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2017年12月10日記事やはり、昨日の今日はこの記事かな・・・と。「弱気」な加害者の「残酷」松本清張原作、野村芳太郎監督作品。(日本)110分緒形拳様、小川真由美様、岩下志麻様、蟹江敬三様、加藤嘉様、田中邦衛様、大竹秀治様、大竹しのぶ様、穂積隆信様他ふと「畜」だけだと辞書にはどうある?と調べたら、「家で飼う動物」ってのが多く出てきます。そうだろうな。でも、「鬼畜」って、「畜」に失礼じゃないか?鬼になるのはニンゲンだけですよ?英語タイトル「
先日目黒であった悲惨な児童虐待事件がありました。子供の書く反省文みたいな気持ちが綴られたあの文章は並大抵のものではありません。事件はどこにでもありがちな新しい子は可愛がり、元の妻の連れ子を疎ましくなりネグレクト状態にして殺してしまった殺人事件です。まさしく人間でなく鬼‼️畜生道に堕ちてしまったと言わざるを得ない事件です。それから半世紀くらいに前の映画になります。子供の時にテレビで普通にオンエアされているのを観てしまったもので、救いようのない結末に、容赦ないバイオレンス描写にアングリで私的に
『必殺仕掛人』第二十一話「地獄花」テレビトーキー60分カラー放映日昭和四十八年(1973年)一月二十日放送局朝日放送系晴らせぬ恨みを晴らし許せぬ人でなしを消すいずれも人知れず仕掛けて仕損じなし人呼んで仕掛人ただしこの稼業江戸職業づくしには載っていない☆感想文では物語の核心に言及します。未見の方はご注意下さい☆縁日であろうか?沢山の人々が店を出し、博奕に興ずる者達もいた。
J'aiachetéunfilmancienenVHS."Chūshingura".LeprincipalestTakeshiKitano.----------1990年にTBSテレビドラマとして放送された「忠臣蔵」。仮名手本忠臣蔵とは毛色が違い、新しい視点で描かれた長編ドラマです。大石内蔵助役がビートたけし、そして緒形拳とのW主演。その他演者さんたちも豪華です。忠臣蔵好きとして、是非とも見ておいた方がいいドラマなのですが、いかんせん入手が……無理?現在では
松本清張の「砂の器」に初めて出会ったのは、1974年製作、同年封切の松竹映画だった。DVDか再放送だったと思う。感動したので、本も読んでみた。全文読んだはずなのに、今回読んでみたら、まったく読んだ記憶がない。化かされた気分だが、特に意識しなければ、記憶とはそういうものかもしれない。映画も今回DVDで見直してみた。出来は素晴らしい。映画1回、TV5回映像化されているが、この映画が最も素晴らしいと言っていい。何と言っても、豪華役者陣。加藤剛、加藤嘉、丹波哲郎、森田健作、緒形拳、佐分利信、
『砂の器』の制作が正式に発表されるとハンセン病関係団体の方から会見したいとの申し出があり演出家やプロデューサーが清瀬の療養所を訪ね加藤嘉さんのラッシュを見てもらいメイクアップを確認後日、代表の方たちがこのシーンの撮影現場を見学二人の熱のこもった演技に感動して帰られたそうです。キャスティングに関するエピソードとしては三木謙一を演じた緒形拳は出演依頼の話が来た際和賀の父親・本浦千代吉をやりたいと熱望したがこの役は映画化の話が持ち
引き続き、当ブログ2020年12月7日「『鬼畜』の岩下志麻さん、子役のトラウマを心配する」を以下に再録します。***ひとつ前の当ブログで、『鬼畜』(1978野村芳太郎監督)を取り上げました。松本清張さんの原作にない子どものセリフを加えた脚本(井手雅人さん)が見事であります。そして、夫(緒形拳さん)の隠し子に対する妻(岩下志麻さん)の憎悪に満ちた演技がすごいです。小さな印刷所を営んでいて、朝から晩まで働いているおかみさんの役で、岩下さんはセッ
今日は安田道代の映画ポスターです。現在は大楠道代の名前で阪本順治監督の作品などに出演している演技派女優です。昭和51年に結婚して改名しました。現在は演技派女優のポジションですが若い頃は大映所属で現在とは違ったイメージです。昭和42年「痴人の愛」は谷崎潤一郎原作小説の3度目の映画化で監督は大映で話題作を多数監督した増村保造です。昭和43年「第二の性」も増村保造監督で緒形拳が注目されだした頃の作品です。「秘録おんな蔵」は安田道代の秘録おんなシリーズで田村正和が出演しています。「秘録おんな
ひとつ前の当ブログで取り上げた『鬼畜』(1978野村芳太郎監督)については、以前に当ブログに書いたものがあるので再録します。2020年12月7日に書いた「『おちょやん』第1週と『鬼畜』」です。***2か月遅れで始まった朝ドラ『おちょやん』、先週の第1週を観ました。トータス松本さん演じる父親が後妻(宮澤エマさん)を連れてきたこともあって、千代(子役の毎田暖乃さん)が奉公に出されることになるまででした。いちばん印象に残った場面は、小さい千代が荷物
『MISHIMA:alifeinfourchapters』昨年の11月25日は三島由紀夫の没後50年だった。三島に関連する本や番組もたくさん作られた。三島に関連する映画も多い。昨年公開された『三島由紀夫vs東大全共闘50年目の真実』は、とてもエキサイティングなドキュメンタリーだった。この他にも三島由紀夫を題材にした作品では『11・25自決の日三島由紀夫と若者たち』も見応えがある。三島作品の映画化も多い。何度も映画化されている『潮騒』を始め、『金閣寺』『午後の
「鬼畜」「鬼畜」予告編1978年10月7日公開。松本清張の同名小説の映画化。興行収入:4.9億円。受賞歴:1978年度「キネマ旬報ベストテン」第6位、同主演男優賞(緒形拳)第2回日本アカデミー賞主演男優賞(緒形拳)、監督賞(野村芳太郎)第21回ブルーリボン賞主演男優賞(緒形拳)、監督賞(野村芳太郎)第33回毎日映画コンクール主演男優賞(緒形拳)第3回報知映画賞主演男優賞(緒形拳)、美術賞(森田郷平)、撮影賞(川又昂)原作:松本清張脚本:井手雅
おおっ😲日曜朝のBS大河ドラマの再放送。4月からは『黄金の日日』いやあ、楽しみ🤗このドラマの信長と秀吉が堪らなく好き👍️織田信長(高橋幸治さん)。豊臣秀吉(緒形拳さん)。あっ、主役はこの人⇩納屋助左衛門(松本幸四郎さん)。この人も忘れ難い⇩杉谷善住坊(川谷拓三さん)。あと前にも書いたけど個人的には大河もそろそろリメイクありでいいと思っていてこの『黄金の日日』なんか是非やって欲しい❗️
日本アクション時代劇史にまた傑作!1989年監督/勝新太郎初めての座頭市鑑賞です。オリジナルシリーズを知らない為、怖いもの無しで好きに語ります!日本が誇るアクション映画はやはり時代劇であり、このジャンルは日本の宝だなと改めて実感。"時代劇ってこんな事も出来るんだ!日本でしか作れないアクション時代劇をもっとたくさん作って欲しい!"。そう思わずにいられないほどの面白さでした!時代劇、そして日本アクション映画の可能性を押し拡げるアクションエンタメ作品です。勝新太郎の超高速居合斬りを始め
たまたまTverで見つけたドラマ。昔からテレビ好きで大抵のドラマは観た記憶があるのだけれど、これは記憶になかった。2003年というと子育てに忙しかった時期。テレビ観る暇がなかったのかも。年齢的には今の私にぴったりのドラマ。ドラマの舞台は超高級老人ホーム「ヴィラ・エ・アロール」。エ・アロールとはフランス語で「それがどうしたの」という意味らしい。仕事や世間から解放されたリッチな高齢者たちが、楽しく気ままに“エ・アロール精神”で暮らしている。老人たちの奔放な恋愛とそれに振り回される院長
「武士の一分」武士の一分予告編2006年10月20日公開。山田洋次監督の「時代劇三部作」の完結作。ベルリン映画祭招待作品。興行収入:41.1億円。原作:藤沢周平「盲目剣谺返し」(もうもくけんこだまがえし)脚本:山田洋次、平松恵美子、山本一郎監督:山田洋次出演者:木村拓哉、檀れい、笹野高史、岡本信人、左時枝、綾田俊樹、桃井かおり、緒形拳、赤塚真人、近藤公園、歌澤寅右衛門、大地康雄、小林稔侍、坂東三津五郎あらすじ:東北の小藩、海坂藩に仕える三十石
「薄化粧」薄化粧予告編1985年10月26日公開。実際の事件に基づいた西村望の同名小説の映画化。薄化粧プレビュー脚本:古田求監督:五社英雄出演者:緒形拳、浅利香津代、浅野温子、宮下順子、松本伊代、川谷拓三、大村崑、藤真利子、小林稔侍、菅井きん、萩原流行、笑福亭松鶴あらすじ:昭和23年、ある山奥の鉱業所。坂根藤吉(緒形拳)は坑夫として鉱山で働き、妻ふくみ(浅利香津代)、息子喬と3人で暮らしていた。そんなある日、鉱山で発生した落盤事故の
「鬼畜」鬼畜予告編1978年10月7日公開。松本清張の同名小説の映画化。興行収入:4.9億円。受賞歴:1978年度「キネマ旬報ベストテン」第6位、同主演男優賞(緒形拳)第2回日本アカデミー賞主演男優賞(緒形拳)、監督賞(野村芳太郎)第21回ブルーリボン賞主演男優賞(緒形拳)、監督賞(野村芳太郎)第33回毎日映画コンクール主演男優賞(緒形拳)第3回報知映画賞主演男優賞(緒形拳)、美術賞(森田郷平)、撮影賞(川又昂)原作:松本清張脚本:井手雅人監督
この映画は、20代のはじめに東京下町の名画座で観ております。併映が「砂の器」で松本清張週間といったイベントだったと記憶しています。その後、この映画は観ておりません!実は、決して好きな部類の映画ではありません。ただ、今観るべき映画の一本だと思います◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆「鬼畜」1978年/日本(110分)◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆松本清張氏の原作を野村芳太郎が監督したサスペンス・タッチの人間ドラマの傑作!◆原作松本清張◆監督野村
【30点】1997年。監督:佐藤純彌(脚本は早坂暁大先生)ついに、ついに観ました!珍作、駄作、迷作…噂が噂を呼び、満を持しての鑑賞です。さすが、何でもありの「東映」です。で、評価は?感想は?お笑いではなく、本気で作っているので、NG!いくらなんでも、これは、ダメですよ。m(__)m公開日は1997年12月20日、なんと、お正月映画だったんですね。制作費20億円に対して、配給収入4.5億円とは…とんでもない失敗作なのです。「Whoareyou?」というサブタイトルでもある
こんちゃですぅ〜㋜㋜㋜鬼畜2022年2月25日(金)23:59までGYAO!で無料配信中鬼畜(1978)(GYAO!より)キャスト岩下志麻/緒形拳/岩瀬浩規/吉沢美幸/石井旬/鈴木瑞穂/蟹江敬三/加藤嘉/浜村純/大滝秀治/田中邦衛/大竹しのぶ/小川真由美スタッフ監督:野村芳太郎再生時間01:50:22配信期間2022年2月12日(土)00:00〜2022年2月25日(金)23:59◢◤◢◤◢鬼畜◤◢◤◢◤1978
ひとつ前の当ブログで、『鬼畜』(1978野村芳太郎監督)を取り上げました。松本清張さんの原作にない子どものセリフを加えた脚本(井手雅人さん)が見事であります。そして、夫(緒形拳さん)の隠し子に対する妻(岩下志麻さん)の憎悪に満ちた演技がすごいです。小さな印刷所を営んでいて、朝から晩まで働いているおかみさんの役で、岩下さんはセットに入っただけでイライラしていたといいますから、完全に役のモードに入っていたわけです。そこへ持ってきて、夫の愛人(小川真由美さん)が突然現れ、子どもを3人も置いていく
(Amazonより)年の瀬にイヤ~な邦画を再見。これで観るの何度目かな?「復讐するは我にあり」これはノンフィクション作家の佐木隆三が実際の事件「西口彰事件」を題材にしたもので、彼はどうしても覗くことのできない犯罪者の心理を実際に被害にあった側から克明に描くことで表現しました。題名の言葉は新約聖書に出てくる文章の一節ですが、意味は普通に考えて「復讐するのは私だ」ではなく「復讐するは我にあり、我これに報いん」という言葉が続くように、「復讐するのはあなたではな
原題:鬼畜(1978)英題:TheDemon日本版Blu-ray日本映画110分(日本劇場公開:1978.10.7)ジャンル:ドラマ、サスペンス監督:野村芳太郎脚本:井手雅人原作:松本清張「鬼畜」1957年製作:野村芳太郎、野村芳樹脚本:井手雅人音楽:芥川也寸志撮影:川俣昴美術:森田郷平[出演]緒形拳(竹下宗吉、印刷工)岩下志麻(お梅、宗吉の妻、印刷所の経営者)小川真由美(お菊、宗吉の妾)岩瀬浩規(利一菊代の長男、6歳)吉沢美幸(良子、菊代の長女
「わるいやつら」「わるいやつら」プレビュー1980年6月28日公開。松本清張の長編小説を名匠・野村芳太郎が演出した大ヒット映画。配給収入:5億3500万円。原作:松本清張「わるいやつら」脚本-井手雅人監督-野村芳太郎キャスト:槙村隆子-松坂慶子戸谷信一-片岡孝夫藤島チセ-梶芽衣子田中慶子-神崎愛横武たつ子-藤真利子寺島トヨ-宮下順子横武常次郎-米倉斉加年藤島春次-山谷初男銀行支店長-滝田裕介
さすがに小池知事にあそこまで言われちゃ今週末は映画には行けないな・・・と思ってたら、逡巡は無用、映画館自体お休みでした。こうなったら引きこもり放題!!本を読んだり、ネトフリやアマプラで、映画を観たり、レビュー書いたり。めいっぱい楽しもうじゃないですか。ただ、幸運にも今のところ仕事はあり、しかも私の仕事は在宅ではできないので、どうしても外には出なきゃなりません。4月5月は繁忙期で、どうしてもコロナに感染するわけにはいかないんですが、感染者が日々増え続けている中で「必要不可欠な外出」で感染
「鬼畜」鬼畜予告編1978年10月7日公開。松本清張の同名小説の映画化。興行収入:4.9億円。受賞歴:1978年度「キネマ旬報ベストテン」第6位、同主演男優賞(緒形拳)第2回日本アカデミー賞主演男優賞(緒形拳)、監督賞(野村芳太郎)第21回ブルーリボン賞主演男優賞(緒形拳)、監督賞(野村芳太郎)第33回毎日映画コンクール主演男優賞(緒形拳)第3回報知映画賞主演男優賞(緒形拳)、美術賞(森田郷平)、撮影賞(川又昂)脚本:井手雅人監督:野村芳太郎出
「北斎漫画」1981年9月12日公開。葛飾北斎とその娘を中心にした浮世絵師のドラマ。配給収入:4.2億円。原作:矢代静一(『北斎漫画』より)監督・脚本:新藤兼人キャスト:鉄蔵(葛飾北斎):緒形拳左七(曲亭馬琴):西田敏行お栄(葛飾応為(鉄蔵の娘)):田中裕子お直:樋口可南子お百(左七の女房):乙羽信子十返舎一九:宍戸錠式亭三馬:大村崑歌麿:愛川欽也狩野融川:観世栄夫中島伊勢:フランキー堺彫師:殿山泰司お品ばばあ:今井和子刷師:森塚敏
「火宅の人」「火宅の人」1986年4月12日公開。檀ふみの父・檀一雄の遺作「火宅の人」の映画化。受賞歴:第60回キネマ旬報ベスト・テン助演女優賞(いしだあゆみ)第60回キネマ旬報ベスト・テン第5位、読者選出日本映画ベスト・テン第1位第41回毎日映画コンクール女優主演賞(いしだあゆみ)第29回ブルーリボン賞主演女優賞(いしだあゆみ)第11回報知映画賞主演女優賞(いしだあゆみ)、助演女優賞(原田美枝子)第10回日本アカデミー賞最優秀作品賞、最優秀監督賞(深作欣二)
ドラマ「鬼畜」VS映画「鬼畜」1月2日の夜に、テレビ朝日ドラマスペシャル松本清張「鬼畜」をやっていましたので観てみました。この作品を観たら無性に映画の「鬼畜」が気になってしまったので、もう一度1978年の映画「鬼畜」(監督、野村芳太郎、主演、緒形拳)のDVDを借りて来て観ました。古い新しい関係なく、映画の「鬼畜」は圧倒的な存在感で、登場人物がそこに居ました。やはり脚本と監督の存在は大きいと思います。ストーリーは同じでも脚本の組み立て方、演技の求め方で随分と印象が変わります。