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「大丈夫か斗真?」「だ〜いいじょうぶですって〜。ほら、ちゃんと歩いてるでしょ〜」「・・・全然大丈夫じゃないな。でも、潤も酔っ払っちゃたか二人は面倒見れないし・・・」「だいじょうぶ!ですから!せんぱいたちはタクシーでかえっっちゃってくださいよ」ちょっとだけ今夜は飲み過ぎでしまったみたいだ・・・先輩はいつまでも気にしているが、いつまでもぐだぐだしているとオレの方の諦めがつかなくなってきちゃう。「じゃあ、悪いけど帰るな。家着いたらちゃんと連絡くれよ?」「しませんよ、オレ、
ずっと、好きだったんだぜ・・・なんでも言い合える仲だと思っていた。ずっと、好きだったんだぜ・・・お前がやめるなんて思ってなかった。転勤などで一時的に離れてしまっても、同期会とか出張のついでとかでいつでも会えると思っていたんだ。「潤」「なぁに?とーま?」酒によって舌ったらずなっている潤が、ほんのり顔を赤らめてケラケラ笑っている。言えるかな、言って良いよねそんなことを思っていたら急にガラリと個室の襖が開いた。「じゅん」「あ、翔さん!」途端に潤の笑顔