるんだそうだ。家族というものも、やっぱり似ているらしい。父親、母親、血のつながりで目元だったり顔の表情だったり、「若い頃にそっくり」なんて言葉も。兄弟だけでなく、異性の姉妹とでも、同じ血が流れているとどこか似て
「っ!」そっと前髪をかきあげられて意識が浮上した。・・・ぼんやりしている間に、飛んでいたようだ。「おまえが、何考えているかはゼンブわかんないけど。イチブはわかっているつもりだよ」「・・・何が」「考えすぎんな。いいんだよ、周りのことなんか。大事なことは、オレとオマエだけわかってりゃいんだ」いいんだよ、周りのことなんかちゃんと、オマエとオレだけが真実を知ってればアイツらも、オレたち見てればわかんだろそれで口出ししてきたり、邪魔してこなけりゃいいんだよいつかし
今回の物語は、タイトルに使わせてもらった「Five」の歌詞を少しずつ散りばめています潤くん語り、翔潤ベースの5人のお話(リアル設定)ですよろしくお願いします--※このお話は個人の妄想(BL)であり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。Jドームの周辺では、早朝から押し寄せるような人波で溢れかえっている空にはマスコミのヘリが旋回し、道端ではインタビュアーがファンの声を集めようと取材合戦が繰り広げられていた2026.5.31開演前のバックステージの一角皆から死角になったその場
※このお話は個人の妄想(BL)であり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。--※前話はこちらです※やけに馴れ馴れしい感じのその人がねっとりとした口調で俺に話しかける。「ねぇ、、君、、めちゃくちゃ可愛いね?色がすごく白くて肌も綺麗だし、腰なんかびっくりするくらい細くて……」その人がおもむろに手を伸ばして俺の脇腹辺りに触れてきたから。俺はびっくりして固まってしまう。「……この腰のくびれ……たまんないよ……」その人の手がヌルりと滑り落ち、俺の腰のタオルに手をかけて……ハァ
こんにちは。潤担、翔潤大好きのルリと申します。こちらのページはお話紹介兼目次です。(タイトルをクリックすると、それぞれの1話目のリンク先へ飛べます)基本は『翔潤』です。(他メンバーとのエロを含めたカラミや他カップルも時々あります)BL要素を含むので、読んだ方が驚かれないよう、お話紹介の中に、私基準ですがエロ度合いを書いてみました。ですが、私基準なので、『普通』と書いてあっても普通じゃないのかもしれません…なので、参考程度に(汗)ご縁があって私のアメブロを見て
今日は双子の日、なんだって。はぁ?双子座でもないのに?「ふ(2)たご(5)」(双子)、って読むからなんだって。んはっ。双子、ね。2月5日は2と5がよりそう、俺たちの日、だろベッドの中で、他愛のない話をした。一通り楽しんだ後のまったりタイム。互いの素肌が触れ合って、暖かく心地いい。俺たちの日?そう、並んでて、支え合って。愛し合ってる日。愛し合ってる、ねぇ・・・お?足りなかった?さっきは手加減したしな。手加減しなかったらどう
注)この前にアメげん2つあります。読めなかったアナタ、ご想像にお任せしますすみません、作業がしばらくできそうにないのでアメンバーの募集は後日!時間のある今のうちに、他のお話も読んでいてくださいね。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「ダメ!壊れちゃうぅ!」と無意識に叫んでしまったと、思う。自分の意識が半分飛んでいたから、うまく伝えられていたかも怪しい。でも。しょおくんに抱き留められて、その腕に自分のゼンブを預けた。
喉の奥でくくっと笑った。年齢を重ねて姿も、声の低さも変わったのに。根本のところで変わりなく「しょおくん」なんて呼んでくれるから・・・「もう・・・なぁ。に・・・」半分眠っている潤に、いいよこのまま寝ようよと伝えたが「やだ・・・」と言ってトレーナーの裾を離してくれない。「上着を脱ぐだけだから」と断れば応じてくれたものの、「風呂入ってくる」にはやだを繰り返す寝ぼけているはずなのに?俺の首に両腕を巻きつけてぎゅうぎゅう抱きしめてくるから、己の体を支えきれずにのしかかるようにベッド
持っている鍵で部屋を開けておまえの部屋に入った。光量は落としてあるとはいえ、電気はつけたまま。いつも片付いているダイニングテーブルには、飲みっぱなしのグラスが一つとアルバムが数冊。・・・今夜は出かけずに、待っていてくれたんだ。と思うと嬉しさで口元が緩んだ。寂しさを与えているのは自分だというのに、相反する感情が湧いてくる。奥まった寝室のドアをそっと開ける。少しだけ盛り上がったベッドに、そこに居る、いてくれるんだと自己満足で心が躍った。もともと、暗い中で眠ることが
ほう。と白い息を吐いた。自分の誕生日、になって数分の夜の中。自分のお祝いなのに、自分のプレゼントは自分で手に入れないといけないみたいだ。いつも気を使いすぎるくらいにあれこれ考えてしまうおまえからは、何の連絡も来ていない。寒すぎる今夜の気温が、車のフロントガラスをも冷たく曇らせている。・・・だから、今から会いに行く。(愛に、いく)おまえのゼンブを欲しいと思う。キャリアだって(積み上げてきたもの)友人関係だって(慕う人や、慕われる人)「そいつを全部切って。俺の
こんばんはーーー。渡辺貴子です。(本名じゃありません)1月25日、はsyoくんのお誕生日。おめでとうございます。生まれてきてくださってありがとうございます。junくんと出会ってくれて、ありがとうございます。グループになってくれてありがとうございます。お誕生日をお祝いしたい気持ちを、書き手として表すならやはりお話だろう、と時間が遅くはなりましたが、UPできることに感謝と安堵でいっぱいです。それでは、お楽しみいただけたら嬉しいです。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※このお話は個人の妄想(BL)であり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。--※前話はこちらです※「……ふぅやっぱり大浴場は開放感があるし気持ちがいいなぁ!な!潤!」「う、うん……」勇んで銭湯に来たはいいけれど。。前回と同じく、、やっぱりしょおくんの方を直視できない俺……。。あの時は、、自分が何故翔くんを真っ直ぐ見れないのか全く分からなかったけど今は……何となく……「……潤?顔が真っ赤だぞ?まだ風呂に入ったばっかりなのに、、大丈夫?もうのぼせたのか?」浴槽
「大丈夫か斗真?」「だ〜いいじょうぶですって〜。ほら、ちゃんと歩いてるでしょ〜」「・・・全然大丈夫じゃないな。でも、潤も酔っ払っちゃたか二人は面倒見れないし・・・」「だいじょうぶ!ですから!せんぱいたちはタクシーでかえっっちゃってくださいよ」ちょっとだけ今夜は飲み過ぎでしまったみたいだ・・・先輩はいつまでも気にしているが、いつまでもぐだぐだしているとオレの方の諦めがつかなくなってきちゃう。「じゃあ、悪いけど帰るな。家着いたらちゃんと連絡くれよ?」「しませんよ、オレ、
ずっと、好きだったんだぜ・・・だけど君が一番綺麗に笑う場所はずっと、好きだったんだぜ・・・櫻井先輩の隣だってことに一番始めに気がついたのは、多分オレだから、いつまでも一番綺麗に笑っていて欲しいから、その場所をいつまでも守り抜いていて欲しい「せんぱ〜いい。俺が結婚して潤のガード役を離れちゃったら困りません?100パー全部で守ってやれませんよ?」「は〜〜〜〜???どの口が言ってんだ?!」「だいたいさ、オレが先輩と潤をくっつけたようなもんじゃないっすか?感謝してくださ
「斗真に口説かれたりしてない?だいたい二人で個室なんて変じゃね?そーいう柄でもなかったろ、オマエ」櫻井先輩の手厳しい意見。はい、確かに。「違うよねぇ?とーまは結婚の報告してくれるから個室を選んでくれたんだよね?」え?俺そのこと、まだ君に言ってないんですが???「今日、後輩の子が教えてくれたんだ。別の会社の子だけど、今度結婚するんだって」・・・はい、おっしゃる通りです多少の下心がないとは言えませんが、私、この度・・・「ふ〜ん」と櫻井先輩はいう
ずっと、好きだったんだぜ・・・なんでも言い合える仲だと思っていた。ずっと、好きだったんだぜ・・・お前がやめるなんて思ってなかった。転勤などで一時的に離れてしまっても、同期会とか出張のついでとかでいつでも会えると思っていたんだ。「潤」「なぁに?とーま?」酒によって舌ったらずなっている潤が、ほんのり顔を赤らめてケラケラ笑っている。言えるかな、言って良いよねそんなことを思っていたら急にガラリと個室の襖が開いた。「じゅん」「あ、翔さん!」途端に潤の笑顔
午後は次のプレゼンについての最終まとめとアドバイスを貰いながら資料を作っていった。「かなり時間を使ったかと思ったけど、いい感じの時間になったね」「ここまで資料まとめれたから、今日はいいか。あと細かなところは追加して資料を送るわ」「了解」毎度打ち合わせの後は飲みにいくのが定番だ。少し前にオープンした海鮮系の居酒屋が、個室もあって食べ物が美味しいと社内でも好評だったから、潤のお眼鏡にも叶うだろう。個室を予約していたので少し奥まった席へと案内されている間、潤は物珍しそうにあちこち
会議室に入って具体的な打ち合わせをした、午前はアイデア出しをしていたからテーマに大枠はあったけれどポンポン言うだけ言ってみる的な感じがして話が脱線しまくった。(だけど、潤の出す意見は、新たなアイデアを呼び覚ますんだよな)「あ〜、ちょっと昼を過ぎたか・・・」夢中になり過ぎてうっかり昼を食べ損ねそうだ。「ど〜うする?社食?」「う〜ん、手っ取り早くサクッと食べたいな」潤がちょっと戸惑いながら暗に「出かけたくない」と言っている。(ふ〜〜ん)オレはさ、ちゃんと見てるし、ある
************************************************斗真サイド約束の時間10分前にオレの携帯が鳴った。「とうま?もうすぐつくところなんだけど、入館申請ってちゃんとされている?」「うん、バッチリ。あ〜、だけど下まで行くわ。待ってて」オレは後輩に、予約した会議室へ準備したPCなどを持っていくよう指示をしてから1階の受付へ足を運んだ。「お、きた。」ロビーのソファーに優雅に腰掛けていた潤。サングラスをして、ストールを巻
潤くんはかっこいい。もちろん翔ちゃんもかっこいいんだけど、潤くんは「洗礼されている」とか「スタイリッシュ」とかの形容詞がつくようなかっこいい人だ。年齢は自分と同じなんだけれど、なんとなくかまいたくなるような可愛さも兼ね備えている。「おしゃれ番長はやっぱ違うね〜。秋とはいえ、半袖にストール合わせるなんてさ」正直まだ昼間は暑いのだけれど、おしゃれな人は一歩先ゆくコーディネートを着こなす。「や、ちが。あ、ううん、そうなの///」なんだか潤くんがもごもご言っているけれど、
こんばんは渡辺貴子です。(本名じゃありません)ちょっとお久しぶりに出てきました。「潤誕2023」で書いていた「ずっと好きだった」の5年後の世界です。翔潤の世界ですが、初めに出てくるのは二人と一緒に働いている「にの」の語り、その後は潤くんの元同僚の斗真の語りの予定です。相変わらずの見切り発車ですので、途中で止まったらご勘弁を💦過去の話はこちら『潤誕2023ずっと好きだった1』8月30日。私たちの大切な大切な、潤くんのお誕生日を迎えました。HAPPYBIRTHDAY